前回、Appleの｢Mac OS X 10.4｣が10.4.9にアップデートした時、次は｢Mac OS X 10.5｣ですねなんて書いたのですが、その後、発売が当初の6月から10月に延期になり、Appleが10.4.9のままで半年近く凌ぐつもりとは思えなかったので、前のエントリーで10.4.10が出るとすれば5、6月って予想したのですが、見事的中いたしました。10.4.9が3月にアップデートしたので、10.4.10は、ちょうど3ヶ月でローテーション通りと言うことになります。とりあえず、初の2桁表記になりました。

アップル、｢Mac OS X｣のアップデートをリリース--IPv6の脆弱性にも対処

Appleは米国時間6月20日、新しいセキュリティアップデートを含む｢Mac OS X 10.4.10｣を公開した。

引用先：CNET Japan：ニュース：セキュリティ

今回のアップデートで、PowerPC版のカーネルは、xnu-792.17.14/Darwin 8.9.0からxnu-792.21.3 / Darwin 8.10.0へと、Intel版のカーネルは、xnu-792.18.15/Darwin 8.9.1からxnu-792.55/Darwin 8.10.1になり、それぞれPowerPC版が8R218、Intel版が8R2218とビルド番号も変更になっています。

内容は、バクフィクスが中心で｢Mac OS X 10.5｣が近々発売と言うことで、小幅な変更と言ったところでしょうか。ネットワークプロトコルIPv6の脆弱性に対処したり、デジタルカメラメーカーが販売する機種固有の画像フォーマット(RAWイメージ)の種類を追加した事と、USBデバイスのサポートの強化、外付けUSBハードディスクのマウント時とアンマウント時の信頼性が向上したんだそうです。それと、GPSレシーバの一部の機種が、IntelCPU搭載のMacで認識されない問題が報告されていたのですが、それを解決等々と不具合の解消も行われているようです。

セキュリティーアップデート+アルファって内容ですね。