Motorcycle
2010年に発売されるYAMAHAの「Super Tenere」の市販デザインがスクープされました。
先日、不況の影響で出展会社が少なくなり、来場者も半減した「第41回 東京モーターショー」のYAMAHAブースで公開された「Super Tenere」は、そのオブジェの様な斬新な展示方法が記憶に新しいところですね。だだ、あそこから市販型の「Super Tenere」を想像することはナカナカ骨が折れると思います。
「MCN」の記事によると、「motorsite.gr」というギリシャのWebサイトが、YAMAHA内部から3枚の写真を入手したそうです。写っている「Super Tenere」と思われるモデルは、実車ではなく、デザイン検討用の模型を撮影したモノなんだそうです。元記事では、このデザインは実車に採用されたモノなので、2010年に登場するであろう「Super Tenere」は、このデザインを纏って登場するそうです。
「第41回 東京モーターショー」で、YAMAHAは「Super Tenere」の排気量が1200ccとなっている事、トラクションコントロールが装備されている事を発表しています。
これに加えて「Super Tenere」の写真から分かる事は、ブレーキにはABSが装備されている事、駆動形式はシャフトドライブが採用されているようです。
コンセプトモデルの段階では全く予想がつかなかった「Super Tenere」のスタイリングは、既に発売されているYAMAHAのデュアルパーパスモデル「XT660Z Tenere」と非常に良く似たデザインが採用される様です。駆動形式、デザインを見た上で考えられる事は、YAMAHAは「Super Tenere」を、Ducatiの「Multistrada 1200」のようなオンロード指向が強いモデルとではなく、オフロード指向が強いBMWの「R1200GS」をライバルとして開発されているようです。
長距離ツーリングをする時に快適そうな深くて広々としたダブル・シートを見れば間違いないでしょうね。