Motorcycle
かなり高額な価格の割に、デザインが微妙なbimotaの「Tesi 3D Concept」。
bimotaの「Tesi 1D」。この名前は、革新的なフロントスイングアームとセンターハブステアの機構を、市販車としては初めて採用したモデルとして有名です。発表された当時の衝撃は今でも思い出される程ですヨ。しかし、当時でもかなり高いコストのモデルだった為、「Tesi 1D」生産終了後は、ナカナカ後継モデルが開発されず、同社が倒産した時には、「Tesi 1D」の記述は消えゆくのかと思われてたのですが、元メカニックのアスカニオ・ロドリゴ氏が創設したVyrusに引き継がれ、「984 C3-2V」として進化を続けていました。その後、bimotaは復活し、「984 C3-2V」が「Tesi 2D」として発売され、新たに開発された3代目の登場が待たれていました。そして満を持して「Tesi 3D」が、コンセプトモデルとして。この度お披露目されましたヨ。
MV AGUSTAのコストを度外視した究極スペシャルバージョン「F4CC」を買う人いるのでしょうか?
ここ数年MV AGUSTAは、毎年のように既存モデルのスペシャルバージョンを発売していて、今年は既に「Brutale 910R Italia」を発売しています。恐らく、先日発売された「F4 1000 R」のベースのスペシャルバージョンも出てくるだろうと思っていたら、やはり登場しましたね。その名も、社長のクラウディオ・カスティリョーニ氏の名前を冠した「F4CC」だそうです。過去に発売された11種類のスペシャルバージョン「F4 ORO」「F4 SENNA」「Brutale ORO」「F4 SPR」「Brutale AMERICA」「F4 AGO」「Brutale Gladio」「F4 MAMBA」「F4 CORSE」「F4 TAMBURINI」「Brutale 910R Italia」に続く12種類目のモデルと言うことになります。なんか出し過ぎと思うのは自分だけでしょうか?
スーパーモタードモデルよりも、オンロード性能のアップしたHusqvarnaの意欲作「STR」。
欧州で人気のスーパーモタードは、メーカーにエンデューロモデルベースではない、スーパーモタード専用のモデルを開発させるほど、盛り上がってを見せていて、そこで活躍するレーサーのレプリカモデルが多数発売されています。ただ、レースで使うことが前提の仕様になっているので、必ずしも公道での使い勝手が良いというモノではないようです。そこで、イタリアのHusqvarnaは、スーパーモタードの性能と、公道での使い勝手も向上させたプレミアムモデル「STR」を公開しました。KTMの「Duke」に対抗するモデルとして注目ですヨ。ただし、今の所はコンセプトモデルみたいですけど。
強烈の存在感のデザインはそのままに、よりスポーツ性能を高めた「Griso 8V」が登場。
Moto Guzzi独特の縦置き空冷4サイクル90度V型2気筒エンジンを生かした、その強烈な存在感のあるデザインが、発売から2年経った現在でも新鮮味を失わない「Griso」が、更なる魅力を獲得すべく、「Griso 8V」として生まれ変わりました。ただ、好評のデザインは、大幅な変更は受けておらず、見ただけで変わったと判断できるのは、サイレンサーぐらいです。かなり完成度の高いテザインなので、下手にいじって台無しになるよりは、余り変えない戦略の方が売れるという判断からなのでしょう。
Apriliaから、ツインらしいスポーツネイキッド「Shiver 750」が登場。
前のエントリーで、Apriliaがスーパーモタードモデル「SXV」のシャーシを使ったオンロードモデルを開発中と書いたモデルが、「Shiver 750」と名付けられ正式に発表されました。いざ、フタを開けてみると、「SXV」のシャーシとよく似ているのですが、トラス構造のパイプフレームというのだけ同じで、後は全く「Shiver 750」専用の設計でしたね。Apriliaは、同時にCVTオートマを採用した革新的なモデル「Mana 850」を発表したのですが、成功させる自信が持てなかったのかどうかは分かりませんが、オーソドックスな操作系で性能重視で攻める「Shiver 750」は、売れなかった時の保険という意味合いが強いように感じてしまいしたヨ。しかし、パーツの流用なしで2モデルを同時発表するとは、Apriliaも思い切ったことをしましたね。
大排気量で、CVTオートマを採用した「Mana 850」は、市場で成功者になれるか!?
ここ数年、Apriliaのネイキッドモデルは、スーパーバイク系の「RSV 1000 R」をベースにした「TUONO 1000 R」のみという状態が続いていて、Apriliaは、少し大人しい目のネイキッドモデルが欲しい顧客を逃していました。財務状況の悪化とか、生産できない諸々の事情があった訳なんですが、ついにApriliaは、そんな状態に終止符を打つべく、送り出してきたのが「Mana 850」です。地味系のモデルに、結構派手なデザインを施すところがイタリアのメーカーらしさが出てますヨ。さらにエンジンも新規開発で力入ってます。
「DB5」の高性能バージョン「DB5R」と「DB5S」が登場しました。価格的にとっても微妙だけど...。
2年前、bimotaの復活第1弾モデルとして市場に送り出された、同じイタリアのメーカーDucatiのエンジンを搭載した「DB5」は、2年を経過して同社の屋台骨を支えるモデルに成長し、経営の安定に貢献してきました。昨年、ネイキッドバージョンである「BD6 Delirio」を発売してラインナップを拡充したのですが、「DB5」に噂されていた高性能バージョンは追加されませんでした。それから1年、「DB5」に高性能バージョンの「DB5R」と「DB5S」が、07年型としてラインナップされます。
待望のDucati「Hypermotard」。コンセプトモデルまんまのデザインで登場!!
昨年のショーでコンセプトモデルが公開されて、発売を待望されていたDucatiの新モデル「Hypermotard」の市販型が発表されました。この「Hypermotard」最初から量産を意識してデザインされたコンセプトモデルだった為か、ショーで好評だったデザインには、全く手を加えていませんね。あのデザインのまま、公道用として市場に投入と言うことになりました。昔からDucatiコンセプトモデルは、市販モデルとのデザインの差が、余りないメーカーなので、大幅に変更されるっていう心配はしていませんでしたけどね。あのデザインに惚れて購入を決意した人には、朗報だと思いますヨ。
寒くなってきたので、夏場に変更した「KSR110」のキャブセッティングを変更しました。
先日、夏場の気温上昇で、通勤快速で常用している「KSR110」のキャブレター(以下キャブ)のセッティングが合わなくなっていて、夏用のセッティングに変更していたのを秋用のセッティングに変更しました。実は、夏真っ盛りの頃に、「KSR110」が不調になりまして、メインジェットの番数130というのを止めちゃってたんですヨ。しばらく様子見で、落ち着いてからエントリーを書こうと思っていたら、すっかり忘れてしまってました。というわけで、秋用のセッティングの話しの前に、どういう経緯でセッティングを変更する事にのかを、まず書きますね。
07型「990 Super Duke」は、フルチェンジ?、それともマイナーチェンジ?
KTMが、本格的にオンロード用モデルとして生産を開始した「990 Super Duke」は、長年オフロードモデルを主力として位置付けていた同社ですから、オンロードモデルにオフロードモデルのような取り回しのしやすさを持ち込み、そのデザインと相まって、独特の世界を作り出しています。今回、07型モデルで、「990 Super Duke」は初のマイナーチェンジを迎えるようです。といっても写真を見る限りではシャーシの変更は余りされていないようで、主に外装のテザイン変更と、エンジンの改良が行われているようです。後、今回の目玉と言うべき、プレミアムバージョン「990 Super Duke R」の追加が発表されました。