Motorcycle
YAHAHAの「YZF-R25」の生産プロトがタイで目撃されました。
昨年の東京モーターショーでコンセプトモデルが公開されたYAHAHAの「YZF-R25」。本格的な250ccスポーツモデルを期待していた方には、期待以上の出来で話題になりしたね。発表直後からいつ発売するのかとヤキモキする焦らされ方に期待先行で頭でっかちになってる方も多いのではと思います。
で遂に「YZF-R25」生産型の情報が入ってまいりました。生産国として予定されているタイで生産プロトタイプモデルが相次いで目撃されたそうですヨ。タイのモーターサイクル情報サイトTMCblogの記事に写真付きで出てました。
保安部品が絡む場所意外の各部のデザインはコンセプトモデルと同様です。ちょっと残念なパイプなメインフレームもそのまんまです。個人的には「YZF-R125」の様なツインチューブラーフレームになっているといいなと思ってましたが、ちょっと残念なパイプフレームです。
気になるのは保安部品を取り付けアッパーカウルのデザインでしょう。各所でそのデザインを予想したイラストが出回っておりましたが、コンセプトモデルのアッパーカウルに取って付けたようなヘッドライトが描かれておりエアダクトの関係でなんとも微妙な感じでしたが、実際のアッパーカウルではDucatiのパニガーレの様な逆スラントしたヘッドライトがアンダーカウルからのラインに沿った形で左右に2灯装着されるようです。スクープショットからは、コンセプトモデルにあったフロントエアダクトが設けられているかは判断しづらいのですが、間に尖っているパーツが取り付けられている様にも見えるので、恐らく無いと思われます。
個人的にはナカナカの怒り目でカッコヨロシイのではないでしょうか。現行「YZF-R1」のヒラメ目に慣れてるとオーソドックスなデザインに良い反応をしてしまいがちになりますが。
バックミラーは、ここのデザインにはあんまり力を入れないYAMAHAらしく、あっさりとした感じ、どっか社外のカッコイイバックミラーに変えたくなりますね。
後、テールランプは大方の予想通りテールカウルにビルドイン。ナンバープレートステーを介してウインカー配置されています。
エンジン等は昨年の東京モーターショーで発表されている通り、新開発の直列2気筒エンジンを搭載しているみたいです。海外の商標登録で「YZF-R25」の他に「R3」と「YZF-R3」が登録されているそうなので、排気量は250ccと300ccが存在している様です。恐らく排気量区分の関係で300cc版は北米、欧州向けで日本での発売は無いと思いますが、別設計の車体に400ccまで排気量を拡大した「YZF-R4」への展開を期待させる情報ですヨ。
で、ここまで完成しているのだから発売日が気になる訳ですが、一部で噂されている2014年5月の発売は無さそうです。11月位が濃厚な様ですが、日本でもその月に発売されるかは解りません。