Political and Economy
中共進出企業の中共撤退まで経緯を知りましたヨ。
政冷経熱と言われる昨今の中国投資ブームは、日本全国の企業を巻き込んで、中共に進出しなければ企業にあらずといった雰囲気ですね。改革開放政策で資本主義に偽装された中共を、すっかり中共が共産主義国というのを忘れ、さも、我々と同じ主義の国だと思い込んでいるのとか思えるほどのフィーバーぶりです。自分の地元の企業も乗り遅れるなとばかりに中共へ進出していますヨ。お陰様で、地元に残った企業を、中共に進出した企業が安い中国産を武器に潰すという、何ともやりきれない現状になっています。社長連中だけ肥太るわけで、不景気な町に不釣り合いな高級車もよく見かけ、格差が広がっいるのを実感しますヨ。
ところが、最近になってポツポツと中共から撤退してくる企業が現れ始めてまして、中小企業が無理して中共に進出しているモノですから、過度に資本を中共の向上に集中しちゃっているところなんかは、そのまま倒産という話なんですヨ。なんか、進出先の役人とか合弁先にイロイロとむしり取られたって話なんです。
また聞きなんで、具体的にどういう経緯で撤退するのか分からなかったのですが、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」のとあるスレッドに書かれたコピペに、簡潔に撤退へ至る経緯がまとめられていたので、引用します。
中国進出企業の方から聞いた話。
- 最初は至れり尽くせりで、良い事ばかり。
- 工場が稼動し始めると、法律がころころ変わり、締め付けが始まる。
- やがて、国や地方の役人に賄賂を使わないと、生産活動ができなくなる。
- 従業員が消耗品、備品を無断で持ち出す。
- 注意すると、日本人は中国人に悪い事をしたと歴史認識で反論してくる。
- 役人がころころ変わる法律を口実に、様々な名目の税金納付を要求してくる。
- しばらくすると同じような工場が近くに出来、追い出しの嫌がらせが始まる。
- 結局、技術や品物を全て盗まれ、資金を搾り取られ、ぼろぼろになり、撤退する。
ほとんどの中国進出中小企業が身ぐるみ剥がされ撤退している。
さすが、守銭奴支那人。後先考えてないところがスゴイです。明日の信用より、今日の金ってやつですか。特に、日本人は嫌われているので何をしても良いと言わんばかりですヨ。進出している企業の皆さんは、この攻撃を日夜かわしていらっしゃるとすれば大変ですね。
で、この後、日本国内で再生産を目指したりするですけど、上記の通り、過度な中共投資のツケ支払いや、中共で生産している企業というイメージのお陰で、あえなく頓挫。そのまま倒産となるみたいです。そんでもって、どんどんと地元が疲弊していくわけですナ。さらに、中共に置いてきた工場を買った中国企業からドンドンの、同じ製品が入ってくるわけですから踏んだり蹴ったりです。
これで、中共のバブルが崩壊なんてことになると、なんとか現地で辛うじて保っている中共進出企業が、日本に帰ってこれずバタバタと倒産。さらに地方が疲弊していくという事になりはしないかと心配してたりします。地場産業の周辺で食ってる会社も連鎖倒産っていうのがありますからね。頑張って日本に残っていた企業がどのくらいあるかで、事態の深刻度は場所によって違うと思いますけど。(そういう企業はウハウハでしょうね)
遅くとも、北京オリンピック後にはバブル崩壊って事になると思うので、個人的には、それに備えてでかい買い物はなるべく控えています。ちょっと気が早い気がしないでもないですが…。