Motorcycle
Husqvarnaが、BMW傘下の第1弾モデル「TE 310」と「TC 450」を発表しました。
早くもHusqvarnaは、2009年モデルを発表しました。フライング気味ではありますが、何はともあれ最新モデルの発表は興味をそそられますね。今回発表されたのは、公道用モデルの「TE 310」とレーサーモデルの「TC 450」の2つになるんですが、ある程度のスペックが公開されたのは、「TE 310」だけです。今回からBMW傘下の第1弾モデルとなるわけですが、従来モデルと大幅にデザインが変更される事はありませんでしたね。目立つところは、カウル類のカラーリングが白から黒になったぐらいですか。
「ROEHR 1250sc」に名称変更をして、再度発売告知だそうです。
前のエントリーで発売に漕ぎ着けたと書いた、アメリカのモーターサイクルメーカーROEHR MOTORCYCLEの「V-roehr 1250 SC」なんですが、あれから色々あったみたいで、まだ発売されていなかったみたいです。
MCNの記事によると、やっと生産モデルの開発が終了したみたいで、Harley-Davidsonの「V-ROD」のエンジンを180hpのパワーを発生させるまでにチューンしたエンジンを搭載し、Ohlins、Marchesini、Brembo、Akrapovic、Pirelliといったブランドパーツで固められたシャーシ等々のスペック関係はそのままに、名称を「ROEHR 1250sc」と変更して注文の受け付けを開始するそうです。カラーリングも独自のモノに変更されたのでDucati成分が薄らいで良い感じですね。ただし、発売延期を恐れてか、今回は価格の発表はされていないようですヨ。
Derbiの「DH 2.0」は、ダウンヒル競技で使われる自転車そのままのデザインを採用。
自転車のダウンヒル競技で使われる自転車のデザインと構成を見て、このシャーシに、ペダルを取っ払って、このままエンジンを載っけたら、そのままモーターサイクルとして成立するんじゃないかと思った人多いと思います。50〜125cc位のエンジンを積んで、燃費重視のパワー特性にしても、車重が軽いので、そこそこ走れるんじゃないかと好きな者同士で語り合った事もありました。数年前、ドイツのSACHS BIKESが、「MadAss」シリーズで夢の具現化にチャレンジしましたが、自転車そのままといったデザインではなく、華奢なミニバイクといった感じのデザインにちょっと落胆した事を憶えています。
BMWが「F 800 GS」をベースにしたスーパーモタードモデル「F 800 SM」を開発中?!
ここ数年、既存の「R」「K」「F」シリーズの拡充に加え、「HP」シリーズや、「G」シリーズ、先日公開されたばかりの「S 1000 RR」と、ハイペースでモデルレンジを拡大している最中のBMWなんですが、個人的には、そろそろ新たなモデルを追加するのは小休止するのではと思っていたんですヨ。ところが、Husqvarnaの買収で技術力の向上がみられたのか、欧州で人気のスーパーモタード市場に、新たなモデルを投入すべく勢威開発中の様ですヨ。
BMWのWSB参戦用モデル「S 1000 RR」が、正式発表です。
BMWが、2気筒エンジンを搭載するスーパースポーツモデル「HP2 Sport」を引っ提げて、50年ぶりにモーターサイクルレースに復帰した事は記憶に新しいところですが、その衝撃も消え去らぬ昨年秋頃からBMWが「HP2 Sport」とは別に、WSB参戦用4気筒モデルを開発しているという噂が出始めました。その後、走行中の様子が度々スクープされて、その存在が公然の秘密状態になっていて、いつ正式発表なのかと言われていたBMWのWSB参戦用モデル「K46」が、いきなり正式発表になりました。
「MCN」の記事によると、開発名の「K46」と呼ばれていたWSB参戦用モデルの正式名称を「S 1000 RR」と言うそうで、大方の予想を裏切って名付けの法則に反する名前を付けてきましたヨ。なんか、日本車影響がありありと分かる名称ですね。ちょっと残念な気分。
悪のり? Moto Morini、今度は「9 1/2」ベースのトラッカーモデルを開発中?!
Moto Moriniは、昨年のショーで、「9 1/2」ベースのエンデューロモデル「1200 Scrambler」発表したのは記憶に新しいところです。オンロードモデルのシャーシを流用して、オフロードを走れるように足回り変更して作るスクランブラーモデルを、現代のシャーシでヌケヌケとやったのは、面白かったんですが、それに飽きたらず、Moto Moriniは、さらなる変わり種モデルを開発中という話です。
「INFO MOTORI.com」の記事によると、今度のモデルはアメリカンなトラッカーモデルだそうで、そのチョイスにクラクラ来ますヨ。トラッカーモデルの本家Harley-Davidsonですら、最近はトラッカーモデルをラインアップしていないというのに、Moto Moriniが、本気で市販車として売ろうと思っているのなら、オドロキですヨ。アメリカ以外でとのくらい売れるのか正直未知数ですね。おしゃれなデザインを与えられたら、別の層に売れるかも。
ベースは、エンデューロモデル「1200 Scrambler」と同じく、「9 1/2」になるそうです。分かっていることは、フロントのホイールサイズが、「1200 Scrambler」よりは若干小さく18インチになるんじゃないかという事ぐらいですね。恐らくスペック的には「1200 Scrambler」と大差ないと思いますヨ。
韓国のHyosungが、「GT1150RR」で大型モーターサイクル市場に参入?
