Motorcycle
寒くなってきたので、夏場に変更した「KSR110」のキャブセッティングを変更しました。
先日、夏場の気温上昇で、通勤快速で常用している「KSR110」のキャブレター(以下キャブ)のセッティングが合わなくなっていて、夏用のセッティングに変更していたのを秋用のセッティングに変更しました。実は、夏真っ盛りの頃に、「KSR110」が不調になりまして、メインジェットの番数130というのを止めちゃってたんですヨ。しばらく様子見で、落ち着いてからエントリーを書こうと思っていたら、すっかり忘れてしまってました。というわけで、秋用のセッティングの話しの前に、どういう経緯でセッティングを変更する事にのかを、まず書きますね。
「KSR110」のキャブを、今年の1月にSP武川のビッグボアキャブレターキット(MIKUNI VM26)に交換して、最初に装着されていたメインジェットとスローを、110ccの排気量に合わせた、メインジェット130、スロー110というセッティングにして使っていたのでが、朝の比較的涼しい時間の気温が摂氏25度を超えた当たりから、アイドリングしなくなり、走っていてもアクセルを戻すと即エンストっていう症状が出るようになってしまいした。アイドリング調整とかもやってみたのですが、一向に調子が戻らず困っていたんですヨ。
それではと、文明の利器ネットで調べてみると、夏になって気温が上昇すると、キャブ内のメインジェットから噴射される燃料が途中で気化するのが早くなり、130の勢いでは、混合気を作る部屋まで届かなくなってしまい、作られる混合気が極薄いものになってしまうんだそうです。アクセルを全閉の時、燃料が噴射されていない状態では、それが顕著になり、エンストになるといった症状が出るみたいです。解決策として、メインジェットの番数を落として、燃料の噴射の勢いを強くしてやる必要があるとの事でした。そこで、メインジェット番数を130から、120に落としてみたら、何事もなかったかのように調子が戻りました。VM26は、メインジェットの交換は、キャブ下のネジを緩めて蓋を外せば簡単できるので、作業はラクチンでしたヨ。(燃料コックONのまま作業したらダメですヨ。)
ただ、季節は巡り来るモノなので、秋に入って気温が下降してくると、今度は、アクセルを戻してもアクセルが開きっぱなしなるという症状か出始めました。燃料を噴射する勢いがあり過ぎるようです。そこで、様子見も兼ねてメインジェットの番数を120から、一気に130に戻したのですが、今度は、アクセルを全閉にするとカブリ気味になってしまう症状が出ちゃいまして、まだ、130だと気温が高すぎると判断しました。120だと気温が低過ぎで、130だと高過ぎるのならと、間をとって125にしてみたら、アクセルを戻してもアクセルが開きっぱなしなるという症状は完全には消えてませんが、気にならないレベルになったので、今はコレで走っています。
ということは、メインジェットの番数は、春・秋用が125、夏用が120、冬用が130という事になるのみたいですね。ただ、エンジンの汚れ具合なんかで、微妙に変わってきそうですけどね。後2年ぐらいは、このローテーションでいけたらいいかなと思ってます。