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ひっそりと「MacBook」の新モデル登場。
もうすぐ日本では「iPad」が発売されるというのに、Appleは「MacBook」をアップデートしましたヨ。米国では、「iPad」発売から1ヵ月になり、「iPad」よりも安い価格のノートPCが欲しいと思っていた人にはベストタイミングかもしれませんが、日本では、ちょっと時期が悪い気がします。「iPad」の前人気に水を差したらいけないと思ったのか、Appleのサイトでも何だか、ひっそりと新モデルらしくない扱いを受けている「MacBook」です。
新しい「MacBook」は、従来モデルと同じ白いポリカーボネイト製ユニボディを採用ということになっているので、完全な性能向上めざしたマイナーチェンジモデルなので仕方ないのですが、ちょっとは花を持たせてあげてもと思いますが、「iPad」を売ることが先決ですから仕方ないでしょう。
CPUは、Intelの「Core 2 Duo」の2.4GHzを搭載しスピードアップしています。クロックを見てみると、「MacBook Pro」13インチの下位モデルと同じになっていますから、「MacBook」も「MacBook Pro」13インチモデルと同様に最大10時間もバッテリーで駆動できるそうです。
グラフィック関係も「MacBook Pro」13インチモデルと同様に、48個のプロセッシングコアを持つNVIDIAの「GeForce 320M」を採用しています。現在市販されている統合型グラッフィックスプロセッサの中で最も速い実行速度を誇るんだそうですヨ。
また、新しい「MacBook」も「MacBook Pro」シリーズと同じく「Magic Mouse」と同じ「モーメンタムスクロール」(慣性スクロール)機能を搭載し使い勝手を向上させています。
メモリが標準搭載で2GBとなっていて、最大4GBまで増設できます。「MacBook Pro」13インチモデルは最大8GBまで増設できるので、ここで差を付けているみたいです。
その他の部分は、前のモデルに比べて大きく変わった所はなく、処理速度の向上が主眼に置かれた改良となっていますね。
「MacBook」は「MacBook Pro」と違って単一仕様なので価格は1つだけ、94,800円となっております。MacBook Pro」13インチモデルとほぼ同じ構成という事で、かなり魅力的な価格設定になっておりますヨ。ただ、惜しむらくは、日本での「iPad」発売と、ほぼ同時期という事で、本当割食っちゃう結果に目に見えている事ですね。日陰者になってしまった「MacBook」を!!