Motorcycle
世界初のゼロエミッションモーターサイクルレースTTXGPに参加する「Mission One」のテスト風景がスクープ。
2009年6月12日にマン島でTTXGPが開催されるのですが、このレース、何が新しいのかと言いますと、世界初のゼロエミッションモーターサイクルによるタイムトライアルレースなんですね。モノがモノなんで実際にレーススピードで規定周回数走れるのかといった興味もあり、なんだか面白そうな大会なんですヨ。
この大会に参加するチームは、精力的に開発を進めているらしいのですが、開催まで2ヶ月を切ったというのに、モーターサイクルのテストを開始したっていうニュースが無かったのですが、やっと来ました。autobloggreenの記事によると、米国に本拠地を置く、Mission Motorsが開発した電気モーターサイクル「Mission One」のテスト風景がスクープされたそうです。カリフォルニアのレース場で撮られた風景なのですが、乗っているライダーのフォームから察するに、「Mission One」は、十分なレーススピードを得られる性能まで到達している様ですね。レーススピードを維持した時の電池の持ちがどのくらいかは分かりませんが、スピード性能だけを言うのであれば、急速に開発が進んでいる様ですね。
しかし、個人的に一番ビックリしたのは、コンセプトデザインのまんま走っている事ですね。空力とか操作性とか、レーサーとしてどうなんでしょうかね。面白いっていうのは確実なんですが...。目を三角にして争うレースじゃないわけですし、楽しんでいこうっていう姿勢の表れなんですかね。