Motorcycle
ファクトリーカスタムもついにここまで、カスタムビルダー真っ青の「XT1300CX」発売予定。
HONDAのアメリカンクルーザーといえば、他の日本メーカー3社のデザインが、どことなく和風な感じなのと比べて、本家Harley-Davidsonを凌ぐ程のアメリカンなデザインを施してくるのが印象的なのですが、アメリカンなデザインの探求心は、止まるところを知らない様で、近年は、更なるアメリカンな雰囲気をデザインに盛り込もうと更なる努力を続けているように見えますヨ。
「MCN」の記事によると、その探求心はそろそろ頂点を極めんとしているようです。イギリスHONDAが2010年モデルとして発売すると発表した「XT1300CX」のデザインを見て、メーカーのファクトリーカスタムも遂にここまで来たかと思いましたヨ。
ここまでやっちゃうと、カスタムビルダーのする事は、色を塗り替える位しか残っていないんじゃないかと思う位ですヨ。チョッパーな角度のフロントフォークに、長いホイールベース、小さく長い涙滴型のタンク、思いっきり後ろに座らせられるライディングポジション。正直、コレ量産品なんですが、ここまでメーカーがやって良いモノなんでしょうか?
搭載されるエンジンは、空冷V型2気筒のフォーマットが採用され、排気量は1312ccになる予定だそうです。4250回転で57bhpのピークパワーを発生させ、2250回転で79ft-lb最大トルクを発生させる事で、車両重量303kgの車体を加速させます。
車体色は、青と黒2色用意されるそうです。
2009年中(2010年前半?)に、北米で販売が開始され、その後、時期をずらして欧州市場にも投入される計画のようです。日本も欧州と同時期と予想してみるのですが、どうなるでしょうか。
気になる価格なのですが、発表はされていません。メーカーの大量生産品なので、同社同クラスのアメリカンクルーザーと、相対して高い価格が設定されるとは思いにくいですね。
日本市場でも、普通のアメリカンクルーザーをカスタム化して外観を似たようなデザインにする費用を考えると圧倒的に安いと思うので欲しがる人は多そうですヨ。