Motorcycle
素が「B-King」のデザインと考えると、とっても微妙な「GSR600」。
SUZUKIの新しい600ccネイキッドの「GSR600」の写真が公開されましたって言っても、このモデルに関しては、今回雑誌の方が早かったですね。恐らく、情報規制が敷かれていて、日本での公開をした後、順次世界で公開っていうことだったのかなと思っています。まぁ、簡単な紹介は、もう既にバイク雑誌に載っちゃっているので、今更取り上げても仕方ないかなと思ったのですが、せっかく前フリもやってるので、今回は、デザインについてちょこっと語っておこうかといったところです。
正直、「B-King」っていう存在が無ければ、強いインパクトで迎えられたであろうと思うのですが、ボリューム感たっぷりだった「B-King」のデザインを、ただ貧弱にしたという印象の方が強いです。なんとか「B-KING」のデザインを頭から外せば、悪くないデザインではあるんですけどね。実際、洗練されてるし...。もう完全に「B-King」ベースのデザインって事がマイナスになっていますね。お陰で、かな〜り残念な感じがしているのは自分だけではないと思いますヨ。
恐らく、販売上直接のライバルとなるヤマハの「FZ6」辺りのデザインを意識しているんだと思うのですが、あまり、そういうことは考えずに「B-King」ベースであることを意識して、独自の路線で攻めるべきだったのでは無いかと思います。まぁ、「B-King」は、4年前のコンセプトモデルですからね。知らない人もいるでしょうから、ニュートラルな頭の人が、どれだけ買ってくれるのかが成功の鍵だと思いますヨ。恐らく、今後、排気量を変えたモデルが登場してくると思うのですが、リッタークラスは、「B-King」っぽく、もう少しマッシブなデザインでお願いしたいですね。このまんまで排気量だけ拡大ってことになったら、少なくとも「B-King」を待ってた人は違う車種行っちゃうと思うな。
「Motor Box」の記事によりと、エンジンはやはり「GSX-R 600」のモノのようですが、エンジンの形からすると、前の型っぽそうですね。まぁ、カリカリのスポーツモデルではないのでコレでいいと思いますヨ。
で、気になるお値段は、7,000ユーロぐらいなんだそうで、日本円で95万円ぐらいになると思います。
後、前のエントリーで自分が書いた「GSR600」の予想はことごとく外れて、普通のストリートファイター系?の600ccのモデルでしたね。「B-King」が頭にあったモノだから、ついついスゴイスペックを妄想しちゃいましたな。