Motorcycle
アンバランスなデザインが魅力の「X-Road 125」が、エンジンを新しくして再登場。
「MCM」の記事によると、ドイツのモーターサイクルメーカーSachs-Bikesのミニモタードモデル「X-Road 125」が、エンジンの変更を受けたみたいです。欧州の排ガス規制に対応するのが目的で、従来の5速シフトの空油冷4ストローク単気筒エンジンから、イタリアのフランコ・モリーニが設計した6速シフトの空油冷4ストローク単気筒エンジンになりました。若干のスペックダウンとなり、15hpから13hpとなったピークパワーを9000回転で発生させます。重量が変わっていないので加速が鈍くなったかもしれません。改良って言って良いんですよね。良いんですよね。
つや消し黒と赤いフレームが強烈な配色はそのまま、オンロード用モデルのフレームを無理矢理モタードっぽくしたそのデザインも変更は受けていないようです。元から、幅の細いモデルなので、オンロード用フレームなんですよと言われないと気が付かないと思いますけど...。タンクまわりを見ていると、小さいDucatiの「Monster」シリーズの様な感じなんですが、シルエットはモロにスーパーモタードっていうちぐはぐ感が、いつ見ても新鮮です。
なんか、今回のエンジン変更で、素になったオンロードモデルの「XTC 125」はカタログ落ちしているようなので、見比べて「X-Road 125」のデザインの特異さを確認できなくなってしまったのが残念です。
さて、新しくなった「X-Road 125」のお値段なんですが、現地価格で2,990ユーロ(日本円で約465,000円)で売られています。ちょっと125ccのモデルにしては割高感がありますね。ただ、輸入元のモトスタージャパンでは、過去には「X-Road 125」扱っていたみたい(その時は20万円ぐらいだったと思う)なんですが、現在は「MadAss 125(日本名:SpiDer 125)」のみの販売になっているので、買おうと思うと並行輸入品を探すしかないようです。となると、かなり割高になるので、買う人はよっぽどの目立ちがり屋さんだと思いますヨ。
コメント [2]
政治関係で2件発言しましたが、ホントはバイクの記事が読みたくて、ここを覗くようになったので、こちらにもコメント・・・ひどく遅レスなのはご容赦を・・・
6速ミッションのギヤ比が気になりますよね。最高速度は馬力かもしれないけれど、加速はギヤ比で変わるので5速→6速になったことで、かえって使いやすくなったのでは?と、期待してますが・・・・まあ、値段を考えると、タイの125ccとかにいっちゃうんでしょうけど。(笑)
>mosさん
そうですね。このくらいのパワー差だとギア比でなんとかなりますからね。エントリー書いている時、それ思い浮かびませんでしたヨ。小排気量は多段ギアの方が扱いやすいですからね。(昔の50ccで36速ミッションっていうのは論外だけど)