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「エビソード3 シスの復讐」はサラリーマンの物語?

Star Wars episode3 Revenge of the Sith

遂にやってきました。とりあえず最後の「スターウォーズ」です。1978年の第1作「エピソード4 新たなる希望」の公開から、27年。思えば、まだ小学生だったですよ。当時は、その特撮技術に目を見張り、迫力の戦闘シーンばっかりしか見ていなかった記憶があるのですが、3作目の「エピソード6 ジェダイの帰還(旧復讐)」の頃には、関連書籍を読みあさり、すっかり「スターウォーズ」マニアになっていましたね。1999年に「エピソード1 ファントム メナス」で待望の新作を迎えるに当たって、「特別編」の旧3部作を劇場で見直すといことまでやっちゃってます。
ということで、正式公開前に3週にわたって、土曜日に先行公開されるというので、早速、「エビソード3 シスの復讐」に行ってきました。

元祖「仮面ライダー」、銀幕で復活!!

来年の「仮面ライダー」放送開始35周年を前にして、元祖「仮面ライダー」が劇場用映画として公開されるそうです。といっても昔の「仮面ライダー」のフイルムを再編集して映画にしましたっていう事ではなく、完全新作として制作されました。「仮面ライダー」とは違う明後日の方向に行ってしまった「仮面ライダークウガ」以降平成シリーズも嫌いではないのですが、古いスタイルの「仮面ライダー」を見たかったので、個人的にはグッドタイミングでの映画化になりました。タイトルも分かり易く「仮面ライダー The First」。まあ捻りよう無いですけどね。ただ、主人公の本郷猛と一文字隼人は、藤岡弘、さんと、佐々木剛さんではなく、黄川田将也さんと、高野八誠さんが新しくキャスティングされたので、賛否両論があるみたいですが、大きめの孫が居るぐらいお歳の方をアクション映画に引っ張り出すのはどうかと思うので、個人的にはOKなんですヨ。アメリカのヒーロー映画では、有名ヒーローを色々な俳優さんがキャスティングされるので、その感覚で観れば良いだけのことじゃないでしょうかね。できれば、旧キャストが全く出ないんじゃなくて、ちょい役でもいいので出演してくれてるとうれしいなぁ。出来れば、立花藤兵衛が藤岡弘、さんだとうれしいかも。(多分違うと思うぞ)

2本の映画が同居する不思議な作品「BATMAN BEGINS」。

BATMAN BEGINS

ティム・バートン版のダークな雰囲気のバットマンが好きだった自分としては、どうも60年代のテレビ版のようなハデで安っぽいヒーロー映画のようなジョエル・シュマッカー版は好きになれず、ここに2作は劇場で金を払って観る気が起きなくてスルーしていたんですヨ。後日テレビで観たのですが、娯楽作としては、良くできているのですが、話が子供っぽ過ぎたのと、悪趣味一歩手前の美術や小道具にやっぱり劇場で観なくて正解だったと思ってしまいました。実際、5作目制作の話を聞いた時も観に行くつもりは無かったのですが、公開日が近付き、Appleのサイトで公開されていた「BATMAN BEGINS」の予告編を観て、ティム・バートン版のような、あのダークな雰囲気が戻っていたので、今回は初日に観に行っくことにしました。けど、気分は大冒険って感じなんですヨね。

「戦国自衛隊1549」もガンダムしてました。(ホメ言葉です)

戦国自衛隊1549

今年の福井晴敏原作シリーズ第2弾の「戦国自衛隊1549」に行ってきました。「戦国自衛隊」といえば1979年に千葉真一主演で公開された映画で、タイムスリップし戦国時代に飛ばされた自衛隊の部隊が、武士との戦争に巻き込まれていくというストーリーでした。で、今回の「戦国自衛隊1549」は、第2作でも、リメイクでもなく、全く新に設定されたストーリーで、戦う相手は戦国武将ではなく、先にタイムスリップした自衛隊になっています。前作の時は、撮影時に自衛隊の協力が無くて、戦闘シーンが長く尺がとれないという短所を長所に変えて、重厚な人間ドラマが展開されるのですが、かなり最後は悲惨なので結構、見終わった後はスキッとしないんです。けど、今回は自衛隊の協力もありドンパチに主体を置いた娯楽作品として作られています。

