Motorcycle
足まわりを中心に大幅グレードアップ「Brutale 910R」。
MV AGUSTAのネイキッドモデル「Brutale」に05年から、750ccから910ccに排気量を拡大した「Brutale 910」が追加されたのですが、さらに性能を向上させた上位バージョン「Brutale 910R」まで出てきました。ヨーロッパはこの市場、かなり過熱気味ってことなんでしょうか。なんか、「F4」シリーズみたく、「Brutale」シリーズもスペシャルバージョン連発の予感がしないでもないですな。
基本的に、「Brutale 910R」専用の黒いカラーリングを与えられたぐらいにしか見えませんが、「Motor Box」の記事によると、前後サスペンションが、グレードアップ。「F4 1000senna」と同じく、ブレーキキャリパーがラジアルマウントに変更され、320mmディスクローターと組み合わされています。フロントサスペンションのインナーチューブが黒くメッキされているのもなんかイイ感じですね。ツヤツヤなのは黒だけっていう拘りの賜物なんでしょうか? ホイールもMarchesini製の見るからに軽そうなモノが装着されてます。
エンジンのヘッドカバー赤く塗装されましたね。テスタロッサですか。一瞬、可変バルブ化されたのかと思ったのですが、そうじゃなかったようです。(笑)チタニウム製に変更されたからだそうですよ。後、恐らく、「F4 1000senna」と同じく制御系に手が入っていて、出力等のスペックが変更になっている可能性があるそうです。ということは、「F4 1000senna」のヘッドカバーも赤い?
なんか、細かく見ていくと「Brutale 910R」の位置付けとしては、「F4 1000senna」のネイキッド版って所ですかね。エンジンスペックが大きく違うのは80ccの排気量差によるパワー差ぐらいですので、こちらの方がお買い得感は強いかも。