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SUZUKIはアメリカで出願した2輪駆動スクーターの特許を発表しました。

SUZUKI Burgman 2輪駆動特許
SUZUKI Burgman 2輪駆動特許

SUZUKIが、昨年10月にアメリカの特許庁に出願をした特許情報が発表公開されました。「Burgman 200」をベースにした二輪駆動のスクーターに関するもので、前輪のハブに搭載した電動モーターで前輪を駆動させるというものです。

SUZUKI Burgman 2輪駆動特許
SUZUKI Burgman 2輪駆動特許

通常の「Burgman 200」との大きな違いはフロント周りで、前輪の左側にハブモータが取り付けられたスイングアームが設けられ、右側はリンク式のショックとブレーキが取り付けられています。モーターからの駆動力は、遊星ギアで接続されたシャフトを介して前輪に伝えられます。

SUZUKI Burgman 2輪駆動特許g
SUZUKI Burgman 2輪駆動特許

スイングアームはピボットポイントからフォークに取り付けられています。ショックアブソーバーは、右フォークレッグの上部から、スイングアームのホイールアクスルのすぐ上のポイントに接続されています。さらに右側には、ブレーキディスクとキャリパーが設置されていまます。左側にモーターが取り付けられているので、適切な重量配分を実現する為の配置となっているようです。また、右側のブレーキとショック、左側のモーターに簡単にアクセスできます。

少しスリムなハブモーターを使用しホイールの内側に設置した別案もあり、こちらはブレーキキャリパーを、スイングアームではなくサスペンションリンケージに取り付けられています。

SUZUKI Burgman 2輪駆動特許
SUZUKI Burgman 2輪駆動特許

SUZUKI Burgman 2輪駆動特許
SUZUKI Burgman 2輪駆動特許

前輪モーターの性能については気になるところですが、性能に関するような特定の情報は特許情報には記載されておらず、内容は、フロント周りの構造に関する事だけで、ベースとなっている「Burgman 200」の主動力が、モーターなのかエンジンなのかという詳細はほとんど無いです。

SUZUKIがこの特許技術を実際に製品化するかは未知数で、研究室での試作で終わってしまう可能性もあります。SUZUKIは「Burgman」を新しい技術の実験場として使う事は初めてではなく、水素燃料電池を搭載した試験車両が開発段階にあります。こちらは先月から公道テストが始まっています。前輪に搭載されるのがモーターという事もあり、水素燃料電池を搭載した電動スクーターが2輪駆動だとしたら、新しく革新的なモデルになるのではと勝手に想像して楽しくなりますね。

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このページは、naganagaが2017年4月19日 23:47に書いたブログ記事です。

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