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これぞ斬新なデザイン。アメリカの新興メーカーVanguardが、「Roadster」を先行発表。

Vanguard Roadster
Vanguard Roadster

アメリカに新たなモーターサイクルメーカーがスタートアップします。ニューヨーク市のブルックリンネイビーヤードに拠点を置き、Edward JacobsとFrancois-Xavier Ternyの二人によって設立されたVanguardです。デビュー作として「Roadster」を開発し、IMS New York showでの正式発表を前にウェブサイトで先行公開されました。

かなり斬新なデザインの「Roadster」は見慣れたモーターサイクルのイメージをひっくり返すほど魅力的です。しかし、どこかConfederate Motorcyclesとデザインの傾向が似ていると気付かれるでしょう。両者ともS&S製のX-Wedge Vツインエンジンを搭載したプラットフォームを採用しているという事もありますが、Edward JacobsがConfederate Motorcyclesの元デザイナーである事も大きいと思われます。カーボンファイバー製の燃料タンクと削り出しや鋳物の金属製の部品の組み合わせは圧巻の出来で、徹底したごだわりは、ハンドルバーの取付方から、ブレーキマスターとクラッチマスターのオイルリザーバタンクまで形、そしてエンジンからの動力がどのようにリアディスクホイールまで伝えているか等、多岐にわたります。

排気量1,917ccの空冷V型2気筒エンジンは、最大トルク149Nmを発生させます。足回りは、Öhlins製のサスペンションに、Brembo製のブレーキと、Metzler製のタイヤが組み合わされています。その他の装備としては、金属の角材の様な片持ちのスイングアーム、フロントフォークに一体化した6灯のLEDベッドランプ、バックミラー代わりの後方カメラとメーター兼用の液晶モニターとなります。

さて、このVanguard「Roadster」は、まだ開発段階で2018年には顧客が入手可能なところまで持っていきたいそうです。29,995ドル(日本円で約340万円:2016年12月3日現在)という控えめな価格で販売するそうです。「Roadster」の部品の仕上げとかの手間のかけようから考えるとかなり安いと思います。オーソドックスなモーターサイクルのテザインをどこまで変えれるか挑戦したかのような刺激的なテザインですから、買おうかという人を選ぶと思います。ただ買って走っていると物凄く目立つ事間違いなしです。もちろん、まだ設立されたばかりのメーカーなので日本の輸入されるかは不透明です。

引用元:Asphalt & Rubber「Vanguard Roadster Set to Debut IMS New York

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このページは、naganagaが2016年12月 4日 20:53に書いたブログ記事です。

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