Motorcycle
やっぱり作ってた。Apriliaのストリートファイターモデル「Tuono V4」がスクープされました。
Apriliaが、WSBの参戦用マシン「RSV4 R」を発売した時、間違いなく「RSV4 R」をベースにしたストリートファイターモデルが登場するだろうと思ってましたが、やっぱり開発してました。まぁ、今までApriliaのモデル開発の歴史を紐解くと、必ず、スーパースポーツベースのストリートファイターモデルの追加はワンセットですから、驚きは少ないですね。
Motociclismoの記事によると、「Tuono V4」と名付けられるであろう偽装を施されたプロトタイプモデルが、Mugelloサーキットで、練習に来ていたレーサー混じって走行テストを繰り返していた様です。ご丁寧にもMotociclismoは、走行中の動画までYouTubeにアップしております。スクープ写真を見ると、シャーシは「RSV4 R」と同一で、それに「Tuono V4」の外装を取り付けた、正攻法にストリートファイターモデルです。
写真を見る限りだと、エンジン、足回り関係は「RSV4 R」と差異を感じないので、恐らく同じ性能のモノが採用されていると思って良いみたいです。メカ関係は写真からしか判断できませんので、何とも言いようがないのですけれども。
「Tuono V4」デザインは、Ducatiの「Streetfighter」の影響があるらしく、アッパーカウルからシュラウド状の小さなサイドカウルが設置されていて、フルカウルの「RSV4 R」の雰囲気を演出しています。テービング偽装から判断しづらいですが、アッパーカウルも「RSV4 R」を、そのまま小振りにしたデザインとしているようです。「RSV4 R」の直系だというのを主張しておりますヨ。リアカウルの方は、「Tuono V4」様の別デザインが与えられているようで、高彩度のLEDが採用された小さなテールランプが確認できます。大体4〜5kgほど「RSV4 R」より軽くなっているようですヨ。
ここまで開発が進んでいますので、秋のミラノショー辺りでお披露目って事になりそうですね。2010年のApriliaブースは、「Tuono V4」がメインって事ですか。