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HONDAの米国向けクルーザーモデル「Rebel 300」「Rebel 500」を発表しました。

HONDA Rebel 500
HONDA Rebel 500

HONDAは、日本で1985年発売開始され1999年まで販売されていた「Rebel 250 (CMX250)」と、海外モデルとして1986年より発表されている「CMX450」の後継に当たる新型「Rebel 300」「Rebel 500」がIMSロングビーチショー発表されました。

HONDA Rebel 300
HONDA Rebel 300

エントリーモデルのクルーザーとして、モーターサイクルを単なる交通手段とみなさない若年層を主な対象としています。米国では大型のクルーザーが普及していますが、若年層の志向を捉えきれいません。その志向を汲み取る為に中型クルーザーというコンセプトの「Rebel」が米国で生まれたのです。

「Rebel 300」のエンジンは、「CBR300R」と同型で排気量286ccの水冷4ストロークDOHC単気筒を搭載、「CBR300R」と同型で「Rebel 500」のエンジンは、排気量471ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒を搭載しています。双方とも、街乗りのしやすさを考慮してリニアな動力特性とボトムエンドのトルクを増大させる設定となっています。「Rebel 500」は、2気筒の180度クランクの爆発間隔となっていて、最高出力を8,500回転で44hp、最大トルクを6,000回転で44.6nm発生させます。2-1のショットガンマフラーと組み合わせで、重いパルス感のある振動も楽しめるようになっています。ギアボックスは6速となり、街乗りに楽な設定になっています。

スタリングは新しい「Rebel」を象徴するもので、黒く塗装されたシャーシはタンクの色を引き立たせます。乗車時のポジションは、中央に取り付けられた低い690mmのシート高おかげで、かなりリラックスしています。車体幅をできるだけ狭くなるように設計されたスリムなフレームによって、コントロールをしやすくなっています。

「Rebel」のスタイリングはボバースタイル(ナロースタイル)としているので、その為に18cmの燃料タンク(11.17L)と41cmの鋳造アルミホイールを使用した太いタイヤが装備されています。フロントが130/90-16、リアが150/80-16というタイヤサイズになってます。スタイリングは古めかしいですが、ワンボタンLCDスピードメーター、隠れた場所に設置されるイグニッションキー、ABSと現代のモーターサイクルとしての装備も充実しています。

アメリカンクルーザーとしての「Rebel」にとって重要な要素としてはカスタマイズが上げられます。2本のボルトで固定されたピロンパッドは取り外すことができ、後ろのフットペグも簡単取り外すことができます。オプションとして、リアキャリア、サドルバッグ、フロントスクリーン、12V電源、リアシート、フットレスト等、様々なアクセサリーが用意されています。 「Rebel 300」の車体色は、マットシルバーメタリック、ブラック、マットパールホワイト、レッドの4色から選択、「Rebel 300」の車体色は、マットシルバーメタリック、ブラック、ブライトイエロー、レッドの4色から選択できます。

気になるお値段ですが、米国での販売価格(暫定)は双方ともABS無しモデルで「Rebel 300」が4,399ドル(日本円で約49万円:2016年11月現在)、「Rebel 500」が5,999ドル(日本円で約67万円:2016年11月現在)となっています。日本の価格や発売時期に関する発表はまだありませんが、日本では「Rebel 250」「Rebel 500」の2モデルでのラインナップになるそうで、実17年ぶりの復活となります。

引用元1:Asphalt & Rubber「New Honda Rebel 500 & Rebel 300 Models Debut
引用元2:MCN「Honda Rebel unveiled - A2 friendly bobber

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このページは、naganagaが2016年11月20日 20:05に書いたブログ記事です。

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