Motorcycle
北米市場向け「Sports 1000」に「900SS Darmah」をモチーフにしたカラーリングモデルが発売。
Ducatiの歴史に刻まれる往年の名モデルのデザインを現代風にアレンジした「SportsClassic」シリーズは、世界の主な市場で好調な売れ行きを示しているそうなんです。「MCN」の記事によると、その中でも一番の売り上げだと思われる北米市場向けに、Ducatiは新色を「Sports 1000」に用意するそうです。1978年に販売していた「900SS Darmah」のカラーリングをモチーフにしているそうで、黒地に金のラインが入ったカラーリングが施されています。もちろん、タンクに描かれたZラインもちゃんと再現されていますヨ。なんか、クラッシックな高級感がありますね。この「Sports 1000」は販売台数が少ないみたいで、アメリカで90台、カナダ10台の割り当てとなっているようです。販売価格は書かれていないので、恐らく普通の「Sports 1000」と変わらないと思われます。
ミドルクラスの2気筒スポーツモデル「YZT-R5」をYAMAHAは開発中?!
「Oliepeil」の記事によると、YAMAHAは「YZT-R5」という2気筒エンジンを搭載したスポーツモデルを開発中らしいという話です。排気量は500ccで、80hpのピークパワーなんだそうです。「YZF R-6」と「FZ6 S2」を合わせたようなコンセプトで、ちょうど過去に存在した「RD350」というモデルの現代版じゃないかという事です。この話が本当だとすれば、ナカナカ面白いモデルになりそうなんですが、新たにYAMAHAが500ccの2気筒エンジンを新たに開発するという部分は懐疑的なんてすヨね。正直、500ccという排気量では欧州でも商売になるとは思えないんですヨ。「TMAX」のエンジンを流用してオートマ?それはないでしょう。個人的には、「TRX850」復活という事で「TDM900/A」の2気筒エンジンを使ったスポーツモデルだとすれば、合点がいくんですけどね。本当のところはどうなんでしょうか。
「Hypermotard」を追撃せよ。Apriliaが大排気量スーパーモタードモデルを開発中。
前のエントリーで書いた、Apriliaが「SL 750 Shiver」に搭載された750ccのVツインエンジンを使って、大排気量スーパーモタードモデルを開発しているという話なんですが、「MCN」の記事によると、Ducatiの「Hypermotard」対抗するために、排気量が拡大されて搭載されるようです(750cc版もあるみたい)。その排気量は1200ccで、ピークパワーを100hp前後と最強のスーパーモタードモデルとすべく開発中なんだそうです。で、下記の写真は、そのスーパーモタードモデルのクレイモデルのタレコミ写真なんだそうで、「SL 750 Shiver」のフレームが流用され幅広いシートと低いバーハンドルがスーパーモタードモデルという事を物語っています。11月のミラノショーで発表を予定されているそうです。
SUZUKIがV型2気筒エンジンを搭載した大排気量スーパーモタードモデルを開発中という話。
大排気量クラスのスーパーモタードは、欧州メーカーが強く、日本メーカーはあまり積極的でないように思えます。どちらかというとスーパーモタードよりデュアルパーパスって感じですかね。このまま指を咥えて見ているだけなのかと思っていたら、「CYCLEWORLD」の日本に行った旅行者のタレコミが元ネタという怪しい記事によると、SUZUKIが「SV1000S」に搭載しているV型2気筒エンジンを流用した、大排気量クラスのスーパーモタードを単にプロトタイプを作っただけかもしれませんが開発中なんだそうです。
ApriliaのV4モデルは開発順調?のようです。
Apriliaが「RSV 1000 R Factory」に換わるWSB用の新しいホモロゲーションモデルとして、現在開発中のV型4気筒のフォーマットを持つエンジンを搭載する新モデルなんですが、「MCN」の記事で、パワーチェックをしているスクープ写真が掲載されていました。「P01」とテストネームで呼ばれる写真のモデルは、RSV用のシャーシにV4エンジンが搭載された初期プロトタイプで、現在、エンジンの信頼性の向上と、予定したパワーを得るために作業中なのだそうです。「MCN」のタレコミ氏によれば、このV4エンジンは、Ducatiの「Desmosedici RR」と同じくらいのパワーを最終的には得る事になり、エンジン音も印象深いモノになるとの事です。レースで勝つことを目指して、かなりスゴイのを作っている訳ですね。楽しみです。
公然の秘密、Triumphのミドルクラスストリートファイター「Street Triple」がプレビューされました。
公道テスト中をスクープされたりして、その存在は公然の秘密になっていたTriumphのスーパースポーツモデル「Daytona 675」の性能をそのままに、カウルを脱ぎ捨てただけのストリートファイターモデルの発売が間近が迫ったようです。ついにTriumphから公式に発売のアナウンスがされましたヨ。といっても、あくまでプレビューということで、詳細なスペックの公開は無し、車名と写真が公開されたに止まっていますけどね。で、名前なんですが、噂通り兄貴分の「Speed Triple」との繋がりを感じさせる「Street Triple」となりました。
エンジンスペック判明、Kawasakiの新型ツアラー「GTR1400」意外と大人しい目?
