Motorcycle
Voxan復活の狼煙。かなり奇抜なデザインのコンセプトモデル?を発表。
フランスのモーターサイクルメーカーVoxanは、資金繰りの悪化から操業を停止していたようなんですけど、資金繰りのめどがついたのか、新しく開発した2つのモデルを発表しているようです。まだ、Voxanからは写真のみで詳細が発表されておらず、その奇抜過ぎるデザインから、ショーのみのコンセプトモデルである可能性が高いと思われます。ただ、発表されたモデルの各部のパーツを見ると、ハリボテではなく普通のパーツが使われている事と、既存モデルのデザインが、コンセプトモデル並に奇抜なデザインを採用している実績から考えて、量産できるとなれば、このまま量産したいなというメーカー側の強い希望が感じますヨ。
MV AGUSTAのミドルクラスモデルは、4気筒なのか3気筒なのか?
前のエントリーで、MV AGUSTAの「F4」シリーズがついにモデルチェンジするんじゃないかという話を紹介しましたが、この他にも開発中のモデルが存在するそうで、「Raptors & Rockets」の「News」によると、 675ccの3気筒エンジンを搭載したモデルを開発中なんだそうです。この記事では4気筒の600ccモデルの存在については書かれていないのですが、既に「RIDERS CLUB」誌の11月号で、この3気筒モデルの噂が報じられていて、こちらの記事によると、ミドルクラスはこの3気筒モデルだけという事です。排気量は650ccということで情報に誤差があるのですが、個人的には、ミドルクラスは3気筒モデルだけという可能性の方が高いと思っています。
HONDAは、前のモーターショーで展示したコンセプトモデルの「DN-01」を発売するそうです。
HONDAが、4日付で出した「二輪車用新型オートマチックトランスミッション「HFT」を開発」というプレスリリースの中で、初の「HFT」搭載車として、2005年に開催された「第39回東京モーターショー」で、展示したコンセプトモデルの「DN-01」を発売するという発表をしましたヨ。プレスリリースでは市販予定車という事になっていますが、予定と書いているだけで間違いなく市販されるでしょう。同時に写真も公開されています。2006年4月頃に「DN-01」市販化の噂が出ていましたが、本当だったようです。
発売20周年記念フルモデルチェンジ、HONDAのデュアルパーパスモデル「XL700V Transalp」発表。
日本語でアルプス越えを意味するTRANS-ALPSに由来する車名を持ち、過去には、パリ・ダカールラリーで優勝した「NXR」の血統をも受け継ぐ、HONDAのミドルクラスでのデュアルパーパスモデルである「XL600V Transalp」の発売(1987年)からちょうど20周年にあたる07年に、08年モデルとして、排気量を拡大しフルモデルチェンジした「XL700V Transalp」を発表しましたヨ。
2009年からBMWは、新開発の4気筒モデルでWSBに参戦か?
07年シーズンBMWは50年ぶりにでレース界に復帰し、世界耐久選手権に出場。その出場車として「HP2 Sports」を開発、先日市販化の発表をしたばかりなんですが、早くもBMWは次なる目標に動き始めたみたいです。「visordown.com」の記事によると、BMWは、09年シーズンからWSBに参戦すると正式に表明したそうです。世界耐久選手権では、「HP2 Sports」での参戦でしたので、コレを熟成しての挑戦と思いがちですが、ここからが「visordown.com」のスクープ。なんと、4気筒のWSB用ホモロゲーションモデルを12ヶ月以内にリリースするそうです。そのホモロゲーションモデルは、他のBMWのモデルとは違い、シャフトドライブではなく、チェーンかベルトドライブの可能性があるそうです。BMWの生産規模からするとホモロゲーションに必要な台数は多そうですから、「HP4」シリーズ?としてカタログモデルになる可能性が強いと思いますヨ。ちょっと想像するだけで技術的にスゴく奇抜なモーターサイクルが発売されそう…。
KTM初のオンロードモデルだった「DUKE」が、「690 Duke」として復活。
自分の記憶が正しければ、オーストリーのモーターサイクルメーカーKTM初のオンロードモデルである「DUKE」は、2代目の「DUKE II」に進化後、長い間KTM唯一のオンロードモデルとして売られていたのですが、兄貴分の「990 Super Duke」の登場後にカタログ落ちしていたのですヨ。このままKTMはオンロードモデルに関しては大排気量のみにシフトしていくのかと思っていたら、この度、新しいエンジンを得て「690 Duke」として復活しましたヨ。しかも、前のエントリーでKTMの「Duke III」として噂になっていた性能を若干上回っての登場ですから、KTM手を抜いていません。
過激指向に変わった?BMWのスーパースポーツモデル「HP2 Sport」が市販化。
前のエントリーで紹介したBMWの耐久レーサー「HP2 Sport」なんですが、ついに市販バージョンが登場すると発表がありました。世界耐久選手権に出場しているモデルと、ほぼ同じ構成で発売みたいで、ナカナカBMWのスーパースポーツモデルを待ち望んでいた人には、魅力的なストーリーをひっさげての登場となりますね。HP2という高級レンジのモデルを買う顧客の事を分かっているなと思うのは、やはりエンジンの形式が、フラットツインっていう所ですね。
ファニーフェイス気味だけど過激さ増量、HONDAの08型「CBR1000RR」が発表です。
先日、写真だけが先行公開されていたHONDAの新しい08型「CBR1000RR」の詳細が、9月28日からフランスの首都パリで開催されている「パリ・ショー」で、正式に発表されました。既に先行公開された写真からも分かるように、今回の目玉はナンといっても(といってはナンなんですけど)、HONDAのGPレーサー「RC212V」のデザインとは決別したように見えるデザインですヨね。GPレーサーと同じデザインがウリでもあった訳で、そのウリをあえて薄めてみるという方向性みたいです。まんま、GPレーサーと同じデザインを引っ張るっていうのも確かに面白くないですからね。
Ducatiのミドルクラススーパースポーツは、排気量を拡大して登場予定。
Ducatiのスーパースポーツの話題といえば、ここんところ「1098」ばっかりで、ミドルクラスの方は梨のつぶてだったのですが、「Raptors & Rockets」の「NEWS」によると、「1098」のシャーシを使った「749」の後継モデルの情報が入ってきたみたいですヨ。排気量は848cc(もしかしたら車名だけの可能性有り)で、エンジンのピークパワーは137hpで最大トルクは95Nm。車重は「1098」より3kg程軽いとのこと。また、カラーリングは赤と白で、今まで使われた黄色はラインナップされないそうです。価格は、1,480,000円ほどではないかと予想していますがどうなんでしょうか。詳細はミラノショーで公開されるそうです。なんか、07年の12月までには店頭に並んでいるそうですヨ。
「S-DMS」採用でさらに乗りやすくなったSUZUKIの「GSX-R600 K8」「GSX-R750 K8」登場。
前のエントリーで書いた、写真を雑誌にスッパ抜かれたSUZUKIの08型「GSX-R600 K8」ですが、9月28日からフランスの首都パリで開催される「パリ・ショー」を前に正式に発表されました。危惧していた兄弟車の08型「GSX-R750 K8」も発表され、日本メーカー唯一の750ccスーパースポーツモデルをラインナップしているというのを、SUZUKIは堅持しましたヨ。過激なハンドリングで売っている600ccクラスと、大パワーを持て余し気味の1000ccクラスの中間と言うことで、少ないながらも需要があるって事なんでしょう。なにわともあれ良かった良かった。また、1985年の発売の初代から20年以上に渡って販売を続けてきた訳ですから、今辞めてもらっちゃ困る訳ですヨ。