Naga Blog

Motorcycle

ApriliaのWSB用ホモロゲーションモデルの「RSV4」のドローイングスケッチが公開。

RSV4

先日、イタリアのミラノで開催されたPiaggioの販売店関係者を集めたイベントで発表された、ApriliaからWSB参戦用次期ホモロゲーションモデルの「RSV4」のドローイングスケッチが公開されました。既に実車の写真が出回っているので、今更感があるのですが、よく見ると違うところが発見できて、ナカナカ面白いです。

一番目立つのは、エンジンにカバーが施されるという所でしょうか。実車では剥き出しでしたので、実際に採用されるのか気になります。「MCN」の記事では、来るべき市販型のデザインについて、ヘッドライトの形状はどうのと、イロイロと想像を巡らせておりましたが、シルエットだけでも十分個性的なので、今度は他社のモデルを連想させる事は無いと思いたいですね。

復活?! Ducatiが単気筒スポーツモデル「549R Supermono」を開発中?

Supermono

Ducatiの「Supermono」というモーターサイクルをご存じでしょうか。名前通り、この「Supermono」は、2気筒エンジンが主流のDucatiにあって単気筒エンジンを搭載する珍しいモデルで、93年に市販レーサーとして発売され、レースでの華々しい活躍から、量産車として市販化を切望されたモデルなのですが、諸事情(経営の悪化とか諸々)により販売まで至らなかったんです。

搭載された排気量549ccの単気筒エンジンは、同社が誇る4バルブのL型2気筒エンジンの腰下と前気筒を流用して製作された独特の構造を持っていて、後気筒のコンロッドをダミーのバランサーにして、単気筒特有の振動を打ち消す独特の構造となっていて、当時、このエンジンは話題となりました。

その「Supermono」が、15年の歳月を経て、ついに市販モデルとして販売されるかもしれません。

欧州での「YZF-R125」の好調な売れ行きに、YAMAHAは「YZF-R250」を開発中?

YAMAHAのスーパースポーツモデル「YZF-R」シリーズの末席を担うべく欧州市場に投入された「YZF-R125」なんですが、販売の起ち上がりは好調なようです。そうなってくると、排気量の拡大版を欲しがる声が出てくる訳ですが、「Oliepeil」の記事で、YAMAHAが「YZF-R125」をベースに、「YZF-R250」を開発しているかもという話題が出てきました。「YZF-R6」のような過激なモデルが良いそうですヨ。といっても内容は「YZF-R125」が売れているから開発して欲しいといった希望を書いてるに近いので、「YZF-R250」が発売されるとは本気で思わない方が良いでしょう。

「YZF-R250」が実現されるとすれば、「YZF-R125」(「YZF-R15」の可能性もあったり)のシャーシに組み合わされるエンジンは、「WR250X」の単気筒エンジンが一番現実的でしょうね。軽量な車体にパワフルでトルクフルなエンジン。ナカナカ面白そうですヨ。

  1. 「YZF-R250」の予想CG>>

スクープ写真からBMWの「K46」の市販型を予想した下手くそなイラストを紹介。

先日、スペインのカタルニアサーキットでのテストがスクープされた。BMWが、WSBに2009年から参戦する為に開発中の4気筒モデル「K46」なんですが、「Motociclismo.es」の記事で、このスクープ写真を元に、「K46」市販モデルの予想イラストを掲載していました。

かなりやっつけ感の強い下手くそなイラストで、パースは狂っているし、タンクとリアシートのバランスも変。初期のプロトタイプにYAMAHAの「YZF-R6」の外装が取り付けられていた事を意識しすぎて、車幅を細く描き過ぎで、正直もの凄くブサイクです。ここまで酷いとこのイラストを参考にして完成形を想像すら出来ませんヨ。少なくとも実車は、このデザインで発売される事はないでしょうね。

デザインを一新した「SV1000S K8」が発売? ただし、フルなのかマイナーなのか不明。

V型2気筒エンジンを搭載するSUZUKIの「SV」シリーズは、花形の「GSX-R」シリーズの陰に隠れながらも、ネイキッドモデルとスポーツモデルを展開して堅実な人気を得ているモデルです。そのスポーツモデルである「SV1000S」なんですが、「Top Speed」の記事によると、デザインを一新した「SV1000S K8」が発売されるようです。ただ、記事に掲載された予想CG以外に情報は無く、予想スペックすらも掲載されていないので、「SV1000S K8」がフルモデルチェンジなのか、マイナーチェンジなのかはハッキリとせず不明です。予想CGから判断すると、外装のデザインのみを一新したビッグマイナーチェンジ可能性が一番高いのでしょうか?

