Political and Economy
ダウンロード違法化阻止をアピールする動画を観て、賛同すると共に気が付いた事。
「やじうまWatch」さんの2月14日の記事で、ダウンロード違法化阻止アピールする動画「【再生60万で】 ダウンロード違法化 絶対阻止 【 ハルヒ虎 】」が、「ニコニコ動画」で高アクセスを記録していると書かれていました。この動画は、文化庁や権利者団体が進めている、インターネットで違法にコピーされた著作物をダウンロードする行為を違法化という動きに対して、その問題点と危険性をインターネットを利用する側の立場から指摘した動画なんです。再生数を60万記録することで、インターネットを利用する側の抗議の声を大きなものにしようというのが趣旨なんだそうです。動画の最後で、賛同してくれるのならblogとかでリンクを張ってくれと書かれていたので、リンクしちゃいますヨ。種火とは言わず、業火にしちゃいましょうヨ。
ダウンロード違法化を簡単に説明すると、インターネット上にある違法にコピーされた著作物をダウンロードする行為を違法化するというものです。言葉だけ聞くと、何にも問題無いんですけど、どんな著作物や、どんな方式でダウンロードすると違法とされるのか定義があいまい過ぎて、個人を犯罪者予備軍化する可能性が示唆されています。動画では、約26分という時間を使って、その問題点と危険性を丁寧に説明しています。
パブリックコメントの6000通にも及ぶ反対意見を封殺してまで、強引に規制強化しようとしているのか、それは関係する利権団体が儲かるからというのは衝撃でしたね。良心をくすぐって告発するぞと脅せば、争うことなく和解金を払うというのは利権以外何者でもないでしょう。
違法にコピーされた著作物をアップロードする側は違法と知りながらやっている訳で、それを取り締まらずダウンロード違法化という別の規制を強化する。さらに、これに著作権侵害の非親告罪化も加われば、後出しかつ胸三寸で権利者団体が違法だと警察に告発すれば、一般の人を簡単に犯罪者に仕立て上げる事も出来、やりたい放題となりますね。何か別の意図があるんじゃないかと思って観てましたヨ。
大マスゴミが、米国様が絡むと弱腰になるので当てにならないみたいですし…、鼻っから期待してませんけどね。
この動画を観終わって(読み終わってと言った方がいいかな)、何か引っ掛かるモノが…。これって、どこかで聞いた話だなと思いませんか。反対派から指摘されている人権擁護法案の問題点とそっくりなんですヨ。
まず、ダウンロード違法化の要点は、
- 違法とされるの定義があいまい過ぎる。
- 権利者団体の権利の方が強い。
- 権利者団体の職員が日本人だけとは限らない。(笑)
次に、人権擁護法案の要点は、
- 人権侵害の定義があいまい過ぎる。
- 人権委員会の権限が強大過ぎる。
- 人権委員会、人権擁護委員に国籍条項が無い。
となります。
つまり、施政者が、利権者の既に持っている利権を過剰に保護し、権力を与え、利権の拡大を容認するというロジックが同じって事ですね。これを通した官僚は、利権団体に認められ天下りをして利権側にまわる所まで同じでしょう。成立後は、都合の悪い人物を犯罪者にして排除すれば、誰も逆らわなくなるというわけですな。利権を持った人達が優遇される社会が構築となるわけですね。
まさに利権拡大の為の勝利の方程式。既に官制不況といわれるぐらい、様々な分野で規制が強化されていますけど、これを更に拡大していけば、利権者にとって、日本はまさにパラダイスってな訳です。
が、そうは問屋が卸さないでしょう。ピンハネ屋が増えると言うことは、連動して現場で働く人間がいなくなると言うことです。身銭をピンハネされるのが分かっていて真面目に働くより、楽してピンハネしている方が良いに決まってます。(100年ぐらい前のお隣の国が、そういう状態でした。その後どうなったか…。)
こんな、馬鹿げた事を国民が容認し続ければ、日本は本当にダメになっていくでしょう。今阻止しないと大変なことになるりますね。政府は左巻きの議員と官僚が牛耳っているので、道はかなり険しいですけど…。
大マスゴミも、期待しちゃダメです。様々な規制を使ってネット言論を封殺し、国民から検証可能なメディアを取り上げることで、大マスゴミの歪曲した扇動放送のみとし国民が何も言えない状態する事を考えているようですから。共犯ってやつですね。
抗議の意味も込めて、動画を見ようじゃありませんか。
後、MIAUという違法サイトからのコンテンツダウンロード違法化への反対意見集約などを目的とする任意団体が活動をしておりまして、こちらも応援いただけると有り難いです。