エイプリルフールの4月1日に、「Oliepeil」に掲載された記事の為、本当かどうか疑っていたのですが、2日経過して「嘘でした」と告白しなかったので、掲載する事にしました。ただし、嘘記事の可能性は拭いきれていないので話半分でお願いします。
記事によると、これまで、小型、中型クラスを主力に生産してきた韓国のモーターサイクルメーカーHyosungが、大型モーターサイクル市場に参入を計画しているようですヨ。
現在、開発中の「GT1150RR」というモデルで参入を果たす予定なのだそうなのですが、このモデル、スーパースポーツモデルなんですヨ。メーカーの技術力が試される上に、欧州メーカー、日本メーカー入り乱れての競合が激しいジャンルですから、Hyosungは思い切った事をするというのが印象ですね。
公道仕様可能?! GHEZZI-BRIANが「V11」系のレーサー改造キット「Monza sportsbike」を発売。
最近のイタリア最古のモーターサイクルメーカーMoto Guzziのラインアップする車種は、同社伝統の縦置きV型2気筒エンジンの特長を活かしたツアラーモデルが多く、スーパースポーツモデルは長らく途絶えているのですが、数年前、市場からは市販を期待されていた「MGS-01 CORSA」という市販レーサーモデルを販売していた時期がありました、鈍重なイメージがある同社の縦置きV型2気筒エンジンに、レーサーイメージのハーフカウルを被せる事で、軽快さを演出したデザインが印象的なモデルでした。結局、「MGS-01 CORSA」の市販版の開発はされず、現在に至る訳です。
このMoto Guzzi伝統の縦置きV型2気筒エンジンを搭載したスペシャルモデルを製作し販売しているイタリアのモーターサイクルメーカーGHEZZI-BRIANは、最新の縦置きV型2気筒エンジンを使って、「MGS-01 CORSA」のようなスーパースポーツモデルを制作できるチューニングキットを発売するそうです。
Ducatiが「Multistrada」後継の本格デュアルパーパスモデルを開発中?!
Ducatiといえばロードモデル専門のメーカーというのが現在の位置付け、MotoGPとかWSBなどのレースで華々しい成績を上げている為、順風満帆に見えますが、実は毎年、欧州市場での販売台数が、思ったほど伸びていない様なのです。原因は、ロードモデルだけしかラインアップしていないという事にあるようです。欧州では、郊外に出ると未舗装道路が多い為、走る道が限られるロードモデルよりも、道を選ばないデュアルパーパスモデルの方が人気があるんですヨ。各メーカーにとってドル箱的な存在にまでになっているらしく、最近特に、雨後の竹の子の如く新モデルが発売されてますヨ。
Ducatiにも、同社がデュアルパーパスモデルと位置付ける「Multistrada」があるにはあるのですが、どちらかというとロード指向が強いモデルで、本格的なオフロード走行が出来るという意味では役不足とされ、Ducatiの思いとは裏腹に市場ではツアラーモデルとしての評価の方が高いそうです。つまり、Ducatiは他メーカーのお零れに与っているに過ぎないのが現状なんですナ。
YAMAHAは「XT660Z Tenere」の兄貴分「XT1200Z Tenere」を開発中?
YAMAHAの「MT-03」のエンデューロモデルとして登場した「XT660Z Tenere」は、その斬新なデザインが話題になったのは記憶に新しいところですが、「Oliepeil」の記事で、YAMAHAは、この「XT660Z Tenere」をベースに、「XT1200Z Tenere」を開発しているかもという話題が出てきましたヨ。
この記事を読んで一瞬、1200ccの単気筒エンジンを用意するのかと思ったのですが違ってました。他のモデルにも流用する事を前提とした1200ccのエンジンを新たに開発して搭載する様なのですが、どういった形式のエンジンなのかは不明です。ただ、エンジンが単気筒でないとするならば、「XT1200Z Tenere」は、恐らくシャーシは他モデルの流用ではなく1200cc用に設計されたシャーシという事になるでしょう。車重は120kgぐらいみたいですね。
個人的には、名称も、「XT1200Z Tenere」ではなくて、「XT1200Z SuperTenere」ナンじゃないかなと思うんですが、実際はどうなる事やら。