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「MacBook」が、「MacBook Pro」の13インチモデルに出世。「MacBook Pro」は3モデル体制になりました。
なんか、最近Appleは、ハードウェアの製品を更新する時は、ライン丸ごと一気に変更というのがトレンドのようで、今回「WWDC 2009」では、先日こっそりとスペックの変更を受けた「MacBook」の下位モデル除く、「MacBook Pro」「MacBook」全てが新スペックに移行しましたヨ。ついでに「MacBook Air」も、価格が下げられました。
大きく変わったのは、「MacBook」で、従来、「MacBook」として売られていたアルミ製ユニボディを採用した13インチのモデルを、新スペックとなったのを契機に、名称を「MacBook Pro」に改めました。「MacBook」は、プラスチック筐体のモデルのみとなります。
アップル、10万8800円の新MacBook、16万8800円からのMacBook Airを発表
アップルは6月9日、WWDCにおいて新たなMacBookとMacBook Airを発表した。これを受けて、国内でも販売を開始している。
引用先:CNET Japan:ニュース
「MacBook Pro」は、基本スペックは従来通りで、CPUのスピードバンプが主な変更点といった所でしょうか。GPUならびにチップセットはNVIDIAの「GeForce 9400M」が採用され、ディスプレイの色諧調の増加しています。上位モデルでは、より高速な「GeForce 9600M GT」が採用されています。メモリは、最大8GBまで増設できるようになりました。
15インチモデルのインターフェース関係で変更がありまして、ExpressCardが廃止され、SDメモリカードスロットになりました。ExpressCard自体、これといって便利なカードが発売されていた訳でもなかったので、まぁ、無くなっても困ることは無さそう。逆にSDメモリカードスロットは、カードリーダーを持ち歩かなくて良くなるので、コレは活躍しそうです。17インチモデルは、ExpressCardは廃止されず、SDメモリカードスロットは搭載されていません。
15インチモデルでは、バッテリが取り外しできる方式から、ビルトインの内蔵方式となり手軽にバッテリの交換はできなくなりました。その替わりに容量が増加しましたので、駆動時間が従来比から40%もの向上実現、7時間と大幅に伸びました。嬉しいやら悲しいやら、微妙な感じですね。17インチモデルのバッテリは従来通りビルトインの内蔵方式で、駆動時間は1時間多い8時間となりました。嬉しいという事にしておこう。
「MacBook」改め、「MacBook Pro」の13インチモデルでは、アルミ製ユニボディになってから削られていたFireWire 800(IEEE1394b)ポートの復活しまして、新しくSDカードスロット増設されました。15インチモデルと同等のインターフェースとなりましたので、選択肢も広がるってモノです。
価格は13インチモデルが、134,800円から、15インチモデルが188,900円から、17インチモデルが278,800円からとなっています。持ち運びしやすい13インチモデルが、性能と価格のバランスが取れてて魅力的ですね。といっても、今使っている「MacBook Pro」も性能的に不満じゃなく、まだ買い換え時期じゃないので買いませんけどね。
「MacBook Air」は、従来スペックのまま価格改定が行われて、168,800円からとなりました。やっとこなれてきたかなという感じですけど、まだ、高いかな。