昨年秋にKawasakiが2008年モデルとして発売を予定していると発表したツアラーモデル「GTR1400」なんですが、1年後の発売という事で、外観とエンジンの排気量ぐらいしか公表されていなかったのですが、「MOTOR BOX」の記事でエンジンのスペックが分かりました。やはり「ZZR1400」からの流用。排気量1352ccの水冷4サイクル4気筒のフォーマットで、ツアラー用にスムースなエンジン特性を実現する為に、可変バルブタイミングが採用され、155hpのピークパワーを6.200回転、136Nmの最大トルクを8.800回転で発生させます。
Ducatiは、15年ぶりにフルモデルチェンジした新型「Monster」を秋頃発表か?!
1992年の発表以来、基本的なデザインをほぼ変えずマイナーチェンジ の繰り返しで長期にわたって販売されてきたDucatiのベストセラーモデル「Monster」が、この秋のミラノショーでフルモデルチェンジを施されるそうです。当時、ネイキッドモデルといえば、70年代の全盛期を思い起こさせるようなノスタルジーなデザインのモデルが主流(日本の中型クラスを除く)だったところに、モダンかつエンデューロモデルの要素を取り入れたデザインを纏って発表された「Monster」は、かなり衝撃を持って市場に受け入れられたのですが、ここまで長く生産されるモデルになるとは思っても見ませんでしたヨ。それから15年ですから、いくら優秀なデザインといえども、流石にデザインに古臭さを感じ始めていましたので、この話が本当なら、個人的には丁度良いタイミングだと思いますね。これ以上延ばすと現行モデルのくせにノスタルジーの領域に突入して初期のコンセプトから大きく外れてしまいますからね。
英国で早くもDucatiの新作「1098」にリコール。
好評のうちに発売されたDucatiの新作「1098」なんですが、早くもリコールが出たそうです。「MCN」の記事によると、英国運輸省に報告されたリコールの箇所は2ヵ所で、1つはカムを駆動するために使われているコグトベルトのプーリーテンショナーと、もう1つは燃料パイプクリップなんだそうです。使用を中止しなければいけない程の重大なリコールではないようです。また、Ducatiによると、リコール対象は極初期のロットに限られるそうで殆どの「1098」は問題がないという事です。既に対象の顧客には手紙で知らせているそうで対応は迅速に行っているとの事です。日本に入ってきている正規輸入品の「1098」は、ロットが違うようでDucati Japanからリコール情報は出ていないので安心して良さそうです。ただ、平行輸入品で欧州向けの「1098」を極初期に購入した場合は分からないので調べた方が賢明かも。
HONDAの「Gold Wing」にライバル登場か?! BMWが6気筒エンジン搭載のクルーザーを開発中?!
ここ数年、スゴイ勢いでモーターサイクルの車種を増やしているBMW。ここ最近も、市販化前提の耐久レーサー「Sportboxer」と、エンデューロレーサー「Sportenduro 450」が発表されたばかりです。この活発な動きは従来モデルにも波及しているそうで、新しいエンジンに切り替わった4気筒のKシリーズで最後に残ったクルーザーモデル「K1200 LT」のモデルチェンジに関して面白い噂が、「euro Moto」の記事で書かれていました。「K1850 LT」という名称らしく、名前の通り、現在の排気量から大幅増の1850ccとなます。さらに、横一列にシリンダーが並ぶフォーマットを維持しつつ、なんと6気筒化されるようです。HONDAの「Gold Wing」の対抗馬となるべく開発しているそうですヨ。これが本当だとすると、並列6気筒というところにシビレない人はいないでしょう。
後、他からの情報なんですが、2気筒のFシリーズにデュアルパーパスモデルの「F800 GS」が近いうちに登場するみたいですヨ。