Motorcycle
EBRの「Black Lightning」は、車高の低い「1190SX」の公道向けモデルです。
アメリカのモーターサイクルメーカーEBRは、現行の「1190SX」と「1190RX」に加えて、新しいモデルを開発しているのではという話がありましたが、9月に入って、EBRが1万ドル(日本円で約101万円:2016年11月現在)程度のお手頃価格のモデルを2018年に登場させるという事に加えて、これとは別に新型モデルを開発を進めていて2017年型しての登場させるかもしれない事が明らかになりました。新モデルの名称は「Black Lightning」。ダークな車体色と、クイックなハンドリング、ローダウンなスタイルとキーワードが出てきましたが、どんなモデルなのかは想像の世界でした。
しかしながら、EBRが明らかにした断片的な情報から、「Black Lightning」と呼ばれるモデルは単に「1190SX」のマイナーチェンジ版と言っても差し支えないものでした。車体色を黒とし、スーパーバイクスペックのエンジンをより公道向けにディチューン。車高を1インチ程ローダウンさせ、ステップの位置を低めに設定した上で、高めの位置に変更したハンドルバーと相まって、よりイージーな着座ポジションとし、公道での使いやすさを重視したスポーツモデルとしたようです。オプションの座り心地の良いシートと組み合わせれば、よりアメリカンスポーツ的な傾向が強まるでしょう。
今週18日金曜日から始まるロングビーチ国際モーターサイクルショーで、「Black Lightning」が公開されます。2017年の春頃には顧客に向けて「Black Lightning」の出荷が始まる可能性が高かいようです。
そのショーでEBRは、開発中のアドベンチャーツアラーの「1190AX」が、今後のいつ実車発表されるのか等々の動向も判明するでしょう。もちろん、開発中の1万ドル以下で販売されるモデルについても何らかの予想ができる材料が出てくると思われますが、実際はどうなるでしょうか。
引用元:Asphalt & Rubber「EBR's "Black Lightning" Is A Lowered 1190SX Street Bike」