Movie
この夏、「STAR WARS」の新作が公開。ただし、CG人形劇アニメだけど。
2005年に公開された「STAR WARS Episode3 シスの復讐」で映画は完結し、今後、映画の新作は作られないだろうと思っていた「STAR WARS」シリーズに、新作の話が突然来ましたヨ。しかも、公開は今年の夏8月15日から(米国公開)なんだそうです。しかし、この映画、俳優さんが演技するVFX映画じゃなくて、全編CGアニメの映画なんだそうです。題名は「STAR WARS The Clone Wars」で、内容は「STAR WARS」シリーズで語られる「クローン戦争」描いた作品で、「STAR WARS Episode2 クローンの攻撃」と「STAR WARS Episode3 シスの復讐」の中間に入るエピソードになるそうです。Episode 2.5ってやつですかね。
3Dアニメ版スター・ウォーズ『The Clone Wars』の全米公開が8月15日に決定!
スターウォーズ・サーガにまた新たな一章が加わろうとしている――米Lucasfilmは12日(現地時間)、「Star Wars: The Clone Wars」の全米公開日が8月15日となったことを発表した。
引用先:マイコミジャーナル:映画
といってもこの映画、完全新作ではなくて、2003年から2004年にかけてに米国で放映されたTVアニメシリーズ「STAR WARS クローン戦争」を再編集しリメイクした作品。普通のアニメを全編CGアニメに置き換えるという、米国ならでは力業炸裂となっております。なので作画は向上しています。(笑)
既にstarwars.comで、予告編が公開されていますので、観てみてくださいナ。
で、コレを観た個人的な感想なんですが、新3部作は、俳優さんが動いている部分以外は、CGアニメと言っても良いぐらいの映画で、動き見た目の完成度は高かったんですが、今回の「STAR WARS The Clone Wars」も、それを受け継いで実写並の完成度を誇っています。違いは、CGアニメということで、わざと見た目を絵的にしている事ぐらいです。ただ、それが問題で、自然な陰影が付いているもののマンガ的なキャラクターと、そのカトゥーンばりの動きが、かなり違和感あるんですヨ。他は実写映画で、登場人物だけ人形劇で撮りましたって感じで、なんか珍妙です。別にTVアニメシリーズのキャラクターデザインに拘らず、登場人物もリアルなデザインにした方が、こんな変な違和感を感じなくて良いと思いますヨ。
公開前から失敗とは思いたくないですけど、実際、映画を鑑賞している時、この違和感が辛くなりそうなのは予想できますね。このキャラクターデザインのせいで、「STAR WARS」シリーズ最大の駄作と言われ過小に評価される可能性は多分にあると思いますヨ。
同じ所に並べられている、BANDAI NAMCO Gamesの「Soul Calibur 4」のデモ画面の方が、違和感が無く作られているのを観て、これでいいのかという気持ちは大きくなりました。
それでも、観に行きますけどね...。