2007年10月 Archive
2009年からBMWは、新開発の4気筒モデルでWSBに参戦か?
07年シーズンBMWは50年ぶりにでレース界に復帰し、世界耐久選手権に出場。その出場車として「HP2 Sports」を開発、先日市販化の発表をしたばかりなんですが、早くもBMWは次なる目標に動き始めたみたいです。「visordown.com」の記事によると、BMWは、09年シーズンからWSBに参戦すると正式に表明したそうです。世界耐久選手権では、「HP2 Sports」での参戦でしたので、コレを熟成しての挑戦と思いがちですが、ここからが「visordown.com」のスクープ。なんと、4気筒のWSB用ホモロゲーションモデルを12ヶ月以内にリリースするそうです。そのホモロゲーションモデルは、他のBMWのモデルとは違い、シャフトドライブではなく、チェーンかベルトドライブの可能性があるそうです。BMWの生産規模からするとホモロゲーションに必要な台数は多そうですから、「HP4」シリーズ?としてカタログモデルになる可能性が強いと思いますヨ。ちょっと想像するだけで技術的にスゴく奇抜なモーターサイクルが発売されそう…。
KTM初のオンロードモデルだった「DUKE」が、「690 Duke」として復活。
自分の記憶が正しければ、オーストリーのモーターサイクルメーカーKTM初のオンロードモデルである「DUKE」は、2代目の「DUKE II」に進化後、長い間KTM唯一のオンロードモデルとして売られていたのですが、兄貴分の「990 Super Duke」の登場後にカタログ落ちしていたのですヨ。このままKTMはオンロードモデルに関しては大排気量のみにシフトしていくのかと思っていたら、この度、新しいエンジンを得て「690 Duke」として復活しましたヨ。しかも、前のエントリーでKTMの「Duke III」として噂になっていた性能を若干上回っての登場ですから、KTM手を抜いていません。
過激指向に変わった?BMWのスーパースポーツモデル「HP2 Sport」が市販化。
前のエントリーで紹介したBMWの耐久レーサー「HP2 Sport」なんですが、ついに市販バージョンが登場すると発表がありました。世界耐久選手権に出場しているモデルと、ほぼ同じ構成で発売みたいで、ナカナカBMWのスーパースポーツモデルを待ち望んでいた人には、魅力的なストーリーをひっさげての登場となりますね。HP2という高級レンジのモデルを買う顧客の事を分かっているなと思うのは、やはりエンジンの形式が、フラットツインっていう所ですね。
ファニーフェイス気味だけど過激さ増量、HONDAの08型「CBR1000RR」が発表です。
先日、写真だけが先行公開されていたHONDAの新しい08型「CBR1000RR」の詳細が、9月28日からフランスの首都パリで開催されている「パリ・ショー」で、正式に発表されました。既に先行公開された写真からも分かるように、今回の目玉はナンといっても(といってはナンなんですけど)、HONDAのGPレーサー「RC212V」のデザインとは決別したように見えるデザインですヨね。GPレーサーと同じデザインがウリでもあった訳で、そのウリをあえて薄めてみるという方向性みたいです。まんま、GPレーサーと同じデザインを引っ張るっていうのも確かに面白くないですからね。
Ducatiのミドルクラススーパースポーツは、排気量を拡大して登場予定。
Ducatiのスーパースポーツの話題といえば、ここんところ「1098」ばっかりで、ミドルクラスの方は梨のつぶてだったのですが、「Raptors & Rockets」の「NEWS」によると、「1098」のシャーシを使った「749」の後継モデルの情報が入ってきたみたいですヨ。排気量は848cc(もしかしたら車名だけの可能性有り)で、エンジンのピークパワーは137hpで最大トルクは95Nm。車重は「1098」より3kg程軽いとのこと。また、カラーリングは赤と白で、今まで使われた黄色はラインナップされないそうです。価格は、1,480,000円ほどではないかと予想していますがどうなんでしょうか。詳細はミラノショーで公開されるそうです。なんか、07年の12月までには店頭に並んでいるそうですヨ。