Motorcycle
Apriliaの新型2気筒エンジンをとりまく今後の動き。
昨年秋のショーで発表された、Apriliaの新モデル「Mana 850」と、「Shiver 750」なんですが、「MCN」の記事によると、Apriliaは双方のモデルに2つ目のバージョンを用意しているようです。それは、ショーで公開されたネイキッドモデルにハーフカウルが装着され、よりスポーティーな外観にしたモデルなんだそうですヨ。記事では「Shiver 750」にハーフカウルを合成した予想写真を公開していますが、ハーフカウルがマッチして良い感じです。早く本物が見てみたいですね。また、この2モデルに積まれる750cc2気筒エンジンとオートマ850cc2気筒エンジンのどちらかを流用した、デュアルパーパスモデルとスーパーモタードモデルが計画されているそうです。さらに、より大きな排気量にする計画もあるそうで、それには「RSV 1000 R」と「Tuono 1000 R」のアップデートも含まれている模様です。
マン島TTレース100周年を記念して、英国SUZUKIが記念モデルを3モデル発売。
毎年、モーターサイクル好きには、当たり前に知っているイベントで、英国王領のマン島で「マン島TTレース」という、公道を閉鎖した1周37.73マイル(60.7km)のスネーフェル・マウンテン・コースを使って競うモーターサイクルレースがあります。1907年から始まった「マン島TTレース」も、今年で100周年を迎えるそうなんです。それを記念して、英国SUZUKIが、マン島政府から販売ライセンスを得て「GSX-R1000」「GSX-R750」「GSX-R600」の各モデルに、マン島TTレース100周年記念モデルを追加、数量限定で販売するそうです。
最高速度312kmを誇るMV AGUSTAの最強モデル「F4 1000 R 312」登場です。
もう半期に一度恒例行事となった感のあるMV AGUSTAのスペシャルバージョンですが、やっぱり来ましたヨ。高性能バージョン「F4 1000 R」から更に性能をアップした「F4 1000 R 312」の登場です。先日発売された「F4CC」が、市販車としてあまりに高額で買える人が限られてしまっていたので、もう少し手の届きやすいモデルを出してくるんじゃないかと思ってたら正解でしたね。100,000ユーロ(日本円で約15,130,000円)なんて金を、一台のモーターサイクルに出そうなんて富豪は、そうそう居るもんじゃないですヨ。
BMWが450ccの中排気量のエンデューロモデルを開発中なんだそうですヨ。
大昔はどうだったかちょっと分からないのですが、現在のBMWがラインナップするモーターサイクルって、600cc以上の排気量の大きいモデルしか無いですよね。昔から中排気量にはあまり興味が無いって感じだったのですが、「MCM」の記事によると、ついにそれが覆される時が来たようです。なんと、排気量450ccのエンデューロモデルを開発しているそうなんですヨ。ドイツのレースにテスト出場をしていたのをスクープされたみたいです。掲載写真から判断するに、エンジンは、「G650Xmoto」の排気量ダウン版の様に見えますね。それを包み込むフレームは「G650X」の流用ではなく、独特の構造をしたパイプフレームを採用しているようです。チラッと見えるタンク・シート・シュラウドのデザインも本格的なモノで、かなり期待できますね。ただ、残念なのは排気量が450ccな事、微妙に中型免許で乗れないって言うのはBMWらしくてイイですヨ。
欧州で通勤通学に大好評。小型デュアルパーパスモデル「XL125V Varadero」がマイナーチェンジ。
HONDAがラインナップする、デュアルパーパスモデルで一番小さいモデルが、「XL125V Varadero」なんですが、日本国内では売られていないので、その存在を知る人は多くない(自分も知りませんでした)と思います。けど、この「XL125V Varadero」2001年に発売されて以来、欧州では学生や通勤に使うサラリーマンに人気モデルらしいんですヨ。この度、人気モデルの証であるマイナーチェンジを受けたのだそうですヨ。既に出荷が開始され店頭に並んでいるそうです。昔から欧州市場ではデュアルパーパスモデルは強いんですが、小排気量ではエンデューロモデルが主流だったんですヨ。ナンか使い勝手良さそうで、何故受けているのか分かる気がしますヨ。
