Motorcycle
カーボンづくしの市販レーサー「HP4 RACE」のプロトタイプが目撃されました。
昨年のミラノで開催されたEICMAショーで発表された、全体カーボンづくしのBMW Motorradの「HP4 RACE」のプロトタイプが、走行テストを行っているのを目撃されました。現在はプロトタイプの段階ですが、今後数カ月間の開発でプロダクションモデルとして開発段階に移ろうとしています。
以前にBMW Motorradは、2017年の後半には発売を発表したい意向を示していたので、2018年型として発売されるであろう「HP4 RACE」のプロトタイプを目撃するタイミングであるようです。近い将来ユーザーの眼前にお披露目となりそうです。
目撃された「HP4 RACE」のプロトタイプから分かるのは、ゴージャスと形容しても差し支えないオールカーボンのボディーワークのデザインは微調整が行われ進化している模様です。「HP4 RACE」のコンセプトモデルから、カーボンフレームやカーボンホイールも引き継がれています。カーボンスイングアームは、耐久性に問題が合ったのか、銀色が物語るようにアルミ製のスイングアームとなっているようです。
また、走行テストの段階でベッドライト、テールランプ、ウインカー、バックミラー等の保安部品が確認できないので、コンセプトモデルどおり市販レーサーとして開発が進んでいるようです。
全体カーボンづくしという部品の構成から考えても「HP4 RACE」が大変高価なモデルであり、生産数も限定されるので、ある程度の購買能力がある顧客層がいる中共市場で発表される可能性が高いそうです。BMW Motorradは、「HP4 RACE」を、裕福な少数の志那人コレクターが購入してくれること期待しているようです。
という事は、かなりお高い値付けの可能性が高いですね。「S1000RR」の豪華版かつ市販レーサーという位置付けなのを加味して、世界限定500台で約900万円の値付けだったDucatiの「1299 Superleggera」から、2190万円という超高価な値付けで話題になったHONDAの「RC-213V-S」の間ぐらいの1,000万円から1,500万円ってところの値付けを予想してみます。根拠はないです。
引用元1:MoreBikes 「Caught out! 17 pictures of BMW's HP4 RACE carbon superbike out in final pre-sale tests in Spain」
引用元2:Asphalt & Rubber 「Is The 2018 BMW HP4 Race About to Debut in China?」