Naga Blog

Motorcycle

「DB5」のストリートファイターバージョン「Delirio」登場。

Bimota Delirio

昔から、Bimotaというメーカーは、同じシャーシを共有するモデルを作っても、名前に付けるナンバーは変わっていた(1000cc版のSB6と、750cc版SB7のような関係)のですが、このモデルからは、派生モデルは同じナンバーでいくようですね。「Delirio」という名前が付いていますが、「DB5」です。Bimotaは、このモデルで、現在ヨーロッパで人気のストリートファイター系のモーターサイクルに挑戦を始めます。

他メーカーのストリートファイター系と同じように、素になったモデルから、タンクとリアカウルは流用し(といってもタンデムシート付にリファインされてます)、前カウルを取り去った形が基本になってます。元々、「DB5」は、サイドカウルが大きく切り裂かれて、エンジンが半分以上見えてたので、大きく全体の印象が変わった感じがしないです。リアカウルから突き出るサイレンサーの形状が凝った物に変わってたり、ラジエター周りだとか、アンダーカウルり形状で、変わったぞっていうのを感じをだそうとしているのかは分かりました。それでも、同社の「TESI 2D」のようなスリムさが、より強調されたデザインになったので、個人的には「Delirio」の方が好みかな。後、「DB5」でモロ分かりだった、ウインカーとかの流用部品然としたのが無くなっているのも、好印象の助けになっているかもしれませんね。

Motor Box」の記事によると、エンジンは、足まわり「DB5」と同じモノだそうです。92hpのパワーと、170kgの車重は、結構面白そうではあるんですがね。エンジン供給先のDucatiの新型群を知った後だと少しインパクトに欠けるような気がするのは自分だけ?

で、この「Delirio」、18,000ユーロ(日本円で約245万円)というお値段だそうです。「DB5」よりは安くなったのと、手作りマシンというのを加味しても、ヤッパリ高いなぁ。Bimotaというチューニングショップが素モデルに手を加えたコンプリートモデルを大々的に売ってるんだと思うと納得できる価格ではあるんですが...。やっぱり、450台も生産された「Mantra」越えは難しいかな?

--追記--
Motorcycle Daily」の記事によると、この「Delirio」は、「DB5」ではなく「DB6」らしいです。という事は、従来のナンバリングにそった車名が付けられている事になります。恐らく、「Mantra」と同じく「Delirio」も、「DB6」という車名は重要ではないのでしょう。車体に書かれている車名が判別できれば、間違えずにすんだのにな〜。5と6って似てるんだよ。

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このページは、naganagaが2005年11月17日 18:33に書いたブログ記事です。

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