スイスのモーターサイクルメーカーDUSSが、超高級スーパーモタードモデルを発表。
欧州のほぼ真ん中に位置し、「アルプスの少女ハイジ」でお馴染みのミルクとチーズの国スイス(偏見入ってる?)って、自動車やモーターサイクルのメーカーっていうのは、あまり耳に馴染みがないのですが、この度、新しいモーターサイクルメーカーが誕生したようです。名前をDUSSというそうです。デビュー作となるスーパーモタードモデルが発表されたのですが、ナカナカ個性的なデザインで、一度見たら忘れられないインパクトを持っていますヨ。ちゃんと、最新のデザイントレンドを入れて、エンデューロモデルっぽくないロード志向のデザインが施されているのが、心憎いですね。
噂のデュアルパーパスモデル、Moto Guzziの「Stelvio」ベールを脱ぐ。
前々回エントリーと、前回エントリーで、Moto Guzziの噂の新モデル「Stelvio」の情報をエントリーとしてきましたが、「Raptors & Rockets」の「News」よると、2月23日にベルリンで開催された「Moto Guzziディーラーコンベンション」にて、その「Stelvio」が、ついにベールを脱いだそうです。ジャンルは噂通り、オンロード志向のデュアルパーパスモデルでした。同社伝統のエンジンフォーマット縦置きV型2気筒を採用するので、かなり大型の車体になるだろうと予想はしていたのですが、BMWの「R1200GS」もびっくりの大型デュアルパーパスモデルとなっていました。
Triumphが、これから発売する予定の新モデルをいっぱい作っているという話。
「Raptors & Rockets」の「News」で、イギリスのモーターサイクルメーカーTriumphの今後発売するかもしれないモデルの話題が出てました。現在、Triumphがラインナップするモデルの多くに、改良や、新モデルの追加がありそうみたいです。かなり、精力的に開発を行っているみたいで、Triumphの業績は好調のようですね。「Raptors & Rockets」によると、今回の情報は、Triumphの信頼できる筋からの情報ということで、信頼性が高そうです。イタリア車の噂よりは、信頼性は高いと思いますが、それでも、あくまで噂なので、「ああ出るのね」ぐらいの軽い気持ちでいた方が良いと思いますヨ。
往年のUSインターカラーを纏った、「YZF-R6 LimitedEdition」登場。
YAMAHAは、ミドルクラスのスポーツモデル「YZF-R6」に、往年の名ライダーケニー・ロバーツが駆った「YZR500」に塗られていたUSインターカラーを再現した「YZF-R6 LimitedEdition」を発売するそうです。「Motor Box」の記事によると、当時とは車体の形が異なるので、「YZF-M1」が、05年のラグナセカでUSインターカラーを再現した時のパターンが採用されているみたいです。それ以外の足まわりの変更とかはされていなくカラーリングの変更のみのようですヨ。
オンロード性能を高めたKTMの次期「Duke III」は、単気筒モデルとしては驚異の性能?
「Raptors & Rockets」の「News」によると、KTMは、「690 Supermoto」で搭載された新しい単気筒エンジンを、2008年モデルとして発売される「Duke III」にも搭載するようです。フォーマットは水冷4ストローク単気筒と変わりありませんが、排気量が653.7ccに拡大(さらに拡大される?)され、60hpを超えるピークパワーが与えられるそうで、かなり強力と言えるでしょう。このエンジンが組み合わされるのが、乾燥重量が約155kgと予想されるシャーシで、そのパワーと軽さから、単気筒エンジンを積むモーターサイクルとしては、にわかに信じがたいのですが驚異の時速260km以上の最高速度を誇るようです。