Motorcycle
韓国のHyosungが、「GT1150RR」で大型モーターサイクル市場に参入?
エイプリルフールの4月1日に、「Oliepeil」に掲載された記事の為、本当かどうか疑っていたのですが、2日経過して「嘘でした」と告白しなかったので、掲載する事にしました。ただし、嘘記事の可能性は拭いきれていないので話半分でお願いします。
記事によると、これまで、小型、中型クラスを主力に生産してきた韓国のモーターサイクルメーカーHyosungが、大型モーターサイクル市場に参入を計画しているようですヨ。
現在、開発中の「GT1150RR」というモデルで参入を果たす予定なのだそうなのですが、このモデル、スーパースポーツモデルなんですヨ。メーカーの技術力が試される上に、欧州メーカー、日本メーカー入り乱れての競合が激しいジャンルですから、Hyosungは思い切った事をするというのが印象ですね。
この「GT1150RR」の性能等は、全く分からない段階なのですが、エンジンは、水冷V型2気筒のフォーマットが採用されるようです。Hyosungのラインアップの中で、現在の最大排気量モデルである「GT650R」は、SUZUKIの水冷V型2気筒エンジンのコピーエンジンを積むのですが、この「GT1150RR」に搭載されるエンジンも、同じくSUZUKIが「TL1000R」に搭載した水冷V型2気筒エンジンのコピーのようです。
なんか、この「GT1150RR」は、SUZUKIか、Hyosungどちらなのか分からないのですが、Yoshimuraが関わったプロジェクトが素になっていて、頓挫したプロジェクトをHyosungが引き継いで開発している?ようなので、性能的なものは、ある程度は保証されていると考えて良いでしょうね。
デザインは、下記のリンクにあるようなモノになるかは分かりません。が、仮にこの様なデザインだとしたら、モーターサイクル好きの心を虜にするような魅力に、ちょっと欠けるんじゃないかという印象ですね。良い意味でひっくり返してくれると良いのですが。デザインの引用先が丸わかりの「GT650R」のデザインから考えるに、あまり多くを求めては酷ですかね。
Hyosungが、価格が安い以外の魅力を「GT1150RR」に与えられるか。これが、このモデルを成功に導けるか鍵となるでしょう。
個人的には、「GT1150RR」が市場に登場しても購入の選択肢にはならないでしょう。あまり、良い評判が聞こえてこないっていうのがあります。WSBで良い成績を収めたら考えが変わるかもしれませんけどね。