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遅ればせながら、「交渉人 真下正義」のレポートです。
公開開始から2週間、やっと「交渉人 真下正義」を観に行きました。さすがに2週間も開いてしまうと、色々と映画の評判分かっちゃっているので、いつもとは違う期待感がありましたよ。劇場は、1回目の上映ということもあり、お客さんの数はパラパラでしたが、初日から2週間も経っていることを考えると多いと思いましたね。いつもの如く、長い目の予告編の後、本編が始まったんですが、結論から言うと評判どおり、面白い作品にでした。
もともと、「踊る大捜査線」のスピンオフ作品なんで、主要キャラはお馴染みの面々なんですが、脇を固めるキャラクターが、「踊る大捜査線」らしく個性的な人物ばかりなので、「踊る大捜査線」を意識することが少なかったですね。舞台も地下鉄に持ってきたことで、いつもの警察署内とか捜査本部でのやりとりとか全くなかったのが、違う作品として観れた一因ではないかとも思っています。
けど、完全に「踊る大捜査線」臭いを消していないところが、この作品の良いところで、先進的なシステムがダメになって、麻痺しかかっている鉄道網を、職人技をもった線引き屋のオヤジが支えるというぐたりは、「踊る大捜査線」が好きな人は痺れるんじゃないでしょうか。個人的には、木島刑事が一番のお気に入りキャラなんですよね。ヤクザっぽいしゃべり方が楽しかったです。是非、続編があるならレギュラーということでお願いします。
で、この作品、クモっていう地下鉄の実験車両を設定したお陰で、何気なく特撮シーンも多いんですが、地下鉄なんで暗いっていうのがプラスに働いていて、どこからが特撮で、どこからが違うのか明確に分からなかったシーンが多かったのは、日本映画にありがちなプアさを、あまり感じないで良かったと思いますよ。
話の流れは単純明快で、遠隔操作で電車ジャックをした犯人との息詰まる頭脳戦が中心、中だるみもなく一気ラストまで突き進みます。まるでハリウッド作品様なスピーディーさです。正直、「踊る大捜査線」シリーズを知らなくても楽しめる娯楽作品になっていますし、テレビシリーズも含めて、「踊る大捜査線」シリーズの中では一番面白く仕上がっていると思いますよ。まだ未見なのであれば、上映期間は残り少ないのですが、行って観てみる価値はある映画だと思います。
個人的には、できれば、「交渉人 真下正義2」希望。まぁ、ヒットしてるようだからありそうだな。待てよ、フジテレビだから、2はテレビシリーズっていうこともあり得るかな。
次は、「容疑者 室井慎次」なんですが、エンドロールの後に流れる予告編の感じからすると、なんか淡々とした内容のような感じがしますね。どう変えてくるのか、興味があります。ということで、今回の「交渉人 真下正義」が良かったので、観に行くつもりです。
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