Motorcycle
Benelliは、ミドルクラス向け?の「TNT 899」を追加するそうです。
先日オフロード市場に正式参入することを表明したBenelliなんですが、従来のモデルにも、動きがありました。ネイキッドモデルの「TNT 1130」に、ミドルクラス向けのモデルが追加されるそうです。エンジンの排気量を899ccに下げた「TNT 899」というモデルなんですが、200cc強の排気量差しかなく、しかもほぼ1000ccという排気量が、ミドルクラスかという疑問があるんですが、Ducatiも848ccの排気量を持つ「848」を、ミドルクラスと言っているので、まぁ良いんじゃないでしょうかね。そのうち、1000ccでもミドルクラスって呼ばれる日が来そうですナ。
デザインは、基本的に兄貴分の「TNT 1130」と同じです。違う箇所は、ヘッドライト上のメーターカバーのパーツが大型化されている事、エンジン下に、アンダーカウルのようなカバーが追加された程度です。あまり変えないという方向のようですね。コストダウンかも知れませんけど...。
「Motor Box」の記事によると、エンジンのフォーマットは、水冷4サイクル3気筒エンジンと変わっておらず、排気量のみのダウンに止まっているようです。なんかボアストロークの小規模な変更だけで899ccにダウンしているみたいな事書いているのですが、訳がよく解らなかったので、話半分という事でお願いします。後、欧州の排ガス規制ユーロ3に適合しつつ、118hp程のピークパワーは確保しているようですヨ。
共用化は足回りにも及んでいて、兄貴分の「TNT 1130」と同じモノを使っているそうです。セッティングも変わっていなさそうです。恐らく、車重も誤差の範囲でしか変化していないと考えられます。
価格は、10,000ユーロ(日本円で約1,600,000円)だそうで、「TNT 1130」より2,000ユーロ(日本円で約320,000円)程安い価格を実現していますヨ。排気量差分ぐらいの値下がり具合ですけどね。なんかお互いで食い合っちゃうような感じがしないでもないですね。発売は、08年の春頃だそうです。