「機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-」をスルーしている理由。

再編集版の映画というのに、「機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-」は記録を作ったそうで、1週目の興行成績が第3位だったんだそうですヨ。現時点で全国80箇所の映画館でしか上映されていない作品としては驚異的な順位ですよね。他は、どれも全国200〜300館で公開されている作品ですからね。分母が違うわけです。元は20年も前の作品だし、前作の「∀ガンダム-地球光・月光蝶-」があんまりヒットしなかったというのが原因なのかは分かりませんが、今回は完全に配給元の松竹が読みを誤ったみたいですね。松竹は意図的減らしたなんて言ってるそうですけど、中途半端な公開日の設定といい、苦し紛れの言い訳だと思うな。

「電車男」は清々しかったけど、ちょっと考えさせられました。

電車男

何かと話題作の「電車男」を観てきました。個人的には、ネット関係で仕事している割に、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」には距離を置いているタイプなので、この「電車男」の話って、書籍になって、店頭に並ぶまで知らなかったんですよね。周りが「いい」なんて言うから、書籍も一度手にとってみたのですが、ログを追っかけていくような形式になっていたので、「過去ログをわざわざ本で読むの」なんて思ったので読んでないんですよ。だから、今回の映画「電車男」は、な〜んの予備知識もなく、「実話かも?」というフィルターを取っ払って映画として楽しんできました。

遅ればせながら、「交渉人 真下正義」のレポートです。

交渉人 真下正義

公開開始から2週間、やっと「交渉人 真下正義」を観に行きました。さすがに2週間も開いてしまうと、色々と映画の評判分かっちゃっているので、いつもとは違う期待感がありましたよ。劇場は、1回目の上映ということもあり、お客さんの数はパラパラでしたが、初日から2週間も経っていることを考えると多いと思いましたね。いつもの如く、長い目の予告編の後、本編が始まったんですが、結論から言うと評判どおり、面白い作品にでした。

新しい試みとして「ローレライ」は成功していると思う。

ローレライ

個人的に、あれだけ期待するって言っていた「ローレライ」なんですが、色々都合がつかず公開後1週経ってようやく観に行けました。午前中1回目の上映だった為か、客入りはまばらだったんです。正直、この時、「もしかして期待はずれか?」という不安が頭をよぎったのですヨ。全編見終わった時には、そんな不安だった気持ちを抱いていたことすら忘れてましたけどね。個人的には期待は裏切られなかった映画です。映画館から出たときは、絹見艦長の気分でしたよ。こんな映画は久しぶりです。

公開前、書店の棚に原作「終戦のローレライ」の分厚い2冊を見つけた時、26話(30分)ぐらいのテレビシリーズを再編集したような、場面展開の早い映画になるなとは思っていたのですが、その予想は的中しましたね。正直、原作に書かれている膨大な量のエピソードをうまく約2時間の尺に納めるため、重要なセリフやら、設定話やら、短くまとめられてキーワードみたいになっているし、画面で説明できるところは、あえてセリフでは説明していないので、シーンは凄いテンポで流れていきます。ある意味、観客の処理能力が試される作品です。

「恋は五・七・五!」は、色んな意味で「残念」な作品。

年末以来、映画に行ってきました。本当は「MAKOTO」を見る予定だったのですが、映画館に着いたときには、既に上映時間が過ぎていたので、ちょうど、上映時間だった地元ロケで話題になっている(地域限定)作品の「恋は五・七・五!」を見ることにしました。洋画でも良かったのですが、これといって自分の好みにグッと来るものが無かったのでスルーしたんです。決め手は「俳句」という古典的なものをテーマにした高校生の青春映画ということで、興味をそそられた訳なんです。
で、この「恋は五・七・五!」を観て正解だったかと聞かれると、ちょっと微妙。とりあえずは「面白かったですよ」と答えられる映画ではありますが見終わっての感想は、色んな意味で「残念」な作品だったということでした。

今年の「日本アカデミー大賞」は、内輪の褒め合いでしたね。

先日、昨年製作された邦画でどれが一番良かったかを決める「日本アカデミー大賞」が決まりましたね。昨年は邦画はヒット作の多い年だった為か、話題作といわれた作品がノミネートされたので、例年になく華やか感じでした。よっぽど映画関係者(実写)は、「世界の中心で、愛をさけぶ」で興行成績2位(邦画部門)を獲得できたのが嬉しかったのか、いつもの年よりも、アニメや特撮関係を、ことごとく無視する「日本アカデミー大賞」になっていましたね。アニメ・特撮以外で話題になった作品が、各賞を分け合うだろう予想していたんですが、見事、受賞作品に関しては予想通りの結果でさしたる感動もなかったのですね。

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