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Ducatiは、15年ぶりにフルモデルチェンジした新型「Monster」を秋頃発表か?!

1992年の発表以来、基本的なデザインをほぼ変えずマイナーチェンジ の繰り返しで長期にわたって販売されてきたDucatiのベストセラーモデル「Monster」が、この秋のミラノショーでフルモデルチェンジを施されるそうです。当時、ネイキッドモデルといえば、70年代の全盛期を思い起こさせるようなノスタルジーなデザインのモデルが主流(日本の中型クラスを除く)だったところに、モダンかつエンデューロモデルの要素を取り入れたデザインを纏って発表された「Monster」は、かなり衝撃を持って市場に受け入れられたのですが、ここまで長く生産されるモデルになるとは思っても見ませんでしたヨ。それから15年ですから、いくら優秀なデザインといえども、流石にデザインに古臭さを感じ始めていましたので、この話が本当なら、個人的には丁度良いタイミングだと思いますね。これ以上延ばすと現行モデルのくせにノスタルジーの領域に突入して初期のコンセプトから大きく外れてしまいますからね。

MCN」の記事によると、エンジンは、ほぼ現在と同じ伝統的な2バルブの空冷系と、パフォーマンス重視の水冷系の2本立ラインナップが維持されるようです。空冷系の排気量は「Hypermotard」から移植された1100ccのエンジンを筆頭に、欧州では一番小さい排気量として675ccが用意されるようです。日本仕様の400ccがどうなるか気になるところですが、当然ながら書かれていません。水冷系は、スーパースポーツモデルの「1098」に搭載されているエンジンが、そのままの仕様で搭載されるではと書かれています。

という事はですヨ。フレームは恐らく「1098」からの流用という事が考えられ、他社がラインナップしているストリートファイターモデルと同じく、「1098」からカウルをとっ払っただけのネイキッドバージョンという位置付けになるのかもしれませんね。かなり、過激なモデルを期待できるかもですヨ。

完全に新しくなるデザインですが、あくまで「Monster」ですから、そこはちゃんと堅持されたデザインになるそうです。サイレンサーはアップタイプとなり、リアシートに組み込まれた形となるそうです。それに伴いリア周りは、シングルシートの様な形状?になるみたいです。ヘッドライトは、傾斜の付いた、ちょうどApriliaの「SL750 Shiver」の様な形状になるようで、かなりスポーティーな雰囲気に変わっていそうです。担当するデザイナーは、ピエール・テルブランチ氏なのか、Ducati社内のデザインチームなのか気になるところですね。今回はモダンデザインなので、Ducati社内のデザインチーム担当しているのではないかと、個人的には思っているのですが、真相はいかに。

個人的には、現行「Monster」をデザインしたミゲール・ガローツィ氏だとうれしいのですが、彼は今、Apriliaのチーフデザイナーですから、それは無いと思います。新しい「Monster」が、彼の最新作「SL750 Shiver」を超えているとイイナ。間違っても下記の予想CGのようなデザインではないと思いますヨ。(これ描いた奴、センス無さ過ぎ…)

  1. 新「Monster」の予想CC>>

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このページは、naganagaが2007年5月21日 22:56に書いたブログ記事です。

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