Motorcycle
新型エンジンを搭載した「690SM」開発順調みたい。
「Raptors & Rockets」の「News」によると、KTMは、新しい単気筒エンジン「SC4」を搭載した、07年発売予定のモデル「690SM」を精力的にテストしているようです。掲載されている写真からだと、黒くてシルエットでしか分からないのですが、車体デザインは、Ducatiの「HyperMotard」に似た印象を受けますね。シャープな印象を与えるKTMデザインラインにマッチして、ナカナカよろしいんじゃないでしょうか。今後は、オフ系のモデルは、このようなデザインが主流なりそうかな。後、エンジンパワーは60〜65hp程出ているようです。排気管の取り回しは、左右2本出しになるようですが、「Duke III」だけは、違うデザインを与えられるようです。
本家より一足先に「999」を1200ccに排気量アップ。
前のエントリーで、オーストリアのVee Twoが、Ducatiの「999」のエンジンに過給機を付けた「Super Squalo」というモデルを紹介しましたが、「MCN」の記事によると、有名なエンジンビルダーのフランコ・ファーンという人が、ノーマルで998ccの排気量だったエンジンを1200ccまで拡大しすることで、後輪で190hp以上のピークパワーを得ることに成功したそうです。このパワフルなエンジンは、なぜか「749」の車体に搭載しているんだそうで、恐らくレーサーの車体を使いたかったのが理由のようです。しかし、このチューンド「999」は、レーサー仕様の一品モノのようで、繊細でメンテにも気を遣わないといけなさそうだから、「Super Squalo」のように市販は無理でしょうね。しばらくしたら、Ducatiが、「999」の排気量を1200ccまで上げてフルモデルチェンジするようだから、意味が無くなってしまうかもしれないし…。
Rシリーズのトリを勤める「R1200R」登場です。
ちょっと書くのが遅くなってしまったのですが、「R1200RT」から始まったBMWの新しい水平対向2気筒エンジンを積むRシリーズのトリを飾る「R1200R」が発表されましたね。他のメーカー場合、車体名の後ろに「R」が付くとレースイメージの強いモデルを想像させるのですが、BMWだけは、「R」が付くとネイキッドモデルを指すので、凄そうなモデルとは正反対の、大人しいモデルなんですヨ。これで、Rシリーズは、全て新しいエンジンへの変更が完了した事になるようです。ということは、アメリカンモデルの「C」は出ないって事なんですかね。意外と売れていたイメージがあるんですが、現行も既にカタログ落ちしているみたいですし、復活は無いようですね。
Ducatiは、空冷2気筒エンジンも排気量拡大を計画中のようです。
Ducatiのスーパーバイクモデルである「999」の次期モデルが、998ccから1200cc前後まで、エンジンの排気量を拡大するという計画があるみたいと前のエントリーで書きましたが、「Raptors & Rockets」の「News」によると、現在、販売不振が続いているDucatiは、販売拡大の呼び水として、水冷2気筒エンジンだけではなく、空冷2気筒エンジンも排気量を拡大する計画も同時進行しているようです。まず、「Monster」や、「Multistrada」に搭載して発売されるようです。このエンジンは、今まで使っていた乾式クラッチではなく、湿式クラッチになっているという話しもあるそうですが、ハッキリせず、発売まで分からないようです。しかし、空冷で1200ccですか、パルス感はより楽しめそうですが、軽く回る感じ維持されるか気になるところですね。
超絶パワーの2気筒エンジン「Super Squalo」は、とっても凶悪です。
オーストラリアのDUCATIチューナーとして有名なVee Twoが、同社のスペシャルパーツをふんだんに組み込んだコンプリートモデルを、久々に送り出しました。「Super Squalo」って名前なんですが、「Squalo」と聞いてピンと来た人は、かなりのDUCATI通ですね。1997年にVee Twoが、DUCATIの空冷L型2気筒エンジンを、日本のチューナーであるOVERが設計したフレームに搭載し、鮫をモチーフにした外装デザインを施して販売していたモデルの後継となります。「Squalo」は空冷エンジンということで、ハンドリング重視の大人しめスペックだったのとは対照的に、今回の「Super Squalo」は、かなり過激スペックが与えられているようです。
フルチェンジする07年型の「CBR600RR」。でも、あまり印象は変わらなさそう。
来年、HONDAが発売する07年型「CBR600RR」は、大幅な改良が加えられるようです。「MCN」の記事によると、現行では排ガス規制の影響で115psしかピークパワーが出てないので、新設計の新型エンジンが搭載されるようで、少なくとも120ps台まで回復しているでしょう。デザインの方は、最新のMotoGPレーサー「RC211V」とよく似たデザインに変更されるようです。といっても、「RC211V」のシルエットは、初出からあんまり変わってないので、07年型も細かいところを見ないと変わってない印象を受けそうです。恐らく、マフラーの取り回しが変わってて、右側にショートサイレンサーの口が開いているデザインになってると予想してみます。流石に上方排気ってのはやってないと思う…(雨の日は走れない仕様にしてどうする)。後、車重も軽くなっているようですヨ。
新しいエンジンを得て、「VTR1000F Firestorm」が市場に帰ってくる?!
なんでも、ヨーロッパで販売されているHONDAのデュアルパーバスモデル「XL1000V Varadero」が秋頃モデルチェンジするらしいのですが、コレと同時に、日本では03年、北米・欧州も06年でカタログ落ちしていたHONDAのスーパースポーツモデル「VTR1000F Firestorm」が、新型モデルとして復活するのではないかという話しが流れているようです。「Raptors & Rockets」の「News」によると、新しいHONDAのV型2気筒エンジンは、現行の1000ccという排気量は継続せず、1200ccまで拡大されたモノを積んでいるようです。この200ccプラスは、低速でのトルクを大きくして2気筒のネガである低速域でのトルク無さを解決する為の改良でしよう。97年の登場から昨年まで販売されたロングセラーモデルですから、固定ファンもいるでしょうから、「RC211V」みたいな精悍なデザインになれば、結構売れそうですね。
夏場の熱対策でオイルクーラー装着を装着。これで「KSR110」のグレードアップ計画は一応の終了です。
前回、我が通勤快速の「KSR110」にSP武川のプライマリーギアを入れて、遠心クラッチを取り除いてからというもの、思ってたとおりガンガンエンジンを回して走る機会が多くなってしまいまして、なんだか気温が上がにつれて、走った後、足下から登って来る熱気が去年とは違い、どことなく熱いんですヨ。こりゃ壊したらマズイなと重い、やはり夏場の熱さ対策は必要というわけで、同じSP武川製のオイルクーラーキットを装着することにしました。色が銀と黒の2種類があるのですが、エンジンが黒なのと、いかにも付けてます感が嫌だったので、黒にしました。(写真は銀ですけど)
今は、エンジン横に、ちっこくてかわいいオイルクーラーが装着されてます。
待望の「Desmosedici RR」は、一般人お断りの市販レーサーと考えた方がしっくり来そうです。
2004年にイタリアのモーターサイクルメーカーのDucatiが、MotoGPで走らせているレーサーの「Desmosedici RR」を市販すると発表した時は、世界中のモーターサイクルファン達にオドロキをもって迎えられたのですが、当初、2006年に発売という事で発表されたスケジュールは、昨年の発表イベントが中止になったと言うこともあって、白紙になったとの見方もあったのですが、ナンの前触れもなく突然生産型が発表になりました。発表されるとしても、今年後半に開催されるショーでだと思っていたので、こういう形で出てくるとは思いもしませんでした。まるでAppleの新製品発表のようです。
面白そうなモデルが目白押し? これから発売されそうなBMWの新モデルの話。
最近、MotoGPレーサーを開発中じゃないかと言われているBMWですが、どうも、例のスクープ写真のモデルはMotoGPレーサーではなくて、今後発売される可能性がある、レーサースタイルのスポーツモデルのプロトタイプのようです。「Raptors & Rockets」の「News」のインタビューで、開発責任者のような人が、きっぱり否定しております。ということは、BMWとしては、MotoGPへの参戦の意志はやっぱり無いということなんでしょうね。じゃあアレは何って疑問が湧きますよね。どうも「BMW HP2」から始まったプレミアムシリーズとして発売されるモデルのプロトタイプなんじゃないかって事です。現行の「K1200S」の改良型のエンジンらしく、WSBへの参戦も視野に入れて開発しているみたいですヨ。発売されれば、「BMW HP4」っていう名前になるんじゃないですかね。