Motorcycle
「B-King」の生産型が登場? 別の意味で衝撃的な「GSR」。
01年の東京モーターショーで公開された、SUZUKIのコンセプトモデルの「B-King」が、ついに発売されそうという話題なんですが、ちょっと別の意味で衝撃的です。
「Motor Box」の記事によると、車名「GSR」というこのモデルは、アップタイプの2本出しマフラーや、左右に張り出したエアインテーク兼ウインカーといった「B-KING」の特徴的な部分を受け継いだ大胆でモダンなデザイン(こちら)なっているようです。
ここからが衝撃的な部分なんですが、コンセプトモデルではスーパーチャージャー付1300ccという、パワー至上主義のSUZUKIらしいエンジンだったのですが、「GSR」はなんと、半分以下の600ccになって発売されるようなのです。う〜ん、一気にミドルクラスとは、「B-King」を期待していた人の落胆の表情が目に浮かぶ...。まぁ、SUZUKIのこのクラスってトラッドなモデルしか無いから、ヨーロッパでの販売促進ってことで、600ccとして登場するのでしょう。
後は、どの形式のエンジンが積まれるかナンですが、この「GSR」は、ジャンル的にはストリートファイター系のモーターサイクルだと思うので、「GSX-R 600 K6」のエンジンが相応しいと思うのですよ。実は、スーパーチャージャー付きにするために、わざと排気量落としたっていうのも面白いかもしれません。しかし、これが「GSF600」とかのエンジンが積まれたら、スズキは何考えてんだって他社に乗り換える人が出てきちゃったりして。ただ、シャーシが、1000ccクラスのエンジンを積めるように自由度の高くなっていたら、「GSR」の売れ行きによってはですが、750cc版とか、1000cc版、1300cc版とか出てくるのではないかと思います。
そういえば、「B-King」発表も、もう4年前になるので、スタイリングを忘れている人のために...。
多分、「GSR」は、ここまでボリューム感は無いんだろうな、そう考えると残念かも。まぁ、まだ、スケッチが公開されただけですし、正式な公開は、東京モーターショーという事なのと、コンセプトモデルとして展示のようなので、良い意味で裏切られる事を祈ってましょう。