Naga Blog

Electric product

AppleがiPodシリーズを一気に刷新しましたヨ。ついでに「Apple TV」も。

iPod nano

Apple音楽関連のプレス向けスペシャルイベントを行いました。音楽関係のスペシャルイベントは、必ず新型のiPodシリーズを発表されるのですが、やはり今回も例に漏れず、新ハードが発表されました。「iPod shuffle」「iPod nano」「iPod touch」「Apple TV」の4種類です。この他に、「iOS 4」のスケジュールや、「iTunes 10」も発表になり、盛り沢山のイベントだったのですが、ここんとこApple関連の商品は、事前に情報がある程度漏れてしまうので、サプライズ感が薄いっていうのが悩ましい所です。でも、我らがiCEOスティーブ・ジョブズの素晴らしい講演が聴けるだけでOKだったりします。

まずは、「iOS」の今後のスケジュールに言及され、来週より配布される「iOS 4.1」では、各種バグ修正にに加え、新機能としてカメラにHigh Dynamic Range(HDR) Photo機能の追加、Wi-Fi経由のHD動画投稿が可能になり、米国限定でTV番組のレンタル開始、ソーシャルゲームを実現するGame Centerの対応などを追加したそうです。2010年11月配布開始予定として「iOS 4.2」が紹介され、こちらは「iPad」にも対応しているそうです。ワイヤレス印刷を可能にした他、Wi-Fi経由で音楽・写真・動画をiPadで閲覧できるAirPlayが追加されるそうです。2010年後半は、ライバルのOSも大幅な改良を施してきますから、AppleもOSのアップデートには攻めの姿勢で臨んでいるようですね。熱い戦いが繰り広げられていて、面白いですヨ。

iPod shuffle

一番安い価格帯で展開される「iPod shuffle」ですが、初代モデルにまで先祖返りしていたインターフェースを少し戻して、クリッカブルボタンを再び装備しました。「VoiceOver」も健在なので、曲名とかしゃべってくれますヨ。形もガムのような長方形から四角いデザインに変更され元に戻った感じがしますが、より小型化されています。もちろん、服に取り付け便利なクリップ装備です。小さくなっても容量2GBで、 バッテリ駆動時間は15時間となっているそうです。今回も多色展開は継続され、シルバー・ブルー・グリーン・ピンク・オレンジの5色となっています。

iPod nano

「iPod nano」は、従来の長細いデザインに別れを告げて、240x240ピクセルの解像度を持った1.5インチのマルチタッチスクリーン搭載する為に、「iPod shuffle」似の四角いデザインとなりました。服に取り付け便利なクリップ装備です。ただ、小型化の為か削られた機能もありましてビデオ撮影機能が無くなりました。それを補う様に、FMラジオやNike + iPodも標準装備で、時計アプリも付いてます。腕に付ければ腕時計にもなりますヨ。容量は8GBと16GBの2種類が用意されます。気になるバッテリ駆動時間は24時間だそうです。今回も多色展開は継続され、シルバー・グラファイト・ブルー・グリーン・オレンジ・ピンクの6色。AppleStore専売としてレッドも用意されるそうです。

iPod touch

大幅に進化した「iPhone 4」と同等の機能を持つのではと事前に予想されていた「iPod touch」ですが、やはり性能は、電話機能の無い「iPhone 4」となっていました。タッチパネルは、960×640pxで326ppiと高解像度を誇るRatina Displayとなり、CPUにはA4チップ採用、3軸ジャイロ内蔵、前面と背面にはカメラが装備それました。Wi-Fi経由でテレビ電話機能のFaceTimeが楽しめます。また、背面カメラは、ビデオ撮影、720p HD(最大30fps、オーディオ入り)、カメラ(960x720ピクセル)となり、これで、「iPhone 4」と装備面での違いは、通話機能、GPS程度まで縮まっています。容量は8GB、32GB、64GBの3種類が用意されます。

今回何も発表はなかったのですが、販売が終わるのでは予想されていた「iPod classic」なんですが、価格を下げて継続販売されるようです。

iTunes 10

これらiPodシリーズをコントロールする「iTunes」ですが、この度目出度くバージョン10となり「iTunes 10」になりました。進化していく中で単なる音楽プレーヤーアプリの域から逸脱してしまったりで、これを機に新ロゴに変更となりました。音符マークだけのかな〜りシンプルなデザインです。これに伴い、UIデザインも若干の変更があり、音楽を探しやすくなりました。今回は目玉機能として、友人や好きなアーティストをフォローして音楽関連情報を共有できる音楽ソーシャルネットワーク機能の「Ping」を新たに搭載しました。使い勝手に関してはイマイチ微妙な...。この他に、リモートスピーカー機能の「AirTunes」を進化させた「AirPlay」を採用。「AirMac Express」等のWi-Fi機器を経由しなくても「AirPlay」に対応スピーカーやレシーバで音楽をワイヤレス再生することが可能になったそうです。米国のみの機能としてTV番組のレンタルにも対応しています。

一応、自分の「Ping」のアカウント(こちら)を作りました。フォローしたい方は、よろしくお願いいたします。

Apple TV

日本では、コンテンツ供給に問題山積の為、イマイチ影の薄い「Apple TV」も刷新されました。筐体サイズを手の平に収まるぐらいまで小型化しました。メディアサーバという性格は薄れ、ストリーミング配信ベースにしてコンテンツをリビングに置いたHDテレビで楽しみます。AirPlay対応でコンテンツを「iPad」と連動可能になっています。まずは、米国を含む6カ国で先行発売されます。今回、未だにコンテンツ供給に問題山積の日本には「Apple TV」を販売しても性能を発揮できないのが理由なのかは分かりませんが、先行販売国には、日本は含まれませんでした。

気になるお値段ですが、すでに日本のApple Storeサイトでは「iPod shuffle」「iPod nano」「iPod touch」の予約購入の受付が始まっているので、価格は判明しております。

  • iPod shuffle(2GB):4,800円
  • iPod nano(8GB):13,800円
  • iPod nano(16GB):16,800円
  • iPod touch(8GB):20,900円
  • iPod touch(32GB):27,800円
  • iPod touch(64GB):36,800円

個心的には、今回発表された中では、「iPod nano」が気になりますね。ちっちゃな画面で「iPhone」や「iPod touch」みたいな操作ができるのは面白そうです。実物を触ってみたいですヨ。

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このページは、naganagaが2010年9月 2日 18:10に書いたブログ記事です。

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