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YAMAHAが空冷単気筒エンジンを積んだ安価なネイキッドモデル「FZ200/250」を開発中。

YAMAHA FZ200/250 PROTOTYPE
YAMAHA FZ200/250 PROTOTYPE

YAMAHAはインド市場向けに新しく「FZ200」もしくは「FZ250」を開発しているのをスクープされました。インドでは200〜250ccクラスが急成長をしていて、150ccクラスからの乗り換えと新規の需要が強くなっているのだそうです。その為、このセグメントにインド内外の各メーカーが次々と新型車を投入しています。そこにYAMAHAは、廉価な250ccモデルとして「FZ200/250」を投入して、高価なモデルを買えない層にもアピールしようとしています。

YAMAHA FZ200/250 PROTOTYPE
YAMAHA FZ200/250 PROTOTYPE

スパイショットされた「FZ200/250」には、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンが搭載されていて、クランケースやバルブヘッドが、G370E型(「SEROW 250」や「XT250X」等)と酷似としているので、このエンジンが搭載されているみて間違いないでしょう。スペックは「XT250X」だと最高出力18psを7,500回転で、最大トルク19Nmを6,500回転ですから、これと大体同じくらいになるかと思います。

スタイリングは、外装パーツ含むいくつかのパーツが「YZF-R15」と「FZ」から流用されていて、ディスク、フットペグ、ナンバープレートホルダー等々が確認できます。専用の外装パーツは小さなLEDのパイロットランプが付いたヘッドライトユニットに、バイザーとデジタルメーター。タンクの形状とエアインテークの付いたシュラウド、リアシート周り等が確認できます。他は共用パーツが多いので、その分価格を安く抑える事ができるので、「YZF-R3」のインド現地価格350,000ルピー(日本円で約604,000円:2016年12月現在)対して、ライバルとなるBajajの「Dominar 400」の136,000ルピー(日本円で約235,000円:2016年12月現在)と同じぐらいに価格で売られるのではと予想されています。

かなり生産型に近づいた「FZ200/250」のプロトタイプモデルと考えて良いと思いますね。工場での生産方法が検討されているレベルにまで到達していそうです。YAMAHAはインド市場向けのモデルを日本国内で正規で販売した事はないので入ってくるかは微妙ですが、品質次第では安価なスポーツネイキッドとして国内でも売れるのではないかいう気(根拠はないです)がします。性能重視の「WR250X」に対する安価な「XT250X」というように、性能重視の「MT-25」に対する安価な「FZ250」というような感じですね。

引用元:RUSHLANE「Yamaha FZ 200 / FZ 250 spied undisguised - 28 Photos

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このページは、naganagaが2016年12月19日 22:34に書いたブログ記事です。

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