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Motorcycle

強烈の存在感のデザインはそのままに、よりスポーツ性能を高めた「Griso 8V」が登場。

Griso 8V

Moto Guzzi独特の縦置き空冷4サイクル90度V型2気筒エンジンを生かした、その強烈な存在感のあるデザインが、発売から2年経った現在でも新鮮味を失わない「Griso」が、更なる魅力を獲得すべく、「Griso 8V」として生まれ変わりました。ただ、好評のデザインは、大幅な変更は受けておらず、見ただけで変わったと判断できるのは、サイレンサーぐらいです。かなり完成度の高いテザインなので、下手にいじって台無しになるよりは、余り変えない戦略の方が売れるという判断からなのでしょう。

巨大なラッパ型だったサイレンサーの迫力はそのままに、横から見ると2本のサイレンサーが折り重なっているように見えるのですが、実は1本のサイレンサーで、そういう風に見えるように造形された、凝ったシロモノなのです。なので、後から見ると1本のサイレンサーに2つの排気口が並んでいます。内部で、2つになっているのかは分かりません。また、エンジン下でとぐろを巻くように排気管は、従来より伸ばされています。後、目立たないのですが、シートがベルト付きのオーソドックスなダブルシートから、シートストッパーの付いたシングルシートの様な形状のスポーツシートになり、座面も高くなっていますネ。ハンドルの位置も若干前になっていますから、「Griso 8V」はツアラー性よりも、スポーツ性に重点を置いたモデルであることが分かります。他、細かいところを見るとイロイロ変わっていて質感がよくなっているですが、重箱の隅突きなのでやめておきます。

MOTOR BOX」の記事よると、「Griso 8V」に積まれる空冷4サイクル90度V型2気筒エンジンは、シリンダー部分、主にバルブまわりが改良され、排気量を1100ccから1200ccへと100ccアップしています。9,500回転で110hpのピークパワーを発生させ、11kgmの最大トルクを誇ります。ほぼ、スペック的にはDucatiの「S2R」と拮抗しているそうですヨ。だから、スポーツ性を意識したシャーシ構成なんですね。

サスペンション関係は、前後とも変化はないのてすが、フロントのブレーキディスクが花形のタイプが採用され、キャリパーの位置も、ラジアルマウントに変更され、安定したブレーキング性能を追求しているようです。

この「Griso 8V」は、着実な進化をしていて、これから「Griso」を買おうと思っている人は、ガンガン攻めはしないけど、もう少しスポーツ性が欲しいっていう感じでしょうから、結構魅力的なんじゃないかと思いますね。

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このページは、naganagaが2006年11月20日 22:45に書いたブログ記事です。

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