Motorcycle
Harley-Davidsonからストリートユースの新型モデル「Street Rod」が登場しました。
Harley-Davidsonから、ストリートユースの新型モデル「Street Rod」が登場します。2005年に発売された同名の液冷モデルの後継としてではなく、「Street 750」のプラットフォームを使用した派生モデルとして位置付けられています。
街乗り重視の設計がされたプラットフォームですので、基本は街乗り主体ですが、クルーザーとしての爽快感も得られるような設定となっているそうです。
エンジンは「Street 750」と同様の排気量750ccのHigh Output Revolution X 60度Vツインが搭載されています。より大型のエアボックスとし、新型の42mm径のスロットルボディに新型の4バルブシリンダーヘッド、圧縮比を11.0:1から12.0:1にアップするハイリフトカムを搭載した事で、ピークパワーを20%向上した56hpを8750回転で発生、最大トルクを10%向上し4000回転で発生と性能アップが行われています。排気側のサイレンサーも大型のものが装着されています。
「Street 750」のシャシーを使用しているので街乗り重視の設計ですが、クルーザーとしての爽快感も持ち合わせているそうです。エンジンの性能向上に加えてシャーシのジオメトリーも変更になっていて、前後共に17インチホイールとなっています。フロントサスペンションに43mm径の倒立フォーク、リアサスペンションは、外側にリザーバータンクが付くショックが左右に2本装着されています。トレベル量は31%増加し117mmとなり、長くなったショックに対応するようにスイングアームも延長されています。ホイールはアルミニウムキャストで、フロントが120、リアが160というサイズになっています。タイヤはMichelinのScorcher 21がOEM装着されています。これに組み合わされるブレーキは、300mm径の鍛造ブレーキディスクにABS搭載の2ピストンキャリパーという構成。
アグレッシブなライディングに対応する為に新しくデザインされたテールセクションに、最適な形状となったシートを装着、これに伴いシート高が、「Street 750」の709mmから、765mmと高くなりました。アルミニウム製のフットペグ等やドラッグスタイルのハンドルバーを装備しスポーツイメージを高めています。
外観の色は、エンジン等はブラックアウトされ落ち着いた雰囲気となっていて、カウルやタンク、フェンダー等にカラーリングメニューが用意されて、ヴィヴィッドブラック、チャコールデニム、オリーブゴールドの3色から選べます。
新しい「Street Rod」は既に日本での価格が発表されており、ビビットブラックが1,070,000円(税込)で、モノトーンカラーは1,098,000円(税込)となっています。クラシカルなデザインの多いHarley-Davidsonのモデルの中でモダンでスポーティーなデザインの「Street Rod」は、他メーカーのユーザーにHarley-Davidsonに乗ってみようかという気にさせるような魅力がありますね。同メーカーの中では比較的に購入しやすい価格帯ですので、日本でも受けるでしょうか。
引用元1:MCN「New £6745 Harley-Davidson Street Rod」
引用元2:VISORDOWN「HARLEY-DAVIDSON ANNOUNCES NEW STREET ROD」