Diary, Motorcycle
Ducatiの試乗会に行って、「Monster 1100S」に乗ってきました。
遅くなってしまいましたが、日曜日、徳島県のDucati正規ディーラー「インディーズ」さんが、道の駅「風早の郷 風和里」で試乗会をしていたので、乗りに行ってきました。こんな機会でも無ければ、購入意志関係無しで試乗できるチャンスなんて無いですからね。恐らく、午後に行くと大夫の順番待ちになりそうなので、午前中に行ってきましたヨ。
会場までは、久方振りに「F4S ev03」で行ったのですが、当日は午前中から気温が30℃を軽々突破した日で、タンクが火鉢になる「F4S ev03」に乗ったのは失敗でした。
到着すると、もう既に大勢の試乗希望者が集まっていて、モーターサイクル談義に花が咲いておりましたヨ。自分も、到着早々に「F4 1000 R」に乗っておられる方と、ひとしきり「F4」談義で盛り上がってしまいましたヨ。
しかし、目的は試乗ですので、試乗申し込みをすると、試乗するのは1車種に絞ってくれとの事でしたので、元Monsterオーナーとしては、モデルチェンジして一番気になっている「Monster 1100S」に試乗する事にしました。股下の長さが問題で、立ちゴケのリスクがある「1198」、「848」、「Streetfighter」をパスした事は内緒です。
結構、長時間の試乗で、ペースはゆっくりめなのですが、直線道からワインディングまで、「Monster 1100S」のエンジンフィールやハンドリング等々、結構試せました。
細かいインプレッションは、モーターサイクル雑誌を読んで貰うとして、元Monsterオーナーとして、自分が持っていた「Monster 900 Chromo」との違いの部分を書いてみたいと思います。
跨って気がついたのですが、シート高は「Monster 900 Chromo」と変わらない筈なのですが、足つきが良いのです。自分の場合、股下の関係で両足地面にベタ付きとまではいかないのですが、不安感が無い感じでしたので、個人的にコレだけで買いですヨ。ハンドル位置、低すぎず高すぎずちょうど良い位置です。「Monster 900 Chromo」は高すぎて幅広だったのでセパハンに変更しちゃった位ですから。ただ、気になった所もありまして、とにかくメーターが見辛い、かなり視線を落とさないと確認できないっていうのはどうなんでしょう。ここは、要改善なんですが、デザインが格好悪くなると嫌だなとも思ってたりして、難しいですね。
そうこうしていると試乗開始になり、スイッチをONにしてエンジン始動です。当たり前ですけど、「Monster 1100S」走らせる段階から違ってましたね。2つのプラグになった空冷Lツインに乗ったのは始めただったのですが、ここまで低回転のトルクが出てるとは思いませんでしたね。アクセルを煽って、ある程度トルクが出てくる回転数に合わせてクラッチを繋ぐっていう行為をしなくて良いのはありがたいですね。失敗してストールさせて立ちゴケするリスクは、ほぼ無くなっているんじゃないでしょうか。正直、良い意味で下駄で使えると思いましたね。
習慣っていうものは恐ろしいモノで、無意識でアクセル煽ってクラッチを繋じゃうんですヨ。試乗の最初の方は、信号で止まって発信する度に仰け反ってました。
低中域で、かなり扱いやすくなったので、新型の「Monster 1100S」になって、Ducatiならではの難しさがなりを潜めたのかと、ちょっと残念がっていたのですが、ワインディングに入って、その考えは間違っていることに気がつきました。
ペースを上げてくると、乗りやすさはそのままに、Ducatiらしいハンドリングになってきたのですヨ。コーナー直前できちんとブレーキングして、車体の慣性に頼らず体の力の入れ方でハンドルをこじらず向き換えを行い、アクセルを大胆に捻って加速をするという手順を行ってやれば、「Monster 900 Chromo」と変わらない運転する楽しさが味わえました。さらに、フレームの剛性が上がっているのを感じるので、「Monster 900 Chromo」より高い速度域までリスク少なく楽しめる感じがしましたね。先導車がいなければ、楽しさついでにワインディングをガンガン行きたいと思わせるDucatiのハンドリングは魅力ですヨ。正直、資金に余裕があればお持ち帰りしたい位でしたヨ。
ワインディング試乗が終わった所で、先導車が、かなりペースを落としたので何事かと後ろを見ると、他の試乗車を置き去りにして先行していたみたいです。自分は、Ducatiのハンドリングには馴れているので楽しめましたが、一緒に試乗した方にとっては、乗り易くなっとはいえ、ペースの上がった時のDucatiのハンドリングは難しかった様です。しかし、ハンドリングを攻略する楽しみは消えていないという証明でもあり、Ducati解っているなと、一人でほくそ笑んでました。
結構長い時間試乗していた筈なのですが、あっという間でした。正直、「Monster 1100S」降りたくない気持ちでしたが、次の人が待っているので仕方がないです。
新しい「Monster 1100S」は、自分が「Monster 900 Chromo」で感じていたネガな部分が全て改善されていたのが嬉しかったですね。開発期間の長さは伊達じゃないって所でしょうか。
今は、「Monster 1100S」を買えるような身分ではないですが、いつになるか解りませんが、頑張って仕事して「Monster 1100S」を手に入れたくなりました。今後の目標にして仕事を頑張りますヨ。そういう意味でも非常良かった試乗会でした。
「Monster 1100S」が試乗で出払っていたので、替わりに「Monster 1100」を写真に撮ってきました。
試乗はしませんでしたが、「1198」です。個人的には「1198」と違って機械のサポートが入らないマニア向けの「848」の方が気に入ってます。欲張りな事を書けば、「Monster 1100S」と「848」両方所有できたら幸せ。
試乗に来ていた「F4 1000 R」氏とツーショット。色々な部分がカスタマイズされていて正直うらやましいです。なんか、どノーマルな「F4S ev03」が見窄らしく見えてしまって仕方ないです。それにしても10年前のデザインと思えない程「F4」は美しいです。