Motorcycle
大幅にパワーアップされて、Roehr Motorcyclesの「V-roehr 1250 SC」が発売されるようです。
今年の4月に、アメリカのモーターサイクルメーカーRoehr Motorcyclesが、Harley-Davidsonの「V-ROD」のエンジンを搭載したスーパースポーツモデル「V-roehr 1130」を発表したのですが、その時は、このモデルを量産する為の投資資金集めのプロトタイプモデルという位置付けだったのですが、今回発表された生産型と思われる「V-roehr 1250 SC」では、細かいスペックや価格等も公表され、2008年モデルとして顧客の元へ届けられる所まで漕ぎ着けたようです。
CKデザインが、シングルエンジンを搭載したモーターサイクルを開発中なんだそうです。
CKデザインは、元本田技術研究所の車体設計者が主宰する二輪車設計事務所で、設計業務のみならず、1992年にドイツのモーターサイクルメーカーHorexと共同で「644 OSCA」と呼ばれる単気筒エンジンのスポーツバイクを世に送り出し注目を浴びた会社です。近年では、公道用のモーターサイクルとしては、世界最小となる「OSCA Z31A Ko-zaru」を製造して話題となりました。そのCKデザインが、再度、大型モデルに挑戦すべく、 新しいモーターサイクルを開発しているそうです。それはそれはオドロキの多いモーターサイクルになりそうですヨ。名前は、「SUBARU HS500sa」と呼ばれるそうです。
Ecosseが放つ超高級モーターサイクル「Heretic Ti」が登場。しかも通販。
昔から、上を見たらキリが無いと言いますように、最近では、車両価格が1000万円に届かんとする市販型としては超高級なモーターサイクルが発売されております。今の所、MV AGUSTAが昨年発表した「F4CC」が100,000ユーロ(日本円で約16,290,000円)と、最高額を付けていたのですが、その記録を破るさらに超高級なモーターサイクルが発表されましたヨ。それは、Ecosseという米国に本拠地を置くメーカーの「Heretic Ti」というモーターサイクルです。同社の「Heretic」の最高級版という位置付けのようで、このモデルも贅を尽くしましたと言わんばかり価格74,800ドル(日本円で約8,320,000円)ですので、納得な訳です。
Apriliaの小排気量スーパーモタード、エンデューロモデル「SX 125」と「RX 125」が発表。
Apriliaが、単気筒エンジンが多勢を占めるスーパーモタード、エンデューロモデルのジャンルに、V型2気筒エンジンを積むモデルを投入するというので話題になった、スーパーモタード、エンデューロモデルの「SXV 450/550」と「RXV 450」。そのブランドを、他のクラスにも活かそうと、Apriliaは、このモデルに弟分を登場させる事を決定しました。スーパーモタードが「SX 125」、エンデューロモデルが「RX 125」というモデルで、名前から分かるとおり、弟分と言ってもかなり体格差がありまして、いきなり小型クラスですヨ。
Beta版「XG250 Tricker」として「Urban 125/200」が発表。
イタリアのモーターサイクルメーカーの一つであるBetaは、トライアル競技で有名で、世界選手権では、Montesa Hondaと熾烈なタイトル争いをしているメーカーなのです。その為、同社にラインナップされているトライアルモデルは、競技車両としての色が強く、町乗り用のモーターサイクルとしてはあまり適しているとは言い難いモデルが多いんですヨ。数年前にYAMAHAから発売されたトライアル車をイメージさせながらも、町乗りの性能を重視した「XG250 Tricker」というモデルが発売されたのですが、トライアルモデルベースをウリに出来るので、Betaが飛びつきそうなカテゴリーだなと思っていたのですが、「XG250 Tricker」が欧州で販売されていない事もあり、あまり興味を示していないのか数年沈黙が続いていました。しかし、着々と開発は進めていたようで、やっとBeta版「XG250 Tricker」とも言うべき、「Urban 125/200」を発表しましたヨ。
KTMの単気筒スーパースポーツのプロトタイプ「RC4」の存在が確認されましたヨ。
