Motorcycle
Ducatiは「Monster 1200」と「Monster 1200S」をビッグマイナーチェンジ。
DucatiはミラノでのEICMAショーで新しい「Monster」を3モデル発表しました。3つめのモデル「Monster 797」は、新しく設計され車体に「Scrambler」から復活した排気量803ccの空冷2バルブLツインエンジンを搭載したフルモデルチェンジモデルです。後の2つのモデルは「Monster 1200」と「Monster 1200S」のマイナーチェンジで変化が無いように見えますが、地味ながら大幅なアップデートで着実な進化をしています。
シャーシ関係では、主に外観デザインの見直しが行われていまして、タンクやヘッドライトの形状に加え、テール部分はスポーツスタイルの新しいデザインに変更されています。初代「Monster」のイメージに近付けるように意識的にデザインされたようです。タンクはスチール製となりマグネット式のタンクバックを取り付ける事ができるようになったそうです。
スタンダードの「Monster 1200」と「Monster 1200S」の2つモデル共、空冷4バルブテスタストレッタ11°DSエンジンの最新スペックが使用されていますので、9250回転で150hpの最高出力となっています。スタンダードで15hp、S/Rモデルで5hpのパワーアップです。また、「1299 Panigale」と同様の電子制御が採用され3つの走行モード(スポーツ、ツーリング、アーバン)が選べます。Bosch製のABSとトラクションコントロールシステムに情報を提供する慣性計測ユニットが含まれています。
Sモデルは、さらにフロントにÖhlins製の48mm径倒立フォークとリヤモノショックとなり、どちらも調整可能です。ブレーキはBrembo製のM50キャリパーと330mm径ディスクとなり、カーボンフロントフェンダーに、デイタイムランニングライトシステムやら、LEDインジケータが装備されます。
お値段は「Monster 1200」が11,495ポンド(日本円で約147万円:2016年11月現在)で、「Monster 1200S」が赤で14,295ポンド(日本円で約183万円:2016年11月現在)、灰色で14,495ポンド(日本円で約185万円:2016年11月現在)となっております。