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2年の期間を経て、ようやく日本でアップルの音楽クラウドサービスiTunes Matchが提供開始です。

今を遡ること2年前、Appleのイベントで発表された「iTunes Match」が、ようやく日本でのサービスを開始しました。著作権関係が面倒な事で有名な日本の音楽業界を説き伏せる事にAppleは2年を費やしたのかと思うとなんだか胸が熱くなりますね。
2年も昔の事なので、どんなサービスだったすっかり忘れておりまして、どんなサービスだったか復習致しますますと、「iTunes Match」とは、手持ちのCDから取り込んだ曲も含む「iTunes」に登録されている音楽ファイルをインターネット上にあるAppleのクラウドサービス「iCloud」に保存した上で、同じ「Apple ID」で管理連結されている各端末から音楽ファイルにアクセスしてネットを繋がる場所であればどこでも音楽聴けるサービスです。
まぁネット上にあるクラウドストレージに音楽ファイルを貯めこむので、アップロードできる楽曲の数は、最大2万5000曲です。無制限にしていると容量がいくらあっても足りなくなるからかなと思ったり。ただ、これは手持ちCDから取り込んだ数で、「iTunes Store」から購入した音楽ファイルは数に含まれませんので、こっちは上げ放題。数万曲を買うにはそれなりに財力が必要ですけど...。
面白いところは、アップロードされる手持ちの音楽ファイルが低品質(128kbpsぐらい)のmp3だったりした場合、「iTunes Store」で販売されている音楽ファイル(256kbps AAC)に自動的に置き換わります。ただし、DAMで著作権保護されてたり、容量が200MBを超えたり、再生時間が2時間を超えるファイルはアップロードされません。ALAC、WAV、AIFFあたりは、一旦ローカルでAACに変換されてアップロードされるそうで、兎に角デカイのはあきまへんと言うことらしい。
アメリカでサービスが開始された時も話題になってましたが、ゴニョゴニョした音楽ファイルをアップロードしたら、正規の音楽ファイルに置き換わります。ゴニョゴニョした奴らにタダであげるんかいなと言われておりましたが、年額3,980円の有料サービスでありますから、結果的には幾らかの収入が権利者の懐に入る仕組みです。1曲幾ら売ったらお終いではなくて、今までビタ一文払ってもらえなかった中古やレンタルCDとかゴニョゴニョな方法で得た音楽ファイルを聴いている人も立派なお客様のとして使用料を得られる(著作権者の死後50年まで)仕組みです。何年か使っていると持ってるだけで支払いが発生するので、複数年加入し続けてもらえれば権利者はよりハッピーになりますね。けど、権利者はさらに格安で音楽を売る事になるので可哀想にも思えるのですが、もはや音楽以外のクリエティブなお仕事でも儲からなくなっているので、音楽業界だけ特別って訳には無いという事です。