前のエントリーで書いたKTMが現在開発中の単気筒スーパースポーツの続報が入ってきましたヨ。「MCN」の記事によると、名称を「RC4」とし、既に先日発表になったばかりの「690 Duke」のシャーシを流用したランニングプロトタイプを製作し、テスト走行を行っているそうです。エンジンは「690 Duke」で採用された新しい水冷4ストローク単気筒エンジンで、排気量は同じく654ccとなっています。ただし、スペックは大幅に向上していて、約132kgと軽量な車体に約78hpのピークパワーとなり、プロトタイプで既に約225km/hの最高速度にまで到達しているようですヨ。スタイリングは、「RC8 1190」の角張ったデザインを引き継ぐようです。Cagivaが計画していた「MITO 500」が、Husqvarnaの買収で頓挫した噂が流れ、シングルスポーツを渇望していた層にショックを与えた訳ですが、この「RC4」の存在は、一筋の光明でしょう。プロトタイプを終わらない事を願ってやみませんヨ。
Poliniがポケバイベースの公道用ミニバイク「XP 4 Street 50」を追加しました。
イタリアのポケバイメーカーPoliniが、レース用ホケバイ「XP 4T Motard」をベースにして大人が乗れる公道用ミニバイクとして発売された「XP 4 Street 125」に、排気量を50ccにダウンした「XP 4 Street 50」が追加されました。エンジンのフォーマットは空冷4ストローク単気筒と125ccと同じです。ピークパワーと最大トルクが書かれていないので、どのくらいパワーダウンしているのか分かりません。ギアは4速で同じ、タンク容量も3リッターと同じです。MIKUNIの16径のキャブを採用し、欧州の排ガス規制ユーロ2に適合しているそうです。足回りも125ccと同じモノのようです。車重が、500gダウンして、68kgになっています。恐らく、価格は、2,500ユーロ(日本円で約400,000円)を若干下回る程度といった所ではないでしょうか。日本に入ってくると50ccでは、HONDAの「XR50モタード」とライバルって事になりますが、Poliniの日本代理店を確認できていないので難しいかも知れませんね。
KTMのモタードモデルの旗艦が排気量を拡大して「990 Supermoto」になりましたヨ。
KTMのスーパーモタードモデルで、一番大きい排気量を持つのが、2気筒エンジンを積む「950 Supermoto」なんですが、強力なライバルが、次から次へと現れるのに対応する為なのか、その排気量を拡大し、「990 Supermoto」としてマイナーチェンジしました。今回の変更で、オンロードモデルである「990 Super Duke」と同じ排気量を得たことになりますから、それに比べて、ちょっと非力みたいなイメージは払拭できたと思いますヨ。
Benelliは、ミドルクラス向け?の「TNT 899」を追加するそうです。
先日オフロード市場に正式参入することを表明したBenelliなんですが、従来のモデルにも、動きがありました。ネイキッドモデルの「TNT 1130」に、ミドルクラス向けのモデルが追加されるそうです。エンジンの排気量を899ccに下げた「TNT 899」というモデルなんですが、200cc強の排気量差しかなく、しかもほぼ1000ccという排気量が、ミドルクラスかという疑問があるんですが、Ducatiも848ccの排気量を持つ「848」を、ミドルクラスと言っているので、まぁ良いんじゃないでしょうかね。そのうち、1000ccでもミドルクラスって呼ばれる日が来そうですナ。
エンデューロモデルのデザインを進化させるか? Benelliの「BX 450」と「BX 505」が発表です。
経営危機から中国資本の支援を受けて、安定的な経営を取り戻してから3年近くなり、そろそろ余力が付いてきた感のあるBenelliが、復活第1作の「Tornado 900」以来となる、全面新設計の新しいモーターサイクルを市場に送り出そうとしていますヨ。また、それは復活以来、オンロードモデルのみだった同社にとって、新しいエンデューロというジャンルへの挑戦でもあります。そこへ送り出されるのは、「BX 450」と、「BX 505」と呼ばれるモデル達です。