Motorcycle
世界初の水素を動力源としたモーターサイクルを、イギリスの企業が開発。
エコの分野では、そのサイズの小ささからモーターサイクルは、自動車に比べてシステムを入れ込むのが難しく、航続距離も伸ばせないというわけで、立ち後れている印象がありますね。それでも雑誌でYAMAHAの「XJR1300」ベースの電動モーターサイクルなんかも開発されていて、脱内燃機関の研究は進んでいるようです。まぁ、スペース的に電気しか無いのかなと思ってたら、「Bikes in the Fast Lane - Daily Motorcycle News」の記事で、イギリスのIntelligent-Energyという会社が、世界初の水素動力を搭載したモーターサイクル、「ENV(Emissions Neutral Vehicle)」を開発したと報じていましたヨ。なんか、イギリスのテレビ局BBCの番組の中で試乗まで行ったらしいです。
硬派なオフロード志向のデュアルパーパスモデル「KLR650」がモデルチェンジ。
主に北米市場で販売されているKawasakiのデュアルパーパスモデル「KLR650」が、モデルチェンジされるようです。この「KLR650」今までのデザインはエンデューロモデルを踏襲したデザインで、どちらかというとオフロード志向のモデルなのですが、新しい「KLR650」もデザインは他社のモデルの様にオンロードっぽくなったものの、オフロード志向の強いモデルとして位置付けられるようです。同クラスにオンロード志向のデュアルパーパスモデル「Versys」をラインナップしているので、「KLR650」との棲み分けも考えられていると思われます。
XL系の新バージョン「XL1200N Nightster」、新しいエンジンで新登場。
アメリカのモーターサイクルメーカーとして最も有名なHarley-Davidsonって、モデルライフが長く、細かいマイナーチェンジを繰り返して進化するので、ナカナカ新しい設計モデルってうのは目立たない存在なんですよね。数年前にVRSC系が発売になった時ぐらいしか、おお新型が出たと思った記憶がないです。なので、この「XL1200N Nightster」もXL系のモデルなんで、基本的には追加モデルという位置付けです。XL系としては8番目のモデルになります。なんか、このモデルからエンジンが新しくなるんだそうで、ある意味ビッグマイナーチェンジかなということで、エントリーを書いてます。
着る服に困ってしまう? ラグジュアリーという言葉が似合うVictoryの「Vision」発表。
前回のエントリーで、アメリカのモーターサイクルメーカーVictoryが、開発中の新しいモデルのデザインについて意見を聞いていると書きました。提案されていたデザインスケッチは、どれも自動車のデザインを思わせ今までのアメリカンツアラーのイメージを覆すモノばかりでした。実際に造形されたらかなり斬新なデザインになりそうな予感がして続報を楽しみにしていたのですヨ。それから5ヶ月、ついにデザインが決定され、その斬新なデザインを纏ったVictoryの新モデルが発表になりました。「Vision」と名付けられたモデルは、予想を上回る斬新なデザインに仕上がっていましたヨ。
MotoGuzziの次期モデル「Stelvio」は、スポーツツアラーじゃなくてデュアルパーパス。
前回のエントリーで、ツアラーじゃないかと書いた、Moto Guzziの噂の新モデル「Stelvio」ですが、「Raptors & Rockets」の「News」によると、デュアルパーパスモデルのようです。ただ、ツアラーモデルを得意とする同社ですから、どちらかというとオフロード寄りではなく、オンロード寄りのモデルになるとの事。エンジンは、850ccの2バルブと、1200ccの4バルブの両方がラインナップするようです。なので、従来のモデルから車体構成に柔軟性を持たせる為、新しくフレームを設計しているそうです。また、「Stelvio」以降、他のモデルにも順次このフレームに変更していく計画なんだそうです。縦置きVツインのデュアルパーパスモデルですか、想像するだけでかなり個性的なデザインじゃないかと想像できますね。欲しい欲しくないば別にして早く実車を見てみたいですね。