  1. 「SV1000S K8」の予想CG>>

善良なユーザーに余計なコストを発生させる規制は良くないと思います。

先頃、政府が強化したモーターサイクルの排気音規制は、世界一厳しい基準が科せられていて、国内、国外メーカー問わず、海外で販売されている同じモデルと比較して、大幅なパワーダウンを余儀なくされています。特に、大型クラスが影響を受けているようで、規制対策を施されたモデルは、平均で50から60hp程のダウンとなっています。高性能モデルになればなるほど下げ幅も大きくなるようで、Ducatiの「1098 R」では、実に100hpもダウンしています。対策方法は、消音性能を上げた上に、排気口の小さいサイレンサーを採用するだけではなく、ECUのプログラムを変えて回転数を抑えたり、排気音が大きくなる手前の回転数で点火カットをしたり、物理的にスロットルが回らないように細工したりしているようです。

KTMの「RC8 1190」も、排気音規制に対応する為パワーダウンを選択です。

rc8_1190_08.jpg

発売が秒読み段階に入り、プレス向けの試乗会も開催された、オーストリーのモーターサイクルメーカーKTM初の本格スーパースポーツモデル「RC8 1190」なんですが、雑誌ライダースクラブの編集者であるCaptainタケタヅ氏のblog「Captainタケタヅの世界の車道から」のエントリー「予想外に」で、日本仕様の「RC8 1190」の事が書かれていました。日本向けには、100hp規制国のフランス仕様が導入されるようで、ピークパワーは155hpから98hpに落とされるそうです。さらに日本の排気音規制に対応して、サイレンサーの排気口も変更されるようで、「RC8 1190」も出力を犠牲にする事で、規制をクリアする方向のようです。ECUユニットを交換しなくても、ディーラーでプログラムを変更するだけでフルパワーになるそうですが、気軽に変更して貰えるかは謎。恐らくサーキットで走るという条件が必要かも。フルパワーとの差は57hpと、まだマシな方ですが、残念な気分は大きいですね。せめて低速トルクが厚くなっていると救われるのですが...。

ApriliaのWSB参戦用ホモロゲーションモデル「RSV4」。まずは、レーサーモデルから発表。

aprilia_rsv4_08.jpg

Apriliaが、一昨年のショーでV型4気筒のフォーマットを採用したエンジンだけを公開し、その存在が知るところとなったWSB参戦用のホモロゲーションモデル。イタリアメーカーとしては、速いピッチでの開発が進み、順調にテストメニューをこなしているスクープが報じられておりましたが、この度、ついにその厚いベールを脱ぎました。

BMWのWSB参戦用4気筒モデル「K46」が、またまたスクープされました。

BMWが、WSBに2009年から参戦する為に開発中の4気筒モデル「K46」の続報なんですが、前のエントリーから3ヵ月、今度はスペインのカタルニアサーキットでのテストがスクープされましたヨ。「MCN」の記事と、「Motociclismo.it」の記事によると、今回の「K46」は、前回の日本製スーパースポーツの外装から、「K46」の為にデザインされた外装を纏っての走行となった様です。BMWのデザインとは思えないシャープなデザインで、スポーツ指向全開の格好良さです。

Ducatiが6月日本発売の新しい「Monster 696」に新色追加。

Monster696

Ducatiが、昨年秋に15年ぶりのモデルチェンジを発表した「Monster 696」。日本には、まず「Monster 696」上位バージョンの「Monster 696+」が6月に入ってくる予定なんだそうです。価格も、998,000円と1,040,000円に決まり、購入の準備を始めている方もいらっしゃると思います(排気音規制で大幅にパワーダウンしていないと良いですね)。欧州でも評判は上々のようで、この度、新色の発表がありました。新たに追加されたのは、パールホワイトと、ダークブラック。新色の方は、ホイールとフレームの色が黒になります。

色追加だけの話題だと掲載しない方針なんですが、後ろからの写真が格好良かったので思わず掲載しちゃいました。

About this archive

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちMotorcycleカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはGameです。

次のカテゴリはMovable Typeです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。