Electric product, Motorcycle
高速道路を気軽に走りたくて、愛車「XT250X」にETCを取り付けました。
我が愛車、YAMAHAの「XT250X」にETCが付きました。
買ったのは、アンテナ一体型の日本無線株式會社製の「JRM-12」です。防犯性を考えたら、アンテナ分離式の「JRM-11」の方が良かったのですが、「XT250X」には、車体に本体を設置できるスペースが無かったものですから、消去法で、「JRM-12」になってしまいしました。
確か、2月ぐらいに注文したので、4ヶ月ぐらい待たされましたヨ。ETCの取り付け助成制度のフィーバーぶりを見ていて、急に欲しくなって注文したので、手に入るまで半年から1年ぐらいはかかるだろうと覚悟はしてました。なので、思ってたより速く手に入ったので、なんだかうれしいです。
モーターサイクル用のETC車載器は、供給量が少ない上に、ETCの取り付け助成制度の駆け込み需要のお陰で、どの店も品切れという状態で、供給も追いつかない事から、1年待ちとか納期未定の為に、受け付け自体を中止にしている販売店もあるそうです。
理由は、日本無線株式會社製しかモーターサイクル用のETC車載器って作っていないのです。他のメーカーは、儲からないとか言って参入を表明していた日本無線株式會社(以下日本無線)だけ残ってしまって、意図せずに1社独占市場なっちゃってるんですヨ。日本無線って、そんなに大きい会社じゃないから、製造ラインも急激な需要の増加になんて対応していなでしょうからね。そんな中、頑張って需要に応えてくれているんだと考えると、エールの一つでも送りたいぐらいですヨ。
話がそれてしまいましたが、「XT250X」には、ワイズギア製のステーを使って「JRM-12」を取り付けました。昔っから電気工作は苦手なので、取り付けはお店の方にお願いしました。餅は餅屋と言うことで、綺麗に取り付けて貰っえましたヨ。
場所は、トップブリッジに生えているハンドルステーの上になります。結構、高い位置に取り付けられるので、ちょっと邪魔だなと感じなくもないんですが、メーターの数字を読む分には問題無いです。ただ、ETC車載機が結構大きいので、キーが回しにくくなってしまったのが残念。しょっちゅう回すわけでは無いので、気にしなければ気にならないレベルという事にしておきます。
「JRM-12」自体の使い勝手なんですが、ETCカードを簡単に取り出せるというのがアンテナ一体型のウリなんですが、防水性と防塵性の確保の為、自動車用の様なスロットインを採用してなくて、上蓋を開けて取り出すという仕様になっています。コレが、ETCカードを入れると枠にきっちり収まってしまって取り出し難いのが最大の欠点です。グローブを付けた状態では、絶対無理です。ETCカードの取り出し用に、薄いプラカードを使って取っ手を付けてみようかと思っています。リモコンとかに電池を取り出す為のリボンがあるでしょ、あんな感じを想像して頂けると良いです。
ETCが使える状態かは、ETC車載器についてあるインジケータのLEDで判断します。自動車用車載器の用にブザー音や音声による案内はありません。表示が嘘を付く事は無いと思うので問題ないと思うのですが、なんとなく不安です。
ETCゲートをくぐる時も、何も反応しません。なので、完全に通過するまで、なんか不安です。バーが閉じなかったからOKっていう所なんですが、ピッとかプッとか音がしてくれた方が安心できると思うのは自分だけでしょうか。
実際使ってみると、料金所をフリーパスで通過できるという事は素晴らしいですね。モーターサイクルには特に必需品だと思いましたヨ。ETC無しの場合、料金所で止まって財布をポケットやバッグから取り出して、お金を支払い、財布を戻すという、時間のかかる作業をしなければならず、後ろに付いた自動車のドライバーから白い目で見られながらですから、結構大変なのですヨ。ほんの数万円の投資で、この状況から脱却できるのは大きなメリットですヨ。正直買って良かったです。
ただ、問題は、ETC車載器が剥き出しかつ分かり易い場所に設置されている為に、長時間路上に停車していると盗まれる可能性がある事ですね。かなりガッチリ固定されているので、毟り取るには相当な根性がいると推測されますが、やっぱり不安です。どこかアクセサリーメーカーあたりが、鍵が付けられる防犯用のケースみたいなモノを作ってくれると買いますヨ。