Motorcycle
Ducatiの「1299 Superleggera」正式発表です。
Ducatiが超プレミアムモーターサイクル「PROJECT 1408」として発表してました、Ducatiの「1299 Superleggera」なんですが、ミラノで開催されるEICMAショーが開催される前にライブストリーミングを通じて全世界に発表されました。事前に情報がただ漏れしてたので衝撃度は薄いですが、スゴイスペックのモーターサイクルである事に一応驚愕して下さい。
前作の「1199 Superleggera」と同様に「1299 Superleggera」も「1299 Panigale」をプラットフォームにしたスペシャルモデルです。名前通り最軽量で最もパワーフルな市販車で、シャーシを構成するフレーム、ホイール、片持ちスイングアーム等がカーボンファイバー製となっています。レースキット装着で220hpを発生させる排気量1299ccの90°V型2気筒エンジンは、「1299 Panigale R」と同じく、チタンバルブやクランクシャフトにはタングステンが圧入された軽量コンロッドが採用されている為、軽量に仕上がっており。特徴的な2本出しのAkrapovic製のチタンマフラーも軽さに貢献しています。もちろん外装もカーボンファイバー製です。
シャーシとエンジンを組み合わせても、乾燥重量は僅か150kg、装備品を足しても162kgの超軽量モデルとなってます。パワーウエイトレシオが0.73という市販車というより市販レーサーというべき数値を実現しています。
サスペンションはÖhlinsのフルアジャスタブルで、フロントフォークは「FL963」、リアショックには「TTX36」を装備。ブレーキは330mm径のフロントディスクが左右に2枚に、bremboの「M50」キャリパーが組み合わされます。
電装関係は「1299 Superleggera」には慣性計測ユニット(IMU)が採用された改良型が使われています。トラクションコントロールもパッケージ化されて、特別なアルゴリズムを採用するアンチロックブレーキとスライドコントロールや、スピンコントロールを装備し、それぞれ独立して作動するようになっています。Ducatiがレース活動の中で得てきた経験がフィードバックされた技術です。
スペシャルなモデルである為、台数は全世界限定で500台。価格は80,000ドル(日本円で約836万円:2016年11月現在)、83,000ユーロ(日本円で約959万円:2016年11月現在)とこの装備のスペシャルモデルとしてはちょうどいい値付けがされていますね。市販レーサーとしても悪くない値付けです。
事前に写真も含めてただ漏れでもスゴイスペックのモーターサイクルである事は変わりないです。恐らく一応公道は走れるけど保安部品の付いた市販レーサーだと覚悟して買うっていう感じなのかなと思います。仏壇化前提だと関係ないと思います。
引用元:Asphalt & Rubber「Ducati 1299 Superleggera - A 215hp Carbon Fiber Superbike」