Motorcycle
意欲的なデザインで、07年型「CBR600RR」は大幅刷新しました。
HONDAの「CBR600RR」は、レーサーの「RC211V」とそっくりなデザインで、人気のあるモデルなんですが、元のなった「RC211V」が、デビューが大幅にデザインを変更してこなかったので、05年のモデルチェンジの時は、メカ的には新しくなって性能も向上しているのに、パッと見変化したように見えない微妙な事をしていたのですが、前のエントリーで書いたように、07型は、新しい「RC211V」とよく似たデザインに変更されると知って、07年モデルのデザインがどう変化するのか楽しみに待っていましたヨ。とっ言っても、恐らく07年型だと思われる新しい「RC211V」のデザインは、まだ発表もされてないので、全然見たこと無いので、どんなデザインか予想できなかったんですけどね。
Neanderは、面白い構造のディーゼルエンジンを積んだ野心的モーターサイクルを開発。
日本でのディーゼルエンジンって、モクモクと黒い煙を出して走る環境に悪るそうなイメージがあり、あまり好かれてはいませんね。けど、ヨーロッパでは、日本と違いディーゼルエンジンを積んだ自動車が多く走っています。日本と違い、軽油の質が良いと言うこともあるのですが、需要も大きいので自動車メーカーの方も、ディーゼルエンジンの記述革新に積極的なのが大きいようです。ただ、それは自動車に限っての事で、ガソリンエンジンと違い、ディーゼルエンジンは構造上サイズが大きくなってしまう為、モーターサイクルには搭載されることはあまりありませんでした。ただ、環境への関心が高まっている現在、その難題に挑戦するメーカーが現れたようです。
Kawasakiは、好調の「EN6」シリーズを、1000ccまで排気量を拡大?!
「Raptors & Rockets」の「News」によると、Kawasakiは、好調な「EN6」シリーズの並列2気筒エンジンを排気量を1000ccまで拡大したモデルシリーズの展開を計画中のようです。最近盛り上がってきている「Versys」のいるデュアルパーパスモデルの市場で、他社と同クラスのモデルを投入する事になるので、SUZUKIから供給を受けている、形式は違うけど同じ2気筒エンジンを積んだモデルの「KLV1000」と入れ替わるのではないかということです。素記事では、モデル名を「EN1000n」としていますが、自分的には、他のモデルにならって、「EN10n」「EN10f」になって、「Versys」関しては素記事と同じく「Versys1000」だろうと思うんですが、実際はどうなるでしょうか。
存在感タップリのデザインが新しいカワサキの「Z1000」は、売れそうな予感がしますヨ。
ネイキッドのオンロードスポーツモーターサイクルを多くラインナップするカワサキで、大排気量クラスで、そのデザインが古い時代のスタイルを踏襲していないモデルである「Z1000」が、この度フルモデルチェンジを行うようです。03年に現行モデルが発売されたので、約3年ぶりになります。前回の「Versys」といい、今回の「Z1000」といい、カワサキはショーでのお披露目無しに新モデル発表を続けているのは、何だか欧州のメーカーみたいですね。カワサキは、秋になると各社の新モデル発表が集中するので、力を入れて販売したいモデルが、他社の新モデル影響で霞んでしまうのを避ける傾向になりつつあるのでしようかね。
MV AGUSTAから、鮮やかなブルーが美しい、ワールドカップイタリア優勝記念車登場。
「Motor Box」の記事によると、「2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会」でのイタリア優勝を記念して、MV AGUSTAは、ネイキッドモデル「Brutale 910R」の車体色を、イタリア代表チームのユニフォームカラーにしたモデル「Brutale 910R Italia」を発売するそうです。金の縁取りが優勝を表していて、タンクの上部には優勝カップの絵と優勝回数を表す4つの星が描かれています。この優勝記念モデルのスペックは「Brutale 910R」と同じなんで、モーターサイクル好きには大したモデルではないですが、サッカーファンには垂涎のアイテムとなつております。価格は、22,000ユーロ(約325万円)と、ちょっと吹っ掛け過ぎなような気もしますが、9月から市場に出てくるみたいです。
MotoGuzziの次のモデルは、「Stelvio」という名のスポーツツアラーかも。