Betaが誇るトライアルモデルに、4ストロークエンジン搭載の「REV 4T」登場です。
イタリアのメーカーBetaといえば、トライアル競技で有名なメーカーで、世界選手権では、Montesa Hondaと並ぶ名門です。同社が販売しているトライアルモデルは、小型でハイパワーな2ストロークエンジンを搭載して販売されていたのですが、この度、2ストロークエンジン搭載モデルの「REV 3」に加えて、4ストロークエンジンを搭載したトライアルモデル「REV 4T」を発表してました。主に競技用として使われる事が多いモデルではあるのですが、環境対策を求める声を反映してのラインナップのようです。実は、このモデル、Betaは昨年の12月には発表していたのですが、エントリーする機会を逃してしまい今頃になってしまいした。
Poliniがポケバイベースの公道用ミニバイク「XP 4 STREET」を発表してました。
イタリアのポケバイメーカーPoliniが、公道用モデルを発売したという話題。実は昨年の11月に発表済みの様で、既に「Motor Box」の記事が掲載されていたにもかかわらずスルーしてました。男女が乗っている写真が掲載されていたので、てっきり試乗記かと勘違いしたのが原因です。Polini発表したのは「XP 4 STREET」というモデルで、同社のレース用ホケバイ「XP 4T Motard」をベースに、サスペンション長を長くして車高を稼いで大人が乗れるようにしたモタード仕様のミニバイクとなっています。
アンバランスなデザインが魅力の「X-Road 125」が、エンジンを新しくして再登場。
「MCM」の記事によると、ドイツのモーターサイクルメーカーSachs-Bikesのミニモタードモデル「X-Road 125」が、エンジンの変更を受けたみたいです。欧州の排ガス規制に対応するのが目的で、従来の5速シフトの空油冷4ストローク単気筒エンジンから、イタリアのフランコ・モリーニが設計した6速シフトの空油冷4ストローク単気筒エンジンになりました。若干のスペックダウンとなり、15hpから13hpとなったピークパワーを9000回転で発生させます。重量が変わっていないので加速が鈍くなったかもしれません。改良って言って良いんですよね。良いんですよね。
「F4S ev03」お漏らし事件再発で、乗れない期間延長中です。
MV AGUSTAの「F4」系って、イタリア車にしてはマイナートラブルが発生しない希有なモデルなんですが、オーナーの間では、持病と呼ばれるトラブルがあります。それは、ウォーターポンプからの水漏れです。前の「F4S」に乗っている時は、ラッキーにも発生しなかったのですが、今の「F4S ev03」では発生しておりまして、一度ウォーターポンプを取り替えたにもかかわらず、今だお漏らしは続いている状況なんですヨ。10月ぐらいからの週末雨天のお陰で全く乗れて無かった上に、このトラブルで11月から入院と言うことになり、乗れないまま年を越しそうです。それを忘れて5日と6日に有給休暇を取ってしまい、暇な正月にしてしまった事を気が付いてしまいましたヨ。まぁ、ちょっときついけど「KSR110」で走り回ろうと思っている今日この頃ですヨ。
Apriliaの次期スーパーバイクモデルは、かなり高額な市販車かもしれませんヨ。
先のEICMAショーで公開され注目を集めた、ApriliaのV4エンジンなんですが、「Raptors & Rockets」の「News」では早速と言わんばかりにこのエンジンが最終的に目指しているスペックがスクープされていましたね。年明け早々には、実走テストが開始されるのではと噂されていましたが、スケジュールが前倒しになったのか、既にこのエンジンが、「RSV 1000 R」シャーシベースの「Prototype0」というシャーシに搭載されて、走行テストを始めているようです。なんか、かなりのペースで開発が進んでいるようですね。イタリアメーカーも真面目になった!?んですかね。このまま順調に進めば、07年のショーで公開される事になるようです。