Computer
Appleのジェットストリームアタック。3機種同時の発表です。
いやぁ、驚きました。Apple怒濤のデスクトップモデル一気替えをするとは思いませんでしたヨ。まさに、ジェットストリームアタックって感じですかね。(スミマセン、ガンダム世代なもので...)
数日前から、「Mac mini」「iMac」「Mac Pro」が変更されそうだという噂があったのですが、3ヶ月かけて6月前までに各モデルが変更されるだろうと、世界中の皆さん思ってたと思いますが、見事裏切られましたね。ここ数年、Appleの新製品の発売は、小出しっていうのが普通だったもんで...。
ノートPCのラインは変更済みなので、4〜6月にかけて、製品アップデート以外で何か新しい製品でもでるのかな。ちょっと期待しておきたいと思いますヨ。
まずは、「Mac mini」。2007年8月以来約1年7ヶ月も変更を受けていなかったので待望のアップデートですヨ。他のデスクトップモデルが刷新されているのに、このモデルだけ忘れられていたかの様な扱いでしたからね。お陰様で、現役モデルとは言えないスペックも、ようやくの追いつきました。けど、筐体デザインは従来のままです。
今回の刷新は、チップセットが、従来のIntel製からNVIDIA製に変更になり、グラフィックチップもGeForce 9400Mとなりました。CPUはCore 2 Duoの2.0GHzをなのであまり変化は感じないのですが、FSBは前の667MHzから1,066MHzに向上しているんだそうです。ようやく最大4GBのメモリ容量なったので、メモリ不足は解消です。標準では120GB HDD搭載モデルが1GB、320GB HDD搭載モデルが2GBとなっています。
モニタ接続は、Mini DisplayPortとMini-DVI端子の2本立てなったので2台のディスプレイを利用したワイドなデスクトップを実現できるそうです。別売のDual-Link DVIアダプタを接続すれば、さらに最大で2,560×1,600ピクセルの表示も可能なんだそうです。
拡張ポートは、FireWire 400が廃止になって、代わりにFireWire 800になり、USB 2.0も1基増えて5基となってるそうですが、FW400の機器を持っている人は買い換え圧力が...、時代の流れですかね。後、アイドル状態の消費電力はより省エネになり45パーセント減の13Wになったそうです。いやあ、エコエコ。
価格は、120GB HDD搭載モデルが69,800円。320GB HDD搭載モデル89,800円とお手頃館が増しております。
次に「iMac」の新モデルなんですが、こちらは2008年4月末以来約10ヶ月ぶりとなるので、「Mac mini」ほど劇的に変わったって事はないです。なので、お馴染みの薄型アルミニウム筐体を引き続き採用してます。ただ、今回発売された全4モデルのうち3モデルが24インチディスプレイを搭載したモデルなり、20インチディスプレイ搭載機は1モデルとなってしまいましたヨ。省スペースなのが欲しい人にとっては選択肢が減ってしまいましたね。
チップセットが、従来のIntel製からNVIDIA製に変更になり、グラフィックチップは低価格モデルがGeForce 9400M、高級モデルが、GeForce GT120とGT130になります。搭載されるCPUは3種類で、20インチと24インチ両方に搭載されるのは2.66GHzで、2.93GHz、3.06GHzは24インチのみとなります。
メモリ容量は全モデル倍増で、20インチモデルが2GB、24インチモデルが4GBを標準装備しています。最大8GBまで増設できるのは嬉しいですヨね。
拡張ポートは、FireWire 400が廃止になって、FireWire 800たけになりました。USB 2.0も1基増えて4基となってるそうですが、なんか、ここだけ「Mac mini」に負けているのは、ちょっとなんだかなと思いますヨ。
価格は、安いモデル順に、128,800円、158,800円、198,800円、244,800円となっていまして、中間モデルがスペック的にお買い得感が高いと思いますヨ。
そして、フラッグシップの「Mac Pro」なんですが、"Nehalem" Xeonの採用とシステムアーキテクチャの刷新を行って、前モデルから約2倍のパフォーマンス向上を実現したと豪語しております。
CPUは、2.66GHz Xeonが採用され、1基搭載したクアッドコア・モデルと、2基搭載した8コア・モデルの2モデルが用意されるそうです。8MBもの共有L3キャッシュを装備し、QuickPath InterconnectというCPU間を高速に接続するという新しいシリアルバス技術を採用しているので、前モデルの3.2GHz 8コア・モデルより速いんだそうですヨ。さらに、BTOオプションとして2.93GHzのXeonも用意されるされるそうですから、スピード狂も満足できるでしょう。
メモリには、3チャンネルの1066MHz DDR3 ECC SDRAMが採用されていて、容量はクアッドコア・モデルが3GB(1GB×3)、8コア・モデルが6GB(1GB×6)を標準装備しています。最大容量はクアッドコア・モデルが8GB、8コア・モデルが32GBとなっています。さらに、内蔵メモリーコントローラと1066MHzのDDR3 ECCメモリとの組み合わせる事でメモリーレイテンシが大幅に短縮されるそうで、。前モデル比較してメモリースループットが最大2.4倍も向上(Apple比)したんそうです。
拡張スロットはPCI Express 2.0が1スロットとPCI Expressが2スロットの計3スロットという構成で、グラフィックスカードにはNVIDIA製のGeForce GT 120(512MB)が採用されています。さらに、BTOオプションでATI製のRadeon HD 4870(512MB GDDR5メモリ搭載)も選択できます。
HDD容量は、共に640GBのシリアルATA HDD(7200rpm)となっています。
外部拡張ポートは、こちらもFireWire 400が廃止となり、USB 2.0×5基、FireWire 800×4基、光デジタルオーディオ入出力ポートとアナログオーディオ入出力ポート、Gigabit Ethernetポート×2という構成になっています。
「Mac Pro」は、Mini DisplayPortとDVIの両方を装備しているそうで、24インチの「Apple LED Cinema Display」、30インチの「Apple Cinema HD Display」は、もちろんの事、DVI入力の他社製ディスプレイもそのまま接続できるそうです。
価格はクアッドコア・モデル278,800円が、8コア・モデル358,800円となっています。性能的には安いんでしょうけど、用途が思いつかないです...。
後、こそっと「MacBook Pro」が小変更。15インチの上位モデルのCPUが2.66GHzのIntel Core 2 Duoになったそうです。価格は、2.4GHzモデルが228,800円から。2.66GHzモデルが288,800円となったそうです。