「Raptors & Rockets」の「News」によると、MotoGuzziは、新しいモデルをラインナップに加えるべく開発に集中しているらしいです。そのマッシブなデザインが好評の「Griso」と、最新ツアラーの「Norge 1200」の中間的なジャンルに投入されるそうで、既に「Stelvio」と呼ばれているそうです。素記事に掲載されている予想デザインを見る限り、スポーツ寄りに振ったツアラーの様ですね。与えられるデザインは、コレとは大夫違うと思いますけどネ。エンジンは、新しく1200ccか、1300ccの排気量が与えられるみたいです。しかし、このプロジェクトは1年ほど遅れているそうなので、今年のショーで発表されるかは微妙といった所なのかなと思っています。
Victoryの考える、新しいアメリカンツアラーの形は面白そうです。
日本ではあまり馴染みがないVictoryというアメリカンモーターサイクルのメーカーが、ちょっと奇抜なデザインのツアラーを計画しているみたいです。「Raptors & Rockets」の「News」によると、Victoryの公式サイトでは既に4つのコンセプトデザイン案が公開されていて、ユーザーの反応を探っているようです。自動車のデザインを思わせるデザインで、今までとは違う何かを感じますね。個人的には、2案目と3案目がナカナカ流麗なフォルムで宜しいんじゃないでしょうか。エンジンは、同社が開発した50度のVバンクを持つ空冷1634ccのモノで、これをフルカバーで隠してしまうのではなく、ちゃんと見せている所がデザイン上のアクセントになっているようです。実際に製品として出てきたらアレって感じになりそうにも思えるんですが、Victoryの現ラインナップのデザインが割と良い線いってるので期待していても良いかもと思っています。「Hammer S」はお気に入りですヨ。
個性的なデザインが光る「ER6」系デュアルパーパスモデル「Versys」登場。
カワサキのミドルクラスモデルとして発売された「ER6n」と「ER6f」は、その個性的なデザインと、並列2気筒という近年では珍しいタイプのエンジンが市場に受けたのか、ヨーロッパ市場を中心に好調な売れ行きでらしいのですが、それを証明するかのように、カワサキは第3のモデルを市場に投入することにしたようです。狙うのカテゴリーは、ヨーロッパで人気の高いデュアルパーパスで、長い間ラインナップされていた「KLE500」の後継モデルとして登場するようです。ただ、「ER6」のシャーシを使いながらも、「ER6」と名乗らず「Versys」という名前で登場するようです。どっちかというと、「KLE500」は、オフ寄りだったので、今回の「ER6」のベース化で、Ducatiの「MULTISTRADA」が作ったオン寄りのデュアルパーパスモデルの分野に方向を転換したことになるようです。
Triumphの「Bonneville」は、排気量が拡大されるようです。
「Raptors & Rockets」の「News」によると、Triumphの07型「Bonneville」に搭載されるクラッシックな外観の空冷2気筒エンジン(バーチカルツイン)の排気量が、現在の790ccから「Bonneville T100」と同じ865ccに拡大されるようです。ピークパワー、トルク共に「Bonneville T100」と同じなのか、それ以上の性能が出ているのかは分かりませんが、よりパワフルになる事は確実なので、より乗りやすくなるんじゃないですかね。それと、カラーリングも変更になったようで、黒のツヤが増したそうです。後、排気量が拡大された場合、価格は上がるのが普通なんですが、どうも据え置きみたいです。購入考えている人は、ちょっと嬉しいニュースかも…。
多分、HONDAは、来年「Hornet」系を一新させるみたいです。
HONDAは、新しい「CBR600RR」のエンジンが搭載された、07年型「CB600F Hornet」と同時に「CB900F Hornet」もモデルチェンジを受けるようです。「Raptors & Rockets」の「News」によると、新しい「CB900F Hornet」は、1000ccへと排気量がアップし、「CB1000F Hornet」となるそうです。スタイリングは、より大胆なデザインになるそうなんですが、今までの流れだと600と共通になる可能性が高いと思うのですが、最近白熱しているミドルクラス市場ですから、今回は別のデザインが与えられるのか気になるところですね。エンジンは、他の国産メーカーのモデルとの競合を考えると、「CBR1000RR」のモノが採用されてもおかしくはないのですが、素記事では別設計のエンジンみたいなことを書いてます。「CB1300SF」系のボアダウンエンジンだと面白そうだけど、無いな。
多分だけど、「CB600F Hornet」と「CB900F Hornet」同時にモデルチェンジって事は、「CB250F Hornet」もやるって考えて良いんですかね。