Naga Blog

2005年11月 Archive

より強力なエンジンを登載したVyrusの「985 C3-4V」。

Vyrus 985 C3-4V

Vyrusの「984 C3-2V」は、その昔、従来のテレスコピックのフロントサスペンションを廃した、スイングアームとセンターハブステアリングをフロントに装備したbimotaの「Tesi 1D」の直接的な後継として登場したのですが、この時は、Ducatiの「1000DS」に載せられている984ccの空冷2バルブ2気筒エンジンが積まれ、ハンドリングを楽しむには十分だったのですが、出た当時から、もっとパワーのあるエンジンの方が面白いのではないかと評されていました。そこで、Vyrusは、その要望に応えるべく、「999」の水冷4バルブ2気筒エンジンを載せた「985 C3-4V」をデビューさせました。ハイ、コレで文句はございませんと言ったところでしょうか。

4年間乗った愛機「F4S」を手放しました。

先日4年間乗った愛機00型「F4S」を手放しました。本当に素晴らしいモーターサイクルで、下手くそな自分にとっては、良過ぎる代物だったのですが、スピードを上げなくても楽しくライディングできるシャーシーバランスの良さに、そんなこともすっかり忘れ、自分がうまくなったような気分でした。また、デザインも素晴らしく、出先でウットリと眺めてた事もしばしばでした。パワー至上主義の方にはオススメしませんが、ハンドリング重視の方には、是非乗って欲しいですね。車庫保管、車検1年残り、8,500km程の走行距離と言うこともあって、思った以上に高額で買い取って貰えて、本当に大事に乗って良かったなと思っています。次のオーナー所へいっても、大事に乗って貰えるといいな。楽しい4年間をありがとう!!

もし、四国内で欲しい方がいらっしゃれば、売ったお店教えますヨ。コメント欄に教えてくれって書いて下さいな。

Terra Modenaの「198」って市販車のふりした市販レーサーでしょ。

Terra Modena 198

イタリアの新興メーカーのTerra Modenaは、設立以来ずっとモタードレーサーばかり作り続けていたのですが、ついに市販車の販売を始めます。「198」というシンプルな名前が付いたモデルなんですが、保安部品関係って、とりあえず付けてますと言わんばかりにワンタッチで取り外せそうな感じで、一応は公道を走れますって仕様みたいですね。市販レーサーって言った方が正解かも。

「950 SUPERENDURO R」は、当初の予定から遅れて6月に登場。

KTM 950 SUPERENDURO R

KTMが、今年の5月に「950 SUPERENDURO」として公開したコンセプトモデルが、「950 SUPERENDURO R」となって市販されることになりました。名前に「R」が付きましたが、付いてないときとどう違うのと質問されると、困ってしまうほど変わってません。BMWの「HP2」相手では性能的に役不足と感じたから、さらに性能をアップを狙ったっていうわけで話さそうです。けど、モタード含めて、このジャンルの大排気量クラス、なんかどんどんスゴイ事になっていますね。日本の4メーカーも早く参入しないと辛くなるぞ〜。

生産型は意外と格好良かったMotoMoriniの「9 1/2」

MotoMorini 9 1/2

「Corsaro 1200」から始まったMotoMoriniの復活ですが、やっと、第2弾の「9 1/2」が市場に投入される運びになりました。今年の1月に発表されたので、約1年ぶりの動きとなります。発表段階で、量産プロトまで進んでいたので、ほぼデザインは変わっていませんね。けど、カラーリングだけ、こうも印象が変わるモデルも珍しいですね。シンプルな造形なのに、とっても不思議です。

現代風スクランブラー「Mulhacèn 659」の市販型が登場。

Derbi Mulhacèn 659

ほぼ1年前にコンセプトモデルが発表された、スペインのMCメーカーDerbiの、現代的なデザインを持つスクランブラー「Mulhacèn 659」の市販型が登場しました。コンセプトモデルの段階でも、今すぐ量産できそうな完成度でしたからね。このまま市販型になるかなと、思っていたのですが、予想どおり全く同じ姿で登場してきました。

復帰第1弾の「Tre-K」は派手なんだけど、存在は地味目。

Benelli Tre-K

財政危機というイタリアの会社特有の病気から復活した病み上がりのBenelliは、デュアルパーバスのジャンルに新モデル「Tre-K」を送り込んできました。(これ車名は何と読むのかな「トレック」、「トリック」?)先日、既にデザイン画が発表されていたので、特別衝撃的でも何でもないんですが、ここ最近のモタードブームに便乗しないぞといわんばかりに背を向けての肩すかしの1台ですね。並列3気筒エンジンのモタード車っていうのも見てみたい気がしますが、あからさまに不向きな形式ですからね。Ducatiと同じ事はしないと思いますヨ。

足まわりを中心に大幅グレードアップ「Brutale 910R」。

MV AGUSTA Brutale910R

MV AGUSTAのネイキッドモデル「Brutale」に05年から、750ccから910ccに排気量を拡大した「Brutale 910」が追加されたのですが、さらに性能を向上させた上位バージョン「Brutale 910R」まで出てきました。ヨーロッパはこの市場、かなり過熱気味ってことなんでしょうか。なんか、「F4」シリーズみたく、「Brutale」シリーズもスペシャルバージョン連発の予感がしないでもないですな。

着実な進化でお得感の増した06型の「RSV 1000R」。

aprilia RSV1000R

どうしても、レースシーンで華々しい活躍をする同じイタリアのDucatiの「999」の陰に隠れてしまい、レースシーンでは地味な存在に甘んじているapriliaの「RSV 1000R」なんですが、公道では「999」に負けないと言わんばかりに、apriliaは「RSV 1000R」を毎年、着実に進化させています。今回は、発売から3年を経過するにあたるので、イロイロと変えているみたいです。

「RS125」は、250cc2ストロークスポーツ復活の布石か?

aprilia RS125

apriliaの小排気量スポーツ「RS125」が新しくなりました。といっても、殆ど外装が新しくなった位で、中身の変化は無いようですね。GPレーサー似のデザインから、大排気量モデルの「RSV 1000R」似のデザインになり、ちょっと大型化したのかな。ホイールが見るから軽量そうなタイプへ変更され、フロントブレーキのキャリパーが大型化されてラジアルマウント(っぽい)されています。性能の向上はしっかりとされているみたいですね。125ccの貧弱さみたいなのは消えていて、ちょっとだけ見栄が張れそうですね。

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