Motorcycle
「950 SUPERENDURO R」は、当初の予定から遅れて6月に登場。
KTMが、今年の5月に「950 SUPERENDURO」として公開したコンセプトモデルが、「950 SUPERENDURO R」となって市販されることになりました。名前に「R」が付きましたが、付いてないときとどう違うのと質問されると、困ってしまうほど変わってません。BMWの「HP2」相手では性能的に役不足と感じたから、さらに性能をアップを狙ったっていうわけで話さそうです。けど、モタード含めて、このジャンルの大排気量クラス、なんかどんどんスゴイ事になっていますね。日本の4メーカーも早く参入しないと辛くなるぞ〜。
生産型は意外と格好良かったMotoMoriniの「9 1/2」
「Corsaro 1200」から始まったMotoMoriniの復活ですが、やっと、第2弾の「9 1/2」が市場に投入される運びになりました。今年の1月に発表されたので、約1年ぶりの動きとなります。発表段階で、量産プロトまで進んでいたので、ほぼデザインは変わっていませんね。けど、カラーリングだけ、こうも印象が変わるモデルも珍しいですね。シンプルな造形なのに、とっても不思議です。
現代風スクランブラー「Mulhacèn 659」の市販型が登場。
ほぼ1年前にコンセプトモデルが発表された、スペインのMCメーカーDerbiの、現代的なデザインを持つスクランブラー「Mulhacèn 659」の市販型が登場しました。コンセプトモデルの段階でも、今すぐ量産できそうな完成度でしたからね。このまま市販型になるかなと、思っていたのですが、予想どおり全く同じ姿で登場してきました。
復帰第1弾の「Tre-K」は派手なんだけど、存在は地味目。
財政危機というイタリアの会社特有の病気から復活した病み上がりのBenelliは、デュアルパーバスのジャンルに新モデル「Tre-K」を送り込んできました。(これ車名は何と読むのかな「トレック」、「トリック」?)先日、既にデザイン画が発表されていたので、特別衝撃的でも何でもないんですが、ここ最近のモタードブームに便乗しないぞといわんばかりに背を向けての肩すかしの1台ですね。並列3気筒エンジンのモタード車っていうのも見てみたい気がしますが、あからさまに不向きな形式ですからね。Ducatiと同じ事はしないと思いますヨ。
足まわりを中心に大幅グレードアップ「Brutale 910R」。
MV AGUSTAのネイキッドモデル「Brutale」に05年から、750ccから910ccに排気量を拡大した「Brutale 910」が追加されたのですが、さらに性能を向上させた上位バージョン「Brutale 910R」まで出てきました。ヨーロッパはこの市場、かなり過熱気味ってことなんでしょうか。なんか、「F4」シリーズみたく、「Brutale」シリーズもスペシャルバージョン連発の予感がしないでもないですな。
着実な進化でお得感の増した06型の「RSV 1000R」。
どうしても、レースシーンで華々しい活躍をする同じイタリアのDucatiの「999」の陰に隠れてしまい、レースシーンでは地味な存在に甘んじているapriliaの「RSV 1000R」なんですが、公道では「999」に負けないと言わんばかりに、apriliaは「RSV 1000R」を毎年、着実に進化させています。今回は、発売から3年を経過するにあたるので、イロイロと変えているみたいです。
「RS125」は、250cc2ストロークスポーツ復活の布石か?
apriliaの小排気量スポーツ「RS125」が新しくなりました。といっても、殆ど外装が新しくなった位で、中身の変化は無いようですね。GPレーサー似のデザインから、大排気量モデルの「RSV 1000R」似のデザインになり、ちょっと大型化したのかな。ホイールが見るから軽量そうなタイプへ変更され、フロントブレーキのキャリパーが大型化されてラジアルマウント(っぽい)されています。性能の向上はしっかりとされているみたいですね。125ccの貧弱さみたいなのは消えていて、ちょっとだけ見栄が張れそうですね。
「DB5」のストリートファイターバージョン「Delirio」登場。
昔から、Bimotaというメーカーは、同じシャーシを共有するモデルを作っても、名前に付けるナンバーは変わっていた(1000cc版のSB6と、750cc版SB7のような関係)のですが、このモデルからは、派生モデルは同じナンバーでいくようですね。「Delirio」という名前が付いていますが、「DB5」です。Bimotaは、このモデルで、現在ヨーロッパで人気のストリートファイター系のモーターサイクルに挑戦を始めます。
最強バージョンの「Monster S4RS」が発表されたのはいいけれど。
今から13年前の92年のミラノショー発表されたDucatiの「Monster」シリーズは、マイナーチェンジを繰り返しながら、殆どデザインを変えず生産され続けてきました。ここのところのストリートファイター系の隆盛を受けて、最初は空冷L型2気筒エンジンから始まった同シリーズも、この「Monster S4RS」で、「999」ゆずりの強靱なエンジンと足まわり得て、最強バージョン(05年時点)の登場となりました。
「R1200S」ってデザイン的には改悪の臭いがするんですよ。
BMWの水平対向2気筒エンジン積むRシリーズの他のモデルが、次々とモデルチェンジをしていく中、「R1100S」は忘れられたかのように動きがなかったのですが、ついに新しい「R1200S」が発表されました。いや〜長かったですねぇ。シビレを切らして「K1200S」へ浮気したファンの方も多かったんじゃないかな。「R1200ST」が出たとき、こいつがかなりスポーツ寄りに振ってたモデルだったので、車種統合にあって、現行をもって消滅かと思っていたのですが、ちゃんと作